●供給タイヤは電動車用の「ヴェンタスS1エボ3ev」
●シュコダの親会社VWの姉妹モデル「ID.4」にも同タイヤを納入
韓国のハンコックタイヤは18日、今年上半期からチェコのシュコダ自動車の電動SUV「エンヤックiV」向けにタイヤを供給していることを明らかにした。電動車用の「ヴェンタスS1エボ3ev」で、ホイール径はモデルによって異なるが、18~20インチの範囲という。
ハンコックは、シュコダ自の親会社フォルクスワーゲン(VW)の電動SUVで「エンヤックiV」の姉妹モデルである「ID.4」にも同じタイヤを納入している。
新車装着(OE)タイヤはメーカーにとって大きな利益は生まない。しかし、ブランドイメージが向上し、交換品市場で価格を高めに設定できるメリットがある。ハンコックはすでに、外国メーカー50社弱に対し320モデルのOEタイヤを供給してきた実績がある。取引先にはアウディ、BME、メルセデスベンツ、ポルシェなどが名を連ねる。