ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

バンカ・トランシルバニア、フィンテック企業に出資

ルーマニア金融大手バンカ・トランシルバニア傘下のBTインベストメンツは10月31日、金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」事業を手がける新興企業タイムセーフに資本参加したと発表した。スマホ決済ソフトを開発する同 […]

ルーマニア食品大手アルカ、国内に新工場建設

ルーマニアの食品大手アルカグループ(Alka)が同国南部のプロエシュチに新工場を建設する。1万平方メートルの敷地に生産ライン、原料用倉庫、管理棟及び技術センターなどを設置し、クラッカーやスナックを生産する予定だ。投資額は

ルーマニア失業率、9月は5%

ルーマニア統計局(INS)が10月31日発表した9月の失業率(速報値、季節調整済み)は前月より0.1ポイント低下して5%となった。前年同月比では0.7ポイント改善した。15~74歳の失業者数は推定46万2,000人で、前

セルビア国営製薬会社、ブラジル系企業に身売り

セルビア政府は2日、巨額の負債を抱える国営製薬会社ガレニカの株式93.7%をブラジル製薬大手EMSの関連会社であるアエリウス(ルクセンブルク)に売却する契約に調印した。取引額は1,600万ユーロ。アエリウスはガレニカの負

上海電気、セルビアのガス火力発電所建設を受注

セルビアの石油最大手NISは1日、首都ベオグラード近郊のパンチェヴォにガス火力発電所を建設する事業を中国重電大手の上海電気グループに発注したと発表した。2018年4-6月期に着工し、19年10-12月期の稼働開始を目指す

トルコで初の人型ロボット工場が開所

トルコ初の人間型ロボット工場が4日、中央アナトリア地方のコンヤで開所した。ソフトウエア企業アキンソフト・グループ(Akin Soft)のアキンロボティクスが運営するもので、新型の「アダGH5」を生産する。 アキン社長によ

トルコのインフレ率、10月は9年ぶり高水準に

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した10月のインフレ率は前年同月比で11.9%となり、前月の11.2%から0.7ポイント拡大した。これは2008年8月以来の高水準。価格変動の激しい食品や燃料を除いたコアインフレ率も11

ルーマニア政府、税制改正案の骨子発表

ルーマニア政府は10月26日、税制改正法案の骨子を発表した。近く議会の審議にかけ、来年1月からの施行を目指す。 被用者については、◇社会保険料を被用者全額負担とする。料率は2ポイント減の37.25%に引き下げる◇最低賃金

安川電機、スロベニアに産業用ロボット工場建設

安川電機は2日、スロベニア南部のコチェーヴィエに建設する産業用ロボット工場の定礎式を行った。同工場は2018年10~12月期に稼働の予定。2023年のフル稼働時には年6,000台を生産する。約200人を雇用する計画だ。

ルーマニア医薬品販売大手、EBRDが1千万ユーロ融資

欧州復興開発銀行(EBRD)は10月25日、ルーマニアの医薬品販売大手カリホリー・グループに1,000万ユーロを融資すると発表した。卸事業の拡大を支援する。これにより同社は流通網を拡充するとともに新倉庫を整備し、取り扱い

機械部品の独グルーナー、セルビア工場を強化

機械部品メーカーの独グルーナーは先ごろ、セルビア南部のヴラソティンツェ工場の拡張を完了した。メディア報道によると、投資額は650万ユーロに上った。 新しい工場棟は面積3,000平方メートル。受配電設備などに使われるスイッ

英梱包材大手DSスミス、ルーマニア同業を買収

英梱包材大手のDSスミスは18日、ルーマニア同業のエコパックを買収することで合意したと発表した。買収額は約2億800万ユーロ。製品の供給能力向上を図るとともに、東欧市場での事業基盤拡大につなげる。買収手続きは当局の承認を

ルーマニアのアルミ大手が設備投資

ルーマニアのアルミ製造最大手アルロ(Alro)が、南部のスラティナにある精錬所のエネルギー効率改善に向け、2021年までに計1億9,000万米ドルを投資する。現地経済紙の『Ziarul Financiar』によると、すで

ギリシャのピレウス銀、セルビア事業を売却

資産額でギリシャ金融最大手のピレウス銀行は17日、セルビア事業を同国同業ディレクトナ・バンカに売却すると発表した。債務・金融危機で公的救済を受ける際にEUの欧州委員会と合意したリストラ策の一環となる。売却額は5,800億

露ガスプロムネフチ、セルビア子会社に3億ユーロ投資

露ガスプロムの石油子会社ガスプロムネフチ(サンクト・ペテルブルク)は23日、傘下のセルビア石油産業(NIS、ノヴィ・サド)の運営するパンチェヴォ製油所で、深度接触分解(DCC)設備の設置工事に着手したと発表した。同製油所

モンテネグロの海港民営化、中国・アラブ資本が食指

モンテネグロ政府は、主要港湾であるバール港の部分民営化を推進する方針だ。現時点で中国及びアラブ圏の投資家が関心を示している。モンテネグロは過去にも同港の民営化を試みたものの、白紙に戻した経緯がある。 ヌルコヴィッチ交通相

三菱重工傘下の英社、トルコで納入の冷間圧延設備が稼働

三菱重工傘下の英鉄鋼エンジニアリング大手プライメタルズ・テクノロジーズは23日、トルコの鉄鋼メーカーであるトルヤル・トーヨー(イスタンブール)に納入した冷間圧延総合設備が稼働したと発表した。同国南西部のオスマニエ工場向け

トルコテレコム、IoTでGEデジタルと提携

電気通信大手のトルコテレコム(アンカラ)は19日、「モノのインターネット(IoT)」分野における提携で、米ゼネラルエレクトリック・デジタル(GEデジタル、本社:カリフォルニア州サンラモン)と基本合意した。トルコ製造業にお

オーストリア企業、ブルガリアで道路通行料システム整備

オーストリアの交通管理システム大手カプシュ・トラフィックコムは10日、ブルガリアの道路通行料徴収システムの開発・整備業務を受注したと発表した。事業母体であるブルガリア道路インフラ公社(RIA)によると、契約額は1億5,0

独オスラム、ブルガリアに工場開設

照明関連システムを製造するドイツのオスラムは10日、同社初のブルガリア工場が19日に稼働することを明らかにした。5,000万レフ(2,540万ユーロ)を投じて同国第2の都市プロブディフ近郊に建設された新工場では900人を

トルコの中期経済計画、年5.5%の成長を予想

トルコ政府は先月末、2018年から20年にかけての中期経済計画を発表した。政府は国内貯蓄や民間投資の伸びを背景に、この期間の国内総生産(GDP)成長率は実質で年率5.5%に達すると予想する。そうした目標の達成には貯蓄率の

トルコのエネルギー大手ゾルル、アジア・中東事業を強化

トルコのエネルギー大手ゾルル・エナジー(イスタンブール)は10日、アジア・中東のエネルギー事業投資に向けて、アジア開発銀行(ADB)とドバイに合弁会社を設立すると発表した。ソーラー、地熱、風力を中心に国外投資を進め、今後

ブカレスト地下鉄の延伸工事、EUが助成

欧州委員会は3日、ルーマニアの首都ブカレストの地下鉄5号線の延伸事業に対し2億5,180万ユーロを助成することを明らかにした。交通・環境インフラ整備などを目的とした欧州連合(EU)の結束基金(CoheshionFund)

ルーマニア失業率、8月は5.1%

ルーマニア統計局(INS)が2日発表した8月の失業率(速報値、季節調整済み)は前月より0.1ポイント低下して5.1%となった。前年同月比では0.6ポイント改善した。15~74歳の失業者数は推定46万5,000人で、前月よ

露ガスプロム、セルビアのガス貯蔵能力を拡張

ロシア国営ガス会社のガスプロムが、セルビア北部のバナツキ・ドゥヴォールにある天然ガス地下貯蔵庫を拡張する。ミラー社長が3日、セルビアのアンティッチ鉱山エネルギー相に明らかにした。来年の着工に向けて年内に技術設計を決める予

伊藤忠と仏スエズ、セルビアで廃棄物処理発電事業を受注

伊藤忠商事は2日、仏エネルギー大手スエズと共同でセルビアの首都ベオグラードの廃棄物処理発電事業を受注したと発表した。官民連携(PPP)の同プロジェクトでは、新設する廃棄物焼却発電施設で、同市で排出される一般廃棄物を焼却し

セルビア政策金利3.5%に、2カ月連続で利下げ

セルビア中央銀行は9日、政策金利を0.25ポイント引き下げ、3.5%に設定した。中銀は先月、14カ月ぶりに利下げを実施し、政策金利を3.75%としたばかり。12月実施が見込まれる米利上げの影響で市場からの資金流出が懸念さ

ヤンマーがトルコに新会社設立、発電機と農機の需要取り込み

ヤンマーは5日、トルコのイズミールに発電機と農業機械の販売を手がける現地法人を設立したと発表した。建設ラッシュの同国で常用・非常用発電機の需要を取り込むとともに、農業従事者の不足を補える高機能な農業機械を提案していく。

トルコの9月インフレ率11.20%、2カ月連続で上昇

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した9月のインフレ率は前年同月比11.20%となり、6月(10.90%)以来の高水準となった。インフレ率の上昇は2カ月連続。過去12カ月の平均上昇率は9.98%だった。 分野別では「食品

スロベニアの鉄道インフラ整備計画、国民投票で可決

スロベニアで先ごろ実施された鉄道建設プロジェクトに関する国民投票は、建設への賛成票が過半数を占め事業の推進を後押しする結果となった。同プロジェクトはアドリア海沿岸の都市コペルと内陸部のディヴァチャ間の路線を強化し、貨物の

ライアンエアー、ブルガリアに新拠点

欧州最大の格安航空会社(LCC)であるライアンエアー(アイルランド)は19日、ブルガリア東部のブルガスを新たなハブ空港として整備する意向を明らかにした。投資額は1億ドル。1機を常駐させるとともに10路線を追加し、年間利用

ガスプロム、クロアチア企業と長期供給契約締結

ロシア国営ガス会社ガスプロムの輸出子会社ガスプロム・エクスポートは先ごろ、クロアチアの民間ガス会社プルヴォ・プリナルスコ・ドルシュトヴォ(PPD)と長期供給契約を締結したと発表した。期間は今年の10月1日から2027年末

ターキッシュエア、「ドリームライナー」を40機購入

トルコ航空大手ターキッシュ・エアラインズ(イスタンブール)は22日、米ボーイングから中型旅客機「787-9(ドリームライナー)」40機を購入することで基本合意した。2019年から23年にかけて納入される。さらにボーイング

スロベニア医薬品大手クルカ、中国に合弁会社設立

スロベニア後発医薬品大手のクルカ(Krka)は21日、中国に合弁会社を設立すると発表した。アジア事業の拡大が狙い。設立手続きを進め、数カ月以内の立ち上げを目指す。クルカが過半数を出資する。 クルカは今年7月、中国にある製

みずほ銀、ルーマニア・ビジネス環境省と業務協力

みずほ銀行は20日、ルーマニアのビジネス環境・貿易・企業省と業務協力覚書を締結した。FBCがみずほ銀から入手した情報によると、日系企業の進出を支援するのが目的で、ビジネス環境省が持つ豊富な情報を活用し、新規進出や事業拡大

OMVペトロム、オフショア開発に7000万ユーロ

オーストリア石油大手OMVのルーマニア子会社であるOMVペトロムは18日、黒海のイストリア鉱区の浅海域における新たなオフショア開発計画を発表した。油井を年内に2つ、来年中ごろまでに2つを各々2,000メートルの深さまで掘

ムーディーズ、スロベニアを2段階格上げ

米格付大手のムーディーズはこのほど、スロベニアの信用格付けを「投資適格級」の最低水準である「Baa3」から「Baa1」へ2段階引き上げた。見通しは「安定的」とした。 ムーディーズは格上げの理由として、国の予算編成の整理統

ドイツ銀、ブカレストのソフト開発拠点を強化

ドイツ銀行の子会社で銀行向けアプリケーションソフトを開発するDBグローバルテクノロジーは先ごろ、ルーマニアの首都ブカレストに研究開発センターを開設した。投資額は2,000万ユーロ。ベルリン、ロンドン、米ニューヨークとシリ

通信衛星運営のブルガリアサット、ドイツ同業と提携

ブルガリアの通信衛星運営事業者ブルガリアサット(ソフィア)は13日、ドイツ同業のメディアブロードキャスト・サテライト(ケルン)と提携すると発表した。通信衛星「ブルガリアサット1」の顧客基盤を拡大する狙い。 ブルガリアサッ

セルビア、年内に最低賃金を10%引き上げ

セルビア政府と同国の労使が参加する社会経済評議会は11日、年内に最低賃金を10%引き上げることで合意した。政府側はまた、企業に対する課税を強化しないことを約束した。 同国のBeta通信によると、労働組合側は1時間当たりの

東芝、トルコへの地熱発電設備納入に向け交渉権獲得

東芝は19日、トルコ電力大手ゾルルエナジー(Zorlu Energy)に対する地熱発電用蒸気タービン及び発電機の納入で交渉権を獲得したと発表した。2020年までに建設予定の3案件が対象で、合計出力は120メガワット相当と

セルビア中銀が利下げ、政策金利3.75%に

セルビア中央銀行は7日、政策金利を4.0%から3.75%に引き下げた。利下げは昨年8月以来13カ月ぶり。物価が上がりにくい状況が続く見通しであることから、利下げに踏み切った。 同国の7月のインフレ率は3.2%で、前月の3

三菱日立PSと伊藤忠商事、セルビアから排煙脱硫装置を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)と伊藤忠商事は11日、セルビアの二コラ・テスラA石炭火力発電所向けに、世界最大級の排煙脱硫装置(FGD)を2基受注したと発表した。MHPSの欧州拠点法人と、現地建設会社イェディンストヴ

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