ルーマニア・ブルガリア・その他南東欧・トルコ

トルコ政府、東部の振興に1400億リラ

トルコのユルドゥルム首相は先ごろ、同国東部及び東南部の23県に対する1,400億リラ(約425億ユーロ)に上る投資計画を明らかにした。うち620億リラを政府が負担し、残りは民間が拠出する。投資計画には住宅、工場及びスポー […]

東芝映像ソリューション、トルコ企業と提携

東芝映像ソリューションは2日、トルコの家電大手ヴェステル(Vestel)と欧州テレビ事業で戦略的なブランドライセンス契約を結んだと発表した。ヴェステルは東芝ブランドのテレビをOEM生産(相手ブランド先による生産)するほか

ルーマニア、タブレット市場が縮小

ルーマニアの2015年のタブレットの販売台数が2014年から半減したことがわかった。携帯電話及びタブレットの輸入事業者Gersim Impexが先ごろ明らかにした。2014年の販売台数は過去最高となる90万台だった。 同

トルコ中銀、6カ月連続で利下げ

トルコ中央銀行は23日、翌日物貸出金利(上限金利)を0.25ポイント引き下げ8.5%に設定した。利下げは6カ月連続。インフレ率が高水準で推移し、信用格付け引き下げの懸念が強まる中の判断で、市場では政府からの圧力が背景にあ

トルコのエネルジサ、配電事業に15億ドル投資へ

トルコのサバンジュ・グループとドイツのエーオンの合弁電力会社であるエネルジサ(Enerjisa)が、2020年までの5年間で配電事業に総額45億リラ(約15億米ドル)を投じる計画だ。今年は投資総額20億リラ(6億7,00

トルコ鉱工業生産、6月は1.1%増

トルコ統計局(TUIK)が先ごろ発表した6月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比1.1%増となり、17カ月連続でプラスとなったものの、上げ幅は前月の5.6%から4.5ポイント縮小した。前月比(季節・稼働日調整済み

トルコ、光通信網関連の投資拡大

トルコが光通信網の拡充とモバイル通信用基地局の増設を計画している。モバイルデータ通信に対する需要の高まりを背景に、同国の通信事業者は関連施設増設に向けた投資を計画している他、政府も光通信網の普及拡大や第5世代通信の導入に

独シュターダのセルビア子会社、国内同業を買収

独後発医薬品大手シュターダのセルビア子会社ヘモファームは22日、国内同業のイヴァンチッチ&シノヴィ(Ivancic & Sons)を買収したと発表した。取引金額は明らかにしていない。イヴァンチッチの製品、知的財

トルコ航空が赤字転落、治安悪化が響く

政情不安や治安悪化がトルコ航空の決算に黒い影を落としている。同社が20日に発表した2016年4-6月期の最終損益は、前年同期の2億5,300万米ドルの黒字から2億2,600万ドルの赤字に転落した。今後は座席利用率の低い路

トルコ副首相、今年の成長率目標は「達成困難」

トルコのメフメト・シムシェキ副首相は19日、国営放送TRTのインタビューで、今年の成長率を4.5%とする政府目標は「達成が難しい」との認識を示した。先月のクーデター未遂事件をきっかけに経済の先行き不透明感が強まっており、

独シーメンス、ルーマニアの2工場を拡張

独総合電機大手シーメンスは先ごろ、ルーマニアの2工場の拡張工事を完了したと発表した。中部のシビウ工場は床面積を7,800平方メートルに拡大し、工業用及び列車用車体に静電塗装を施す設備を追加した。一方、西部のブジアシュ工場

仏乳製品ラクタリス、ルーマニア企業を完全買収へ

仏乳製品大手のラクタリス(Lactalis)はこのほど、ルーマニア同業アルバラクト(Albalact)の完全買収に向けて、同社の少数株主に1株当たり0.5252レウ(約0.1ユーロ)での買収提案を行った。買収完了後にブカ

タキイ種苗、トルコ同業から野菜育種事業を買収

種苗大手のタキイ種苗(本社:京都)は8日、トルコ同業リト・トフムジュルクから野菜育種事業を買収したと発表した。取引金額は公表されていない。同国を含む中東向けにキュウリ、ナス、ピーマンなどのハウス栽培用種子を供給し、事業拡

トルコのエネ大手、マダガスカルと合弁で発電所を整備

トルコの電力デベロッパーであるアクサ・エナジー(Aksa Energy)は8日、マダガスカル国営電力水道会社Jiramaと合弁で、マダガスカルに重質燃料油(HFO)火力発電所(出力120メガワット)を整備すると発表した。

トルコの7月インフレ率8.79%、3カ月連続で上昇

トルコ統計局(TUIK)が3日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で8.79%となり、前月の7.64%から1.15ポイント上昇した。インフレ率の上昇は3カ月連続。エコノミスト予想の8.11%も上回り、今年1

パナソニック、ゴレニエへの出資比率引き上げへ

スロベニアの家電大手ゴレニエは7月25日、大株主のパナソニックが出資比率引き上げに向けて行う資産の適正評価(デューデリジェンス)に関する条件について合意したことを明らかにした。また、パナソニックによる株式の過半数取得後の

トルコの外国人観光客数が激減、6月は40.9%減

トルコ観光省は7月28日、6月に同国を訪れた外国人は244万人となり、前年同月を40.9%下回ったと発表した。これは1994年に統計を取り始めて以来、最大の下げ幅。観光客を狙ったテロ事件など治安への懸念が背景にあるとみら

トルコ進出企業、投資継続へ

クーデター未遂事件が示す政情不安にも関わらず、多国籍企業の多くは対トルコ投資を継続する方針を表明している。 英ボーダフォンのヴィットリオ・コラオ最高経営責任者(CEO)は、トルコ市場の力強い成長に言及し、自社にとって重要

IBM、クロアチアにサービス拠点開設

米IBMがクロアチアにサービス拠点を開設する。同国のオレシュコビッチ首相が20日明らかにしたもので、首都ザグレブに情報技術(IT)インフラの運用・保守を手掛ける「クライアント・イノベーション・センター」を設置する。稼働は

トルコの消費者信頼感指数、5カ月ぶり低下

トルコ統計局(TUIK)が20日発表した今年7月の消費者信頼感指数は、前月を2.4ポイント下回る67.03となり、5カ月ぶりに低下した。同指数値は3月以来の低水準。 構成指数が軒並み低下した。景気予測指数は前月比1.5ポ

トルコ株価・通貨が下落、非常事態宣言を受け

トルコ政府が20日、クーデター未遂を受けて非常事態を宣言したのを機に、同国株価と通貨リラ相場が大きく低下した。米スタンダード&プアーズ(S&P)による格下げが追い討ちをかけた。リスク拡大を受けて、国債利回りや貸

トルコ中銀、5カ月連続で利下げ

トルコ中央銀行は19日、翌日物貸出金利(上限金利)を0.25ポイント引き下げ、8.75%に設定した。利下げは5カ月連続で、年初以来の下げ幅は2ポイントに達した。主要政策金利である1週間物レポ金利は7.5%、翌日物借入金利

トルコとイスラエル間のガスパイプライン計画が再浮上

トルコとイスラエルが先月28日に関係正常化で合意して以来、両国を結ぶ天然ガスパイプラインの建設計画が再び注目を集めている。トルコでは新たなガス関連事業や建設需要が期待され関連企業の株価が上昇する一方、領海を接し民族対立を

ブルガリア、6月のインフレ率マイナス1.3%

ブルガリア国家統計局(NSI)が12日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス1.3%となり、前月のマイナス2.0%から上昇したものの、インフレ率のマイナスは5カ月連続となった。 最も価格が下がったの

ブルガリアIT大手アルテルコ、9月にIPO

ブルガリアのIT大手アルテルコ(Allterco)が、9月半ばにブルガリア証券取引所に上場する。新規株式公開(IPO)の公募価格帯は1.1~2.2レフで、150万株を公開する。最低5割の売却を目指す。中東欧ニュースサイト

トルコ鉱工業生産が大きく増加、5月+5.6%に

トルコ統計局(TUIK)が14日発表した5月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比5.6%増となり、上げ幅は前月の0.7%から4.9ポイント拡大した。同生産高のプラス成長は16カ月連続。前月比(季節・稼働日調整済み

トルコ航空宇宙産業(TAI)、独子会社設立

トルコ航空宇宙産業(TAI)は11日、ドイツのハンブルクに新たに航空機関連会社TAI GmbHを設立したと発表した。新会社は同社の完全子会社で、機体の設計や開発製造、関連システムの開発を行う予定。TAIは新会社の目的の1

セルビア利下げ、7日物レポ金利4%へ

セルビア中央銀行は7日、主要政策金利である7日物レポ金利を4.25%から4%に引き下げた。通貨安の誘導、物価の押し上げが狙い。主要政策金利と最高・最低金利の差(金利コリドー)も従来のプラスマイナス1.75ポイントから1.

VIG;墺保険大手VIG、アクサのセルビア事業を買収

東欧保険最大手のウィーン・インシュアランス・グループ(VIG、オーストリア)は7日、仏保険最大手アクサからセルビア事業を完全買収すると発表した。同国事業の強化が目的。アクサはセルビアから撤退する。取引額は明らかにしていな

トルコ、イスタンブール運河計画でパナマと提携

トルコ政府がイスタンブール運河(カナル・イスタンブール)建設でパナマと提携する。運河建設・運営の経験豊富な同国のノウハウを活用し、プロジェクトの成功を目指す。 イスタンブール運河計画は、2011年の総選挙前にエルドアン首

トルコのインフレ加速、6月は7.64%

トルコ統計局(TUIK)が4日発表した6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で7.64%となり、前月の6.58%から1.06ポイント上昇した。インフレ率の上昇は2カ月連続。エコノミスト予想の7.0%も上回り、今年2月

HETA、ヒポ・アルペ・アドリア銀の南東欧不動産を売却

オーストリアのヒポ・グループ・アルペ・アドリア銀行(HGAA)の不良資産受け皿機関(バッドバンク)であるヘタ・アセット・レゾリューション(HETA)は6月28日、南東欧5カ国の不動産を管理するセントリスを米ローンスター・

ブルガリア景況感、6月は0.9ポイント改善

ブルガリア国家統計局(NSI)が6月28日発表した6月の景況感指数は、総合指数が5月から0.9ポイント改善した。サービス業を中心に工業、小売・流通各部門の改善が全体を押し上げた。一方、建設業では景況感が悪化した。 業種別

墺製糖大手アグラナ、セルビア同業を買収

オーストリアの製糖および澱粉・果物加工大手のアグラナは6月29日、セルビアの製糖大手スノコ(Sunoko)を買収すると発表した。株式100%を保有するアグリ・ヨーロッパ・キプロスから過半数株を取得する。買収額は非公表。財

UAEのケミーテック、ルーマニアに廃油再生工場を設置

アラブ首長国連邦(UAE)のエンジニアリング企業であるケミーテック(Chemie-Tech)がルーマニアに廃油再生工場を建設する計画だ。投資額は5,600万ユーロで、うち1,500万ユーロを欧州復興開発銀行(EBRD)か

ソフィア国際空港の運営権入札が中止

ブルガリア・ソフィア国際空港運営権をめぐる入札手続きが中止された。同空港の滑走路を建設した企業連合がブルガリア市場競争保護局(KZK)に異議を申し立てたためだ。入札は先月公告され、10月20日に応札が締め切られる予定だっ

三菱日立、コソボの火力発電事業に関心

コソボ経済省は21日、三菱日立パワーシステムズ(MHPS)が同国の石炭火力発電所建設事業参加に関心を示していることを明らかにした。同社の欧州事業関係者がスタヴィレッチ経済開発相を訪問し、コソボのエネルギー開発プロジェクト

トルコ、翌日物貸出金利を9%へ引き下げ

トルコ中央銀行は21日、政策金利の上限にあたる翌日物貸出金利を0.5ポイント引き下げ、9%とすることを決定した。利下げは4カ月連続で、下げ幅は計1.75ポイントに達した。 下限金利を示す翌日物借入金利も0.5ポイント減の

スロベニアのイドリヤモータース、新工場開所

スロベニアの電気モーターメーカー、イドリヤ・モータース(Ydria Motors)が南部のツェルクニツァに新工場を開設した。投資額は約2,400万ユーロ。同時に親会社の独イービーエムパプスト(EBM Pabst)に合わせ

中国交通建設、セルビアで高速道路工事を受注

中国交通建設集団(CCCC)は19日、セルビアにおける高速道路工事を2億3,400万米ドル弱で受注した。対象となるのは首都ベオグラードに近いオブレノヴァツ―スルチンの25キロメートル区間。資金は中国輸出入銀行が融資する。

トルコの3月失業率、10.1%に改善

トルコ統計局(TUIK)が15日発表した3月の失業率は10.1%となり、前年同月から0.5ポイント改善した。季節調整値では9.7%で前月から0.2ポイント低下し、5カ月連続で改善した。 15~24歳の若年失業率は前年同月

トルコ鉱工業生産、4月は0.7%増

トルコ統計局(TUIK)が先ごろ発表した4月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で0.7%増加し、15カ月連続でプラスとなったものの、上げ幅は前月の2.9%から2.2ポイント縮小した。前月比(季節・稼働日調整済み

ソフィア国際空港の運営権入札、最低提示額は12億レフ

ブルガリア政府は先ごろ、ソフィア国際空港運営権の入札手続きを開始した。運営免許期間は35年で、最低12億レフ(約6億1,000万ユーロ)の収入を見込んでいる。応札締め切りは10月20日。 政府の発表した応札条件は、◇年間

ブルガリアの労働力不足が深刻化

ブルガリアで企業が労働力の確保に苦労している。低賃金等を理由に年間4万人が国外へ流出することや、専門知識を持つ労働者の不足などが背景にあり、高い失業率にもかかわらず企業が必要とする従業員を探すのは困難になっている。 現地

ノルウェー国営電力、トルコ水力発電事業を売却

ノルウェーの国営電力大手スタットクラフトは13日、トルコ南東部に建設中の水力発電所を売却すると発表した。年内に手続きを完了させたい意向だ。 対象となるのはボタン川で着工したチェティン発電所。今年2月、トルコ軍とクルド労働

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