ロシア

仏エア・リキード、ロシアで空気分離装置を建設

工業ガス世界2位の仏エア・リキードは7日、ロシアのニジニ・ノヴゴロド州で空気分離装置を建設すると発表した。総工費は6,000万ユーロ。同国の工業ガス市場は大幅な成長が見込めるため、今後も現地投資を拡大し、競合の米エアープ […]

ガスプロム、極東で輸出基地の建設を計画

ロシア国営ガス企業ガスプロムが中国と韓国に接する極東沿海地方(州都ウラジオストク)で天然ガスの液化・圧縮プラントの建設を計画している。同地方をアジア向けのガス輸出の拠点とし、中東のガス産出国からシェアを奪うのが狙いだ。同

小売大手オーケイ、年内にIPO実施

ロシアの食品小売大手オーケイ5日、年内にロンドン証券取引所で新規株式公開(IPO)を実施すると発表した。事業拡大に向けた資金調達が目的で、調達額は最大で5億米ドルに上ると見られる。 \ 同社によると、今回のIPOではグロ

イケア、ロシアでの新規投資を凍結

スウェーデンの家具製造販売大手イケアは、ロシアでの事業拡大路線を転換する。7日付けのロシア経済紙『ベドモスチ』が報じたところによると、モスクワ近郊に建設される欧州最大のショッピングモールへの出店など全ての新規投資計画を凍

携帯大手ビンペルコム、エジプトと伊の同業買収

ロシアの携帯電話サービス事業者ビンペル・コミュニケーションズ(ビンペルコム)は4日、エジプトのオラスコムテレコムとイタリアのウインドの同業大手2社を、エジプト人富豪ナギーブ・サウィリス氏率いる投資会社ウェザー・インベスト

ロシア成長率、2010~12年まで4%-財務相観測

ロシアのクドリン財務相は5日にモスクワで開かれた民間主催の投資フォーラムで、2010年の経済成長が4%に達し、11年、12年もそれぞれ4%で安定成長するとの観測を示した。また、インフレ率は年内に8%以下に収まって1992

ロシア、トラック販売に回復の兆し

ロシアのトラック販売に回復の兆しが見えてきた。今年1-3月期の大型トラック(16トン以上)の国内販売台数は前年同期比87%増の1,995台に大幅拡大。軽トラック(2.8~6トン)は6%増の2万1,062台、国外メーカーの

NSN、ロシアにサービスセンター開設

通信回線サービスのノキアシーメンスネットワークス(NSN)は先ごろ、通信ユーザー向け回線ネットワーク運用サービス(マネージド・サービス)を通信業者から請け負う「グローバルネットワーク・オペレーションセンター(GNOC)」

日本たばこ、CISでの需要回復に期待

日本最大手で世界3位のたばこメーカーである日本たばこ産業(JT)は9月28日、ロシアとその周辺国における販売が回復するとの見通しを示した。景気改善を受けて夏以降、販売量がわずかながら増加に転じているためだ。同社は日本での

IFC、ロシアの投資銀行に出資

世界銀行の民間融資部門である国際金融公社(IFC)が、11月初めにロシアの投資銀行Otkritieの株式15%を1億米ドルで取得する。世銀の理事会がこのほど、同計画を承認した。IFCはOtkritie株を5年間、保持する

「税優遇措置は今後も尊重」=首相、外国自動車メーカーに

ロシアのプーチン首相は21日、政府が外国自動車メーカーの現地調達率引き上げを検討している問題で、現行の税優遇措置を尊重する意向を示した。 \ サンクトペテルブルク近郊で行われた外国自動車メーカー幹部との会合で、「現地生産

イランへの武器供与を禁止

ロシア大統領府は22日、メドベージェフ大統領がイランへの対空ミサイルシステム「S-300」の供与を禁止する大統領令に署名したと発表した。国連安全保障理事会での対イラン追加制裁決議を受けた措置で、戦車、兵員輸送装甲車、軍用

割安感強い石油株

ロシアの株式市場は金融危機の打撃から力強い回復をみせているが、株価収益率(PER)は6.5倍と、新興国の株式市場の平均値である12倍を下回っており、依然として割安な水準にある。基幹産業である石油部門でも株価の戻りは遅く、

ルクオイル、自社株を買い戻し

ロシア石油2位のルクオイルは26日、伊ウニクレディト率いる投資家グループと共同で、米コノコフィリップスから自社株5%を24億米ドル弱で買収した。同日が期限の買い戻し権を行使したもので、契約で定められた株数の半数弱を取得し

中露首脳、エネルギー協力強化で合意

ロシアのメドベージェフ大統領と中国の胡錦濤国家主席は27日、北京で会談し、エネルギー分野における両国の提携強化に向けた基本合意書に調印した。エネルギーの供給大国と消費大国が協力する形で、急速に増加する中国のエネルギー需要

ロシア自動車大手GAZ、中国・第一汽車と合弁へ

ロシア自動車大手のGAZは27日、中国の第一汽車(FAW)と大型トラックの合弁生産で合意した。FAWがモデルノウハウを、GAZが製造設備及び人員を提供する。投資規模や出資比率、生産車種、生産規模など具体的な点は今後詰める

仏ロレアル、ロシア工場がオープン

フランスの大手化粧品メーカーであるロレアルは23日、同社初のロシア工場を開所した。現地生産を通じて需要拡大に迅速に対応できる体制を整え、市場の成長を追い風に事業を拡大させる狙い。 \ 新工場はモスクワの南西85キロメート

SBI、モスクワ駐在員事務所を開設

SBIホールディングスは24日、モスクワに駐在員事務所を開設したと発表した。新興市場への進出で事業拡大を図る戦略の一環で、ロシアにおける情報収集を強化する。 \ ロシアではすでに総合金融大手のIFCメトロポールと共同で投

ロシアとノルウェー、境界画定協定に調印

ロシアとノルウェーは15日、バレンツ海と北極海の境界画定協定に調印し、40年来の係争に終止符を打った。同時に鉱物資源の開発における協力でも合意し、同海域の経済利用が急速に進みそうだ。調印式はロシア北部の港湾都市ムルマンス

ロシア、中国とのエネルギー協力を強化

ロシアがエネルギー分野における中国との協力関係を強化する。セーチン副首相は21日、天津で中国の王岐山副首相と会談し、石油、天然ガス、原子力、電力、石炭などの分野で、提携を進めていく意向を確認した。ロシアのRIAノボスチ通

ロシア、排出性能に応じた車両税導入を検討

ロシア産業省は、有害物質の排出量が多い自動車への課税を強化する方針だ。国内の新車販売を促進する狙いで、課税額を最大で100%引き上げる。15日付の現地英字紙『モスクワ・タイムズ』(オンライン版)が『ベドモスチ』紙の報道と

ロステクノロジー、ボーイング機を50機購入

ロシアの国営商社であるロステクノロジー(RT)が、米ボーイングから次世代737型旅客機50機を購入する。平均標準価格を基にした発注規模は37億米ドル。契約は35機の追加購入オプションを含んでおり、10月の監査役会の許可を

自動車関連メーカー、ロシア生産を強化

自動車関連メーカーがロシアでの生産強化に動いている。カナダの部品大手マグナと韓国・現代自動車が21日、サンクト・ペテルブルク工場の操業を開始したほか、PSAと三菱のカルーガ合弁工場では新たに3車種の生産態勢に入った。ロシ

ロシア新車販売、8月は51%増

欧州ビジネス協会(AEB)がまとめたロシアの2010年8月の乗用車・軽商用車の新車販売は、16万8,627台となり、前年同月に比べ51%増加した。政府が3月から新車への買い替え奨励制度を導入して以来、6カ月連続で前年実績

ロシア、ブロードバンド世帯普及率が25%に

ロシアでインターネットの利用が拡大している。モスクワの調査会社AC&Mコンサルティングによると、高速インターネットを利用する世帯数は今年上半期だけで200万世帯増え、累計で1,327万世帯に拡大した。これは、国

プーチン首相、12年大統領選出馬を示唆

ロシアのプーチン首相は6日、2012年の大統領選挙に出馬する可能性を示唆した。2000~08年まで連続2期で大統領を務めた同首相は、連続3選を禁止した憲法の規定に従って大統領を退任したが、12年の大統領選に出馬して返り咲

ロステクノロジー、国内初のバイオ燃料工場を建設

国営持ち株会社ロステクノロジーは13日、ロシア初となるバイオ燃料工場を建設すると発表した。イルクーツク地方で来年3月に着工する。木くずを原料としてバイオブタノールを生産する。 \ 同プロジェクトは、メドベージェフ大統領の

鋼管最大手のTMK、上期に黒字転換

ロシア最大の鋼管メーカーであるTMKが10日発表した2010年1-6月期の最終損益は6,730万米ドルの黒字となり、前年同期の2億400万ドルの赤字から黒字転換した。米国事業の好調が業績改善に大きく貢献した。 \ 売上高

セベルスタリ、第2四半期に黒字転換

ロシアの鉄鋼大手セべルスタリが6日発表した2010年4-6月期連結決算は、売上高が前期比53.1%増の42億4,500万米ドル、利払い・税・償却前利益(EBITDA)が94.1%増の9億5,500万ドルだった。生産拡大と

アルファバンク、6月中間期に大幅増益

ロシア最大の民間商業銀行であるアルファバンクが9日発表した2010年6月中間期決算(国際会計基準)は、最終利益が2億9,600万米ドルとなり、前年同期の49倍に急増した。景気回復による不良債権の減少や、融資事業の好調が利

サウス・ストリームの実現可能性は低い=独元外相

ナブッコ・プロジェクトに関し、独RWEの顧問を務めるヨシュカ・フィッシャー元ドイツ外相は、9日付の独『ハンデルスブラット』紙のインタビューで、ロシアの競合プロジェクト「サウス・ストリーム計画」について、「経済性のみならず

フォルクスワーゲン、ロシア現地生産強化へ

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)がロシア現地生産を拡大する。カルーガ工場の生産能力を強化するほか、現地大手のGAZに自社ブランド車の組み立てを委託する方向だ。成長著しいロシア市場で事業を拡大し、販売急増を狙う。プー

コカコーラ、ロシア同業を買収

米飲料大手コカコーラは1日、ロシア同業のニダン・ジュースを買収したと発表した。取引金額は明らかにされていないが、現地アナリストは債務肩代わり分を含め、最大で4億5,000万米ドルと推測している。 \ コカコーラはニダンの

ルクオイル、カスピ海事業で優遇税率適用へ

ロシアの石油大手ルクオイルは31日、カスピ海コーチャギン油田で生産する石油に対し、政府から優遇税制適用の確約を得たと発表した。ロスネフチやTNK-BPが操業する東シベリア地域の油田と同様、70%前後の輸出税減税を見込んで

メドベージェフ大統領、就任から2年

ロシアのメドベージェフ大統領は5月7日、4年間の任期の折り返し地点を迎えた。政府機関紙『ロシスカヤ・ガゼータ』は、メドベージェフ政権のこれまでの評価と、今後の政治の動向について、専門家の意見を掲載している。 \ 近代発展

イジェアフト、ラーダモデルを受託生産

昨年8月に破産申請したロシアの自動車メーカー・イジェアフトが、今週にも生産を再開する。国内最大手アフトワズの「ラーダ」を受託生産するほか、韓国の現代・起亜グループとも生産を請け負う方向で交渉が最終盤に入っている。ただ、多

ロシア、穀物禁輸措置を延長

ロシアが穀物禁輸措置を来秋まで延長する。輸出業者が解禁後の国外出荷をにらんで穀物在庫を保管し続けることを防ぎ、国内における流通を保証する狙い。穀物輸出大国のロシアからの市場供給が滞ることで、国際市場での価格高騰が懸念され

ルサール、4-6月期に黒字転換

アルミニウム生産の世界最大手ルサールが8月30日発表した2010年4-6月期決算は、最終損益が前年同期の2億3,000万米ドルの赤字から、10億2,000万ドルの黒字に転換した。世界的な需要回復によるアルミ価格高騰を追い

ガスプロム、1-3月期利益が3倍に

ロシアのガス最大手ガスプロムが2日発表した2010年1-3月期連結決算(国際会計基準ベース)は、売上高が前年同期比14%増の9,568億ルーブル、税引前利益が186%増の4,217 億ルーブルと大幅な増収増益を記録した。

ロシア政府、国内自動車産業の保護強化へ

ロシア政府が国内自動車産業の保護を強化する方針だ。プーチン首相は30日、報道専門テレビ局ヴェスチ24の取材に対し、外国車の輸入にかかる関税率を段階的に引き上げる考えを示した。外国メーカーが輸入する部品に対する関税について

ガス価格上昇を予測=ガスプロム社長

天然ガス世界最大手であるガスプロムのメドベージェフ社長はこのほど、ガス価格が今後、急激に上昇するとの見通しを明らかにした。2012年には金融危機前の水準に戻り、現在の相場のほぼ2倍に高騰するとみている。25日付のドイツ版

モスクワ・モーターショーが開幕

ロシア最大の自動車ショーであるモスクワ国際モーターショーが8月25日開幕した。金融危機の打撃から順調な回復を遂げる同国の自動車市場に、メーカー各社は新型車投入や現地生産の拡大を急いでおり、成長市場を巡る各社の販売競争が激

マイクロ電子工学産業保護を要請

ロシアの複合企業AFKシステマのエフトゥシェンコフ社長とナノテクノジー振興を支援する国策企業ロスナノのチュバイス社長はこのほど、プーチン首相に国内マイクロエレクトロニクス産業保護に向けた対策を講じるよう要請した。8月25

ズベルバンクの業績回復にブレーキ

ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクが25日発表した2010年4-6月期の純利益は208億ルーブル(6億7,500万米ドル)となり、ロイター通信アナリスト予測中央値の232億ルーブルを下回った。不良債権と引当金の増加が足か

外国人所有物への新関税を撤廃へ

8月25日付のロシアの英字日刊紙『モスクワ・タイムズ』によると、政府は7月に導入した外国人の所有物に対する関税を撤廃する方針だ。欧米の商工会議所などから抗議が相次いでいることが理由。 \ ロシアは7月1日、カザフスタン、

ルノー、ロシアで新たに3車種を現地生産

仏自動車大手ルノーは25日、ロシアで新たに3車種を生産すると発表した。戦略市場と位置付けるロシアでの販売拡大が狙いとみられる。今年から来年にかけ、順次生産を開始する計画だ。 \ 現地生産するのは、小型車「メガーヌ」のハッ

イヴェコの装甲車、ロシア現地生産へ

ロシアの国営産業持ち株会社ロステクノロジーが、伊イヴェコブランドの装甲車の国内生産に乗り出す。政府による国軍近代化の方針に沿うもので、2011~16年の6年間で1,775台を国防省に納入する予定だ。政府による調達金額は総

ロシア小売売上高、7月も引き続き増加

ロシア連邦統計局は18日、7月の小売売上高が前年同月比で6.6%増加したと発表した。小売売上高が前年同月比で増加したのは7カ月連続で、伸び率は08年11月以来で最大となった。 \ 実質賃金が6.8%、可処分所得が5.2%

アフトワズ、上期46%増収

ロシアの自動車大手アフトワズが16日発表した2010年1-6月期決算(国内会計基準ベース)は、売上高が587億6,200万ルーブルで前年同期を46%上回った。3月に導入された新車買い替え奨励措置を追い風に、国内販売が高水

「穀物輸入の必要なし」=ロシア農業省

ロシア農業省は20日、年内の穀物輸入はないと言明した。数百万トンの輸入が必要になるとするメディア報道を否定するもので、アクショーノフ報道官は「市場騰貴を狙った穀物トレーダーの一部が流したうわさに過ぎない。需要を満たせるだ

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