欧州中銀、物価・成長見通しを上方修正
欧州中央銀行(ECB)は14日発表した最新の内部経済予測で、ユーロ圏の2018年のインフレ率を1.4%とし、前回(9月)の1.2%から0.2ポイント上方修正した。向こう3年間の予想成長率も引き上げた。ただ、同日に開いた定 […]
欧州中央銀行(ECB)は14日発表した最新の内部経済予測で、ユーロ圏の2018年のインフレ率を1.4%とし、前回(9月)の1.2%から0.2ポイント上方修正した。向こう3年間の予想成長率も引き上げた。ただ、同日に開いた定 […]
欧州議会とEU加盟国は15日、マネーロンダリング(資金洗浄)やテロ資金供与を防止するためのEU指令(2015年制定)を改正し、ビットコインをはじめとする仮想通貨やプリペイドカードなどの電子マネーを新たに規制の対象とするこ
ドイツ銀行は14日、ポーランドのリテール事業などをスペイン同業バンコ・サンタンデールの現地子会社バンク・ザホドニに売却することで合意したと発表した。リテール事業見直しの一環。ポーランドはリテール市場の競争が厳しい上、外資
ロシア中央銀行は15日、主要政策金利の7日物入札レポ金利を8.25%から0.5ポイント引き下げ、7.75%とすることを決めた。下げ幅は市場予測の0.25ポイントを大幅に上回った。 利下げは今年6度目。18日から新金利を適
米金融大手ゴールドマン・サックスなど大手金融機関がポーランド拠点の強化を計画している。ロイター通信が5日報じたもので、ゴールドマン・サックスが2018年中にポーランド国内で250人を新規雇用するほか、英大手銀行スタンダー
東欧保険最大手のウィーン・インシュアランス・グループ(VIG、オーストリア)は11日、クロアチアの2子会社を来年4月末日付で合併させると発表した。保険商品の銀行窓販(バンカシュアランス)事業を強化する狙い。実行に当たって
化学大手の独BASFとロシア系投資会社レターワンは7日、それぞれの石油・天然ガス事業を合弁化することで基本合意した。ポートフォリオの最適化やシナジー効果を通して安定的に利益を確保できる体制を構築する考え。今後は資産査定を
欧州委員会は6日、ユーロ圏の統合深化に向けた機構改革案を発表した。EU版の国際通貨基金(IMF)となる「欧州通貨基金(EMF)」の創設を柱とする内容。今月中旬に開くEU首脳会議で協議を開始する。 EUではギリシャに端を発
主要国の金融監督当局で構成されるバーゼル銀行監督委員会は7日、国際規模で事業を展開する銀行の新たな自己資本規制「バーゼル3」について最終合意した。これを受けて欧州委員会のドムブロフスキス副委員長は同日、EUが新規制を20
米格付け大手のスタンダード・アンド・プアーズ(S&P)とフィッチ・レーティングスは1日、ブルガリアの信用格付けを引き上げた。経済好調や対外債務の減少、財政赤字の削減などが評価された。 S&Pは「BBプ
みずほ銀行と三井住友銀行(SMBC)、米JPモルガン・チェース銀行は11月28日、ロシア国営ガス会社のガスプロムに5年間で総額10億ユーロの融資枠を設定する契約を締結した。3行は昨年末からガスプロムに対し融資する調整を進
欧州中央銀行(ECB)は11月27日に発表した金融安定に関する報告書で、ユーロ圏の銀行の不良債権処理を進めるため、不良債権の電子取引所を創設することを提唱した。透明な取引システムを整備し、より多くの投資家を不良債権市場に
欧州委員会は11月27日、決済サービスの安全性向上を目的とする新たな規制の枠組み「決済サービス指令(PSD 2)」の運用ルールを定めた「規制技術基準(RTS)」を発表した。決済業務を担うすべての事業者に共通ルールを適用し
スペイン2位銀行のバンコ・ビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア(BBVA)は11月29日、国内の不動産事業の大半を米投資会社サーベラス・キャピタル・マネジメントに売却することで合意したと発表した。中核事業に経営資源を集中す
みずほ銀行と三井住友銀行(SMBC)、米JPモルガン・チェース銀行は11月28日、ロシア国営ガス会社のガスプロムに5年間で総額10億ユーロの融資枠を設定する契約を締結した。3行は昨年末からガスプロムに対し融資する調整を進
米金融大手のJPモルガンが独フランクフルト市で新たなオフィスを借り受けた。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、独拠点を大幅に拡大することになる。独法人のドロテー・ブレシング社長が従業員に宛てた文書
ドイツの消費者が財布に持つ現金は平均103ユーロに上り、ユーロ加盟国のなかで最も大きいことが、欧州中央銀行(ECB)のアンケート調査報告で分かった。ドイツ人の現金信仰が改めて裏付けられた格好で、無現金社会は当面、「遠い未
中国と東欧16カ国が定期的に行っている首脳会議(16+1首脳会議)が27日、2日間の日程で始まった。大型インフラプロジェクトを中心とした協力を進め、経済関係を強化する目的で開かれているが、西欧の欧州連合(EU)加盟国では
チェコの投資会社PPFは25日、同国の鉄道車両製造大手シュコダ・トランスポーテーションを完全買収することで株主と合意したと発表した。契約にはシュコダへの運転資金の供給も含まれる。買収額は公表されていない。当局の承認を経て
市場調査大手のGfKが28日発表したドイツ消費者景況感指数の12月向け予測値は11月の確定値(10.7)と同じ10.7となり、これまでに引き続き高い水準を保った。景気の見通しに関する11月の指数(12月向け予測値の算出基
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)とロシア系投資会社レターワンがそれぞれの石油・天然ガス事業を合弁化する方向で交渉している。ブルームバーグ通信が報じ、BASFが24日に追認したもので、成約した場合はBASF
EUは20日に開いた総務相理事会で、英ロンドンにあるEU主要2機関の移転先を決定した。EUの薬事規制を統括する欧州医薬品庁(EMA)はオランダのアムステルダム、銀行監督を担当する欧州銀行監督機構(EBA)は仏パリに移転す
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が中国のショッピングセンターを投資対象とする不動産ファンドを立ち上げる。同国ではネット通販市場が拡大しているものの、高級ショッピングセンターはこれに対抗して成長していくと判断したためで
米金融大手ゴールドマン・サックスは英国の欧州連合(EU)離脱後、EU事業の統括拠点を独フランクフルトと仏パリの2カ所に設置する考えだ。ロイド・ブランクフェイン最高経営責任者(CEO)が仏『フィガロ』紙に明らかにしたもので
米投資大手サーベラス・キャピタル・マネジメントは15日、独銀最大手ドイツ銀行の株式3%を取得したことを明らかにした。サーベラスは独銀2位のコメルツ銀行の株式(5.01%)も7月に取得していることから、市場には同社がドイツ
ドイツの生命保険の3分の1以上が昨年、顧客に対する支払保証額を資産運用で賄えなかったことが、クローズドブック事業者ポリセン・ディレクト(Policen Direkt)の調査で分かった。歴史的な低金利を背景に、主要な運用手
オーストリアの銀行大手ライファイゼンバンク・インターナショナル(RBI)は17日、ポーランド子会社ポルバンクの外貨建て個人向け住宅債権を同社から切り離し、自社に移管する(カーブアウト)と発表した。来年5月15日までに予定
ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクが15日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は前年同期比63.6%増の2,241億ルーブル(31億4,800万ユーロ)となり、過去最高を記録した。景気の回復を背景に融資
ギリシャのチプラス首相は13日、財政再建が進んでいることを受けて、年末に14億ユーロ規模の貧困層支援策を実施すると発表した。基礎的財政収支(プライマリーバランス)の黒字分を活用する。 首相がテレビでの演説で打ち出した同措
ロシア最大手銀行の国営ズベルバンクが15日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は前年同期比63.6%増の2,241億ルーブル(31億4,800万ユーロ)となり、過去最高を記録した。景気の回復を背景に融資
ドイツ銀行は行員数を将来的に大幅に削減するもようだ。ジョン・クライアン頭取は『フィナンシャル・タイムズ』紙のインタビューで、「わが行は9万7,000人を雇用している。競合大手の大半はその半分に過ぎない」と発言。デジタル技
ドイツの税務・検察当局がコメルツ銀行を対象に7日、立ち入り調査を実施していたことが10日、明らかになった。金融業界メディアが報じ、同行が追認したもので、「カム・エクス(Cum-Ex)」というルールを悪用した違法な税還付に
ハンガリーのシーヤールト外務貿易相は6日、同国とポルトガルを対象とした投資ファンド、イースト・ウエスト・ベンチャーキャピタル(VC)ファンドを設立したと発表した。今後8年間で2,000万ユーロを両国の中小企業に投資してい
政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は8日、メルケル首相に提出した秋季経済予測で、堅調な経済が続く現在を政策見直しの好機と捉え、将来の課題への対策に取り組むよう提言した。「母親年金」や「63歳年金」など社会保障を重
高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が7日発表した7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBIT)は23億400万ユーロとなり、前年同期を3.2%下回った。自動車部門の技術開発コストと特許・サプライヤー絡みの係争が響いた
半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)が14日発表した2017年9月期暫定決算の営業利益(特別要因を除く)は前期比23%増の12億800万ユーロへと大きく拡大した。自動車の電動化やアシスト化、製造業のIoT化が追い風
独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が9日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純損益は4億7,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(2億8,800万ユーロ)から大幅に改善した。自社ビル「コメルツ銀行タワー」と
再保険世界最大手のミュンヘン再保険が9日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純損益は14億3,800万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(6億8,500万ユーロ)から大幅に悪化した。主要市場の米国を相次いで襲ったハリケ
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が10日発表した7-9月期(第3四半期)決算の営業利益は前年同期比17.3%減の24億7,700万ユーロと大きく落ち込んだ。ハリケーン被害で保険金支払い額が膨らんだことが響いた格好で、
欧州委員会は10日、欧州中央銀行(ECB)が先月まとめた銀行の不良債権処理に関する新たな指針案について、ユーロ圏のすべての銀行に対して一律に貸倒引当金の増額を求めるルールを適用すべきではないとの見解を明らかにした。指針案
EUは6日に開いたユーロ圏財務相会合で、EUの統合深化に向けたユーロ圏の機構改革について協議した。デイセルブルム議長によると、大きな焦点となっているユーロ圏共通予算を創設する案をめぐっては、多くの国が支持を表明。これを含
伊大手銀行バンカ・モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナ(BMPS)が7日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は2億4,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(30億7,300万ユーロ)から急回復した
独金融大手コメルツ銀行が9日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の最終損益は4億7,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(2億8,800万ユーロ)から大幅に改善した。自社ビル「コメルツ銀行タワー」の売却、
バルト3国のエストニア、ラトビア、リトアニアの財務相は6日、3カ国の金融市場を統合することで基本合意した。市場規模を拡大することで投資の活発化と経済強化、雇用創出につなげたい考えだ。EUと欧州復興開発銀行(EBRD)の協