ソフト・ウエア

コンチネンタル―農業向け事業強化へ―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)が農業向け事業を強化する。自動車事業への依存度を引き下げることが狙いで、同社が持つ自動運転やビッグデータ解析のノウハウを農業分野に投入する考えだ。 自動車事業は同社の売上高( […]

オペル―PSAとのシナジー、今後3年で11億ユーロに―

仏自動車大手PSAの子会社となった独オペルは9日、業績改善計画「PACE」を発表した。PSAとのシナジー効果などを通してコストを大幅に削減し、安定的に利益を稼ぎ出せる体制を構築することが狙いで、可能な限り早く黒字転換を実

シーメンス―製造業のIoT化が追い風に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が9日発表した2017年9月通期決算の産業分野の利益(買収などの企業結合に伴い取得した無形資産の償却費用を計上する前のEBITに財務収益を加えた利益)は94億5,300万ユーロとなり、

インフィニオン―車・IoT追い風に、営業益23%拡大―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)が14日発表した2017年9月期暫定決算の営業利益(特別要因を除く)は前期比23%増の12億800万ユーロへと大きく拡大した。自動車の電動化やアシスト化、製造業のIoT化が追い風

ドイツ銀行

ドイツ銀行は行員数を将来的に大幅に削減するもようだ。ジョン・クライアン頭取は『フィナンシャル・タイムズ』紙のインタビューで、「わが行は9万7,000人を雇用している。競合大手の大半はその半分に過ぎない」と発言。デジタル技

富士通がヒアと戦略提携、モビリティサービスと自動運転で

富士通は7日、欧州デジタル地図大手のヒア・テクノロジーズ(オランダ)と戦略提携することで合意したと発表した。両社の技術を統合ソリューションとして連携させた上で、先進モビリティサービスと自動運転を開発する世界の自動車メーカ

バンカ・トランシルバニア、フィンテック企業に出資

ルーマニア金融大手バンカ・トランシルバニア傘下のBTインベストメンツは10月31日、金融とIT(情報技術)を融合した「フィンテック」事業を手がける新興企業タイムセーフに資本参加したと発表した。スマホ決済ソフトを開発する同

トルコで初の人型ロボット工場が開所

トルコ初の人間型ロボット工場が4日、中央アナトリア地方のコンヤで開所した。ソフトウエア企業アキンソフト・グループ(Akin Soft)のアキンロボティクスが運営するもので、新型の「アダGH5」を生産する。 アキン社長によ

タクシー配車サービス スロバキア

スロバキア初のタクシー配車サービスを提供する。2012年の設立当初は利用数が月わずか100件だったのが、現在は1日当たり1,500件まで拡大した。 登録ドライバーはタクシー免許の所持者に限定していたが、この10月からは免

コンチネンタル―ITセキュリティのアーガス買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は3日、車両用ITセキュリティ分野で高い技術を持つイスラエルの新興企業アーガス・サイバー・セキュリティを買収すると発表した。今後の普及が見込まれるコネクテッドカーと自動運転車

富士通―ヒアと戦略提携、モビリティサービスと自動運転で―

富士通は7日、デジタル地図大手の蘭ヒア・テクノロジーズと長期戦略提携することで合意したと発表した。両社の技術を統合ソリューションとして連携させたうえで、先進モビリティサービスと自動運転を開発する世界の自動車メーカー、交通

ダイムラー―デジタルサービス事業者を買収―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は6日、デジタルサービス事業者の独CINTEOを買収したうえで社名をメルセデスベンツ.ioに改めたと発表した。単なる自動車メーカーからインターネットを活用したモビリティサービス

フォルクスワーゲン―量子コンピューターでグーグルと協業―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は7日、量子コンピューターの分野で米IT大手グーグルと協業すると発表した。グーグルの量子コンピューターを利用して渋滞緩和・解消、新素材、自動運転実現の前提となる先

オスラム―コンチネンタルと合弁、知的自動車照明で―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は6日、自動車向けの知的照明ソリューションの合弁会社を自動車部品大手のコンチネンタルと設立することで基本合意したと発表した。両社の強みを組み合わせることで最先端の照明システムを一手に提供

カウフホーフ―競合カールシュタットの親会社が買収も―

オーストリアの不動産大手シグナがカナダ小売大手HBCハドソンズ・ベイ・カンパニー(HBC)に対し独デパート子会社ギャラリア・カウフホーフを買収することを打診した。シグナはカウフホーフの競合カールシュタットの親会社であるこ

ハロー・フレッシュ―IPOに成功―

食料品のインターネット販売を手がける独ハロー・フレッシュ(ベルリン)は2日、新規株式公開(IPO)を実施した。初値は10.60ユーロで、公開価格(10.25ユーロ)を3.4%上回る水準。公開益3億1,800万ユーロを米国

コンチネンタル―リトアニアに車載電子機器工場―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は10月30日、リトアニアのカウナスに車載電子部品工場を建設すると発表した。欧州需要の拡大に対応する狙い。同社がリトアニアに生産施設を設けるのは初めて。 5年間で総額9,50

独自動車業界のR&D投資は年390億ユーロに

独自動車工業会(VDA)のマティアス・ヴィスマン会長は10月25日に開催された『ハンデルスブラット』紙のシンポジウムで講演し、独自動車業界の研究開発投資が年390億ユーロを超えることを明らかにした。日本と米国の自動車業界

独車部品フーフ、ルーマニアで増員

自動車向けキーロックシステムを生産する独フーフ・ヒュルスベック・ウント・フュルスト(以下:フーフ)のルーマニア拠点がこのほど、従業員を500人に増員した。現地独語紙『ADZ』が伝えたもので、今年上半期だけで76人を雇用し

仏車部品ヴァレオ、チェコR&D拠点拡大

自動車部品大手の仏ヴァレオはこのほど、チェコのプラハにある研究開発(R&D)センターを拡張する計画を明らかにした。投資額は1億2,500万コルナ(490万ユーロ)。既存の施設の隣接地に床面積2,300平方メートルの施設を

ドイツ鉄道、自動運転バスの公道運行を開始

ドイツ鉄道(DB)は25日、ドイツ南東部のバート・ビルンバッハにある保養地で小型の自動運転バスの公道運行を開始した。町の中心部から公衆浴場までの約700メートルを2台が走行する。バスには緊急時の運転に対応する乗員1人が乗

スマート家電、利用者の4人に3人が満足

ネット接続機能を持つスマート家電を利用するドイツの消費者の74%が機能に満足していることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。満足度が最も高い製品はシャッターで90%を記録。これにスマートテレビ

配車プラットフォーム セルビア

スマートフォンのアプリから利用できる配車プラットフォームを提供する。米ウーバーを手本に2015年、ベオグラードで設立された。現在セルビアで唯一の配車サービス事業者で、独り勝ちの状態にある。利用料金は一般のタクシーに比べて

ヘラー―中国提携先との関係深化へ―

自動車部品大手の独ヘラー(リップシュタット)は20日、北京汽車集団(BAICグループ)傘下の北京海納川汽車部件股彬有限公司(BHAP)との協力関係を深化することで基本合意したと発表した。最重要市場の1つと位置づける中国で

ゼネラル・エレクトリック―独R&D拠点閉鎖へ―

電機大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)がミュンヘン近郊ガールヒングの拠点内にある研究開発(R&D)施設を閉鎖する。業績不振を受けてコスト削減圧力が高まっているためで、同社は上海とリオデジャネイロのR&#0

ゾンネン―伊で蓄電池の大型受注獲得―

太陽光発電向けの蓄電池を製造する独ゾンネン(ヴィルトポルツリート)は23日、イタリアの企業連合エナジー・アライアンス・イタリアに蓄電システム2万セットを供給する枠組み契約に調印したと発表した。受注高は8,000万ユーロに

GFTテクノロジーズ―スペイン同業を買収―

金融機関向けソフトウエアの開発を手がける独GFTテクノロジーズ(シュツットガルト)は16日、スペイン同業のメカニザシオン・デ・エンプレサス(Mecanización de Empresas)を買収すると発表した。不動産業

アマゾンが独研究所と戦略協業、人工知能分野で

ネット通販大手の米アマゾンは23日、独マックスプランク知能システム研究所(MPI IS)と戦略協業合意したと発表した。人工知能(AI)分野で協力し、音声AIアシスタント「アレクサ」やクラウドサービス「AWS」など自社製品

フォルクスワーゲン―VWブランドで販売店削減へ―

自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)のVWブランド乗用車部門は10日、ミュンヘンでディーラーを対象とした説明会を開き、欧州の契約販売店の大幅削減方針を打ち出した。デジタル化の進展で販売店の利益がこれまで

ドイツ鉄道―自動運転EVの乗合サービスでプロジェクト―

ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は11日、自動運転電気バスを利用した乗合サービスのコンセプトを発表した。基礎自治体や公共交通事業者向けに同サービスを開発する考えで、今後のパイロットプロジェクトと規制動向を踏まえて事業の本格展

VW

自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の商用車部門は電動パワートレイン、自動運転、デジタルサービスの技術開発に今後5年で総額14億ユーロを投資する計画だ。同部門を統括するアンドレアス・レンシュラー取締役が11日明らかにした

スタートアップと開発協業、自動車業界で3割どまり

ドイツの自動車メーカー、サプライヤーのうちスタートアップ企業と製品・サービス開発で協業するのは29%にとどまることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。全体の56%はスタートアップ企業と全く関係

配達支援ロボットの実用試験、ドイツポストが開始

物流大手のドイツポストDHLは4日、配達支援ロボット「ポストボット」の実用試験を同国中部のバート・へレスフェルトで開始した。配達人の肉体的な負担を大幅に軽減することが狙いで、6週間の試験の後にデータを解析。改善につなげる

フィンテックの資金調達、今年は50%以上増加見通し

ドイツのフィンテック業界が急速に成長しているもようだ。コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調べによると、今年上半期のベンチャー資本調達額は計3億690万ユーロに上った。昨年通期の3億9,890万ユーロ

エストニアの配車サービス会社、パリ進出

エストニアのタクシー配車サービス会社タクシファイ(Taxify)は5日、フランスのパリでサービスを開始した。同社が営業する都市としては28番目となる。登録ドライバーは5,000人超で、すでに1万人が利用した。 パリの配車

ECソフト開発 ベラルーシ

EC(電子商取引)ビジネス向けのソフトウエアやソリューションを開発する。販促、管理、事務などの拡張機能の追加や、既存のECサイトのカスタマイズ、マーケティング、検索エンジン最適化(SEO)対策のサービスを提供している。E

ダイアログ・セミコンダクター―ICの米シレゴ買収―

独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクター(ロンドン)は5日、米同業シレゴ・テクノロジー(Silego Technology)を買収すると発表した。モノのインターネット(IoT)の拡大で需要増が見込まれる高性能半導

ダイムラー―自動運転車などのテストコース開設―

自動車大手のダイムラー(シュツットガルト)は5日、ドイツ南部のイメンディンゲンにある開発車両のテストセンターに新たなテストコースを4つ開設したと発表した。オーラ・ケレニウス取締役(研究開発担当)は同センターが「将来のモビ

ダイムラー―ブラジル商用車事業に6億ユーロ投資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は10日、ブラジルの商用車事業に2022年までの5年間で総額6億ユーロを投資すると発表した。同国ではトラック市場が依然として低迷しているものの、平均車齢20年以上の車両が約半分

ラインメタル

軍需・自動車部品大手の独ラインメタルは4日、電気信号を用いた運転制御システムであるドライブ・バイ・ワイヤーの有力企業パラヴァンと自動運転分野でグローバル提携すると発表した。軍用・デュアルユース車、緊急対応車向けに部分・完

ダイムラー―バス部門に3.6億ユーロ投資―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9月26日、バス部門で今後数年間に総額3億4,000万ユーロを投資すると発表した。欧州での生産体制を効率化するほか、電動化、自動運転化を推進していく。 ダイムラーは2月、「コ

ダイムラー―ライドシェアのフリンク買収―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9月28日、ライドシェア(相乗り)仲介サービスの独フリンク(flinc)を完全買収すると発表した。モビリティーサービスの幅を拡充する考え。買収金額は明らかにしていない。 フリ

ヒア―中国3社が出資断念―

デジタル地図サービスの蘭ヒア(アムステルダム)は9月26日、中国のカーナビゲーション向け地図情報大手・四維図新(Navinfo)、ネットサービス大手・騰訊控股(Tencent)およびシンガポール政府投資公社(GIC)の3

ボッシュ―「つながる自転車」の新興企業を買収―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は9月28日、電動アシスト自転車をIoT端末化する製品・サービスの新興企業コービ(COBI)を買収すると発表した。ボッシュは自動車と同様に自転車分野でも電動化、自動運転化、コ

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