マルチ・メデイア
BASF―スマートサプライチェーンの新興企業に出資―
化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は6日、サプライチェーンのスマート化に向けたソリューションを手がけるオランダの新興企業アーマ(Ahrma)に資本参加すると発表した。サプライチェーンの情報をリアルタイムで把
NOx削減資金を都市に迅速提供へ、メルケル首相が確約
ドイツのメルケル首相は11月28日、大気汚染が深刻な国内の約40都市の市長らと会談し、人体に有害な窒素酸化物(NOx)の削減資金を速やかに提供することを約束した。これらの都市はディーゼル車の走行禁止を来年2月に最高裁判所
ヒア―OTA技術の独社買収―
デジタル地図大手の蘭ヒア・テクノロジー(アムステルダム)は11月28日、自動車業界向けのセキュアなソフトウェア・アップデート(OTA)技術を開発する独ソフトウエア会社ATSアドバンスド・テレマティック・システムズを買収す
ドアツードア―国外進出へ―
ライドシェアなどモビリティソリューションを開発するドイツのスタートアップ企業ドアツードア(Door2Door、ベルリン)が国外市場に進出する見通しだ。共同設立者であるマクシム・ノホロウディ社長などへの取材をもとに『フラン
ゲットセーフ―販売事業開始―
ITを駆使した保険サービス事業者(インシュアテック)の独ゲットセーフ・インシュアランス(ハイデルベルク)が1日から保険商品の販売を開始した。契約の締結から管理、保険金請求をすべてインターネットプラットフォームないしアプリ
ハンブルクがライドシェアの実験都市に、ダイムラーとVWが参入
ドイツ北部の都市州ハンブルクがライドシェアの実験場と化しそうだ。自動車大手ダイムラーのタクシーアプリ子会社マイタクシーは4日、ライドシェアサービスを同市で開始。競合フォルクスワーゲン(VW)のモビリティサービス子会社モイ
I4.0でドイツは国外投資家の買収標的
ドイツはつながる工場「インダストリー4.0(I4.0)」関連のM&A市場で大きな買収標的となっていることが、コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調査で分かった。EYのパートナーは「ドイツ企業
シーメンス―IoT分野で独IT大手と提携―
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は23日、独IT大手ソフトウエアAGとモノのインターネット(IoT)の分野で提携すると発表した。顧客メーカーのデジタル化を支援することが狙いで、メーカーが独自のアプリケーションとサービ
電動二輪専用道で都市交通問題を緩和、BMWがコンセプト
自動車大手の独BMWは22日、巨大都市の交通問題緩和コンセプト「BMWビジョンE3ウェイ」を発表した。電動アシスト付自転車や電動キックスクーターといった電動二輪車の専用道路を活用するのがポイントで、渋滞や大気汚染の緩和に
フォルクスワーゲン―EVや自動運転の開発に巨額投資―
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は17日、2018年から22年までの5年間に電気自動車(EV)/ハイブリッド車(HV)、自動運転、新規モビリティサービス、デジタル技術の開発にグループ全体で総額3
ダイムラー―イスラエルにR&D拠点開設―
自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は17日、イスラエルのテルアビブに研究開発(R&D)拠点「メルセデスベンツ・リサーチ・アンド・デベロップメント・センター(MBRDテルアビブ)」を開設したと発表した。
ポルシェ―メディア大手と合弁、スタートアップ支援へ―
フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社ポルシェ(シュツットガルト)は20日、独メディア大手アクセル・シュプリンガーと共同でスタートアップ企業支援の合弁会社を設立することで合意したと発表した。デジタル分野で画期的なアイデ
エルゴ
ミュンヘン再保険の元受子会社エルゴは2020年までにソフトウエア分野に計1億4,000万ユーロを投資する。デジタル事業を統括するマルク・クライン氏が21日の投資家説明会で明らかにしたもので、インターネット保険サービス分野
工作機械業界好調、7-9月期受注13%増加
独工作機械工業会(VDW)が16日発表した独業界の7-9月期(第3四半期)の新規受注高は前年同期比13%増と2ケタ台の伸びを記録した。隔年開催の国際工作機械展(EMO)が9月にハノーバーで実施されたことが大きく、国内受注
インフィニオン―車・IoT追い風に、営業益23%拡大―
半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)が14日発表した2017年9月期暫定決算の営業利益(特別要因を除く)は前期比23%増の12億800万ユーロへと大きく拡大した。自動車の電動化やアシスト化、製造業のIoT化が追い風
「富の再分配でなく成長政策を」=5賢人委、減税などを提言
政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は8日、メルケル首相に提出した秋季経済予測で、堅調な経済が続く現在を政策見直しの好機と捉え、将来の課題への対策に取り組むよう提言した。「母親年金」や「63歳年金」など社会保障を重
シーメンス―製造業のIoT化が追い風に―
電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が9日発表した2017年9月通期決算の産業分野の利益(買収などの企業結合に伴い取得した無形資産の償却費用を計上する前のEBITに財務収益を加えた利益)は94億5,300万ユーロとなり、
コンチネンタル―ITセキュリティのアーガス買収―
自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は3日、車両用ITセキュリティ分野で高い技術を持つイスラエルの新興企業アーガス・サイバー・セキュリティを買収すると発表した。今後の普及が見込まれるコネクテッドカーと自動運転車
富士通―ヒアと戦略提携、モビリティサービスと自動運転で―
富士通は7日、デジタル地図大手の蘭ヒア・テクノロジーズと長期戦略提携することで合意したと発表した。両社の技術を統合ソリューションとして連携させたうえで、先進モビリティサービスと自動運転を開発する世界の自動車メーカー、交通
ダイムラー―デジタルサービス事業者を買収―
自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は6日、デジタルサービス事業者の独CINTEOを買収したうえで社名をメルセデスベンツ.ioに改めたと発表した。単なる自動車メーカーからインターネットを活用したモビリティサービス
フォルクスワーゲン―量子コンピューターでグーグルと協業―
自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は7日、量子コンピューターの分野で米IT大手グーグルと協業すると発表した。グーグルの量子コンピューターを利用して渋滞緩和・解消、新素材、自動運転実現の前提となる先
ドイツテレコム―米子会社の合併が破談に―
電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は4日、米移動通信サービス子会社TモバイルUSと、ソフトバンク傘下の米スプリントとの合併に向けた交渉を打ち切ったと発表した。合併条件で折り合いがつかなかったためと説明している。合併後の
ハロー・フレッシュ―IPOに成功―
食料品のインターネット販売を手がける独ハロー・フレッシュ(ベルリン)は2日、新規株式公開(IPO)を実施した。初値は10.60ユーロで、公開価格(10.25ユーロ)を3.4%上回る水準。公開益3億1,800万ユーロを米国
電子住民を増やせ~エストニア
エストニアの「電子住民登録(Eレジデンシー)」制度がじわじわ注目を集めている。出自や住所を問わず住民登録ができ、同国を拠点とする企業を手軽に設立できるからだ。欧州連合(EU)以外の地域に住む人が、域内取引の恩恵を得るため
独自動車業界のR&D投資は年390億ユーロに
独自動車工業会(VDA)のマティアス・ヴィスマン会長は10月25日に開催された『ハンデルスブラット』紙のシンポジウムで講演し、独自動車業界の研究開発投資が年390億ユーロを超えることを明らかにした。日本と米国の自動車業界
ゾンネン―伊で蓄電池の大型受注獲得―
太陽光発電向けの蓄電池を製造する独ゾンネン(ヴィルトポルツリート)は23日、イタリアの企業連合エナジー・アライアンス・イタリアに蓄電システム2万セットを供給する枠組み契約に調印したと発表した。受注高は8,000万ユーロに
ホーホティーフ―有料道路運営の西アベルティスにTOB―
スペイン建設大手ACSの独子会社ホーホティーフ(エッセン)は18日、スペインのインフラ企業アルベルティス・インフラストラクチュラスに対する株式公開買い付け(TOB)計画を発表した。アルベルティスに対してはすでにイタリアの
アマゾンが独研究所と戦略協業、人工知能分野で
ネット通販大手の米アマゾンは23日、独マックスプランク知能システム研究所(MPI IS)と戦略協業合意したと発表した。人工知能(AI)分野で協力し、音声AIアシスタント「アレクサ」やクラウドサービス「AWS」など自社製品
スマート家電、利用者の4人に3人が満足
ネット接続機能を持つスマート家電を利用するドイツの消費者の74%が機能に満足していることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。満足度が最も高い製品はシャッターで90%を記録。これにスマートテレビ
トルコテレコム、IoTでGEデジタルと提携
電気通信大手のトルコテレコム(アンカラ)は19日、「モノのインターネット(IoT)」分野における提携で、米ゼネラルエレクトリック・デジタル(GEデジタル、本社:カリフォルニア州サンラモン)と基本合意した。トルコ製造業にお
ゼネラル・エレクトリック―独R&D拠点閉鎖へ―
電機大手の米ゼネラル・エレクトリック(GE)がミュンヘン近郊ガールヒングの拠点内にある研究開発(R&D)施設を閉鎖する。業績不振を受けてコスト削減圧力が高まっているためで、同社は上海とリオデジャネイロのR�
フォルクスワーゲン―VWブランドで販売店削減へ―
自動車大手フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)のVWブランド乗用車部門は10日、ミュンヘンでディーラーを対象とした説明会を開き、欧州の契約販売店の大幅削減方針を打ち出した。デジタル化の進展で販売店の利益がこれまで
ドイツ鉄道―自動運転EVの乗合サービスでプロジェクト―
ドイツ鉄道(DB、ベルリン)は11日、自動運転電気バスを利用した乗合サービスのコンセプトを発表した。基礎自治体や公共交通事業者向けに同サービスを開発する考えで、今後のパイロットプロジェクトと規制動向を踏まえて事業の本格展
VW
自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の商用車部門は電動パワートレイン、自動運転、デジタルサービスの技術開発に今後5年で総額14億ユーロを投資する計画だ。同部門を統括するアンドレアス・レンシュラー取締役が11日明らかにした
スタートアップと開発協業、自動車業界で3割どまり
ドイツの自動車メーカー、サプライヤーのうちスタートアップ企業と製品・サービス開発で協業するのは29%にとどまることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。全体の56%はスタートアップ企業と全く関係
自動配達車両の試験運用へ、独ポストとZF・エヌビディアが協業
自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンと米半導体大手エヌビディアは10日、自動運転トラックの実用試験を物流大手のドイツポストDHL(DPDHL)と共同で実施すると発表した。配達業界はオンラインショッピングの急成長
ダイアログ・セミコンダクター―ICの米シレゴ買収―
独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクター(ロンドン)は5日、米同業シレゴ・テクノロジー(Silego Technology)を買収すると発表した。モノのインターネット(IoT)の拡大で需要増が見込まれる高性能半導
ダイムラー―自動運転車などのテストコース開設―
自動車大手のダイムラー(シュツットガルト)は5日、ドイツ南部のイメンディンゲンにある開発車両のテストセンターに新たなテストコースを4つ開設したと発表した。オーラ・ケレニウス取締役(研究開発担当)は同センターが「将来のモビ
ダイムラー―ブラジル商用車事業に6億ユーロ投資―
自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は10日、ブラジルの商用車事業に2022年までの5年間で総額6億ユーロを投資すると発表した。同国ではトラック市場が依然として低迷しているものの、平均車齢20年以上の車両が約半分
サイバー攻撃を受ける企業が急増、データ流出は人事・販売部門で多く
サイバー攻撃の対象となるドイツ企業が増えているもようだ。コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)が7月に実施した企業アンケート調査によると、過去3年間に「攻撃を受けた、あるいはその形跡がある」との回答は44
フィンテックの資金調達、今年は50%以上増加見通し
ドイツのフィンテック業界が急速に成長しているもようだ。コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調べによると、今年上半期のベンチャー資本調達額は計3億690万ユーロに上った。昨年通期の3億9,890万ユーロ
ボッシュ―「つながる自転車」の新興企業を買収―
自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は9月28日、電動アシスト自転車をIoT端末化する製品・サービスの新興企業コービ(COBI)を買収すると発表した。ボッシュは自動車と同様に自転車分野でも電動化、自動運転化、コ
トリバゴ―AI活用のホテル検索企業を買収―
ホテル予約サービスの独トリバゴ(デュッセルドルフ)は9月26日、ホテル検索に人工知能(AI)を活用するスタートアップ企業トリプル(Tripl)を買収すると発表した。各ユーザーに最も適したホテルを短時間で提供できるようにす
化学・製薬業界のデジタル化投資、3~5年で10億ユーロ以上に
独化学工業会(VCI)は9月28日、事業のデジタル化とデジタルサービスモデルの開発に同国の化学・製薬業界が投資する額は今後3~5年で計10億ユーロを超えるとの見通しを明らかにした。クルト・ボック会長(BASF社長)は、製
ダイムラー―バス部門に3.6億ユーロ投資―
自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は9月26日、バス部門で今後数年間に総額3億4,000万ユーロを投資すると発表した。欧州での生産体制を効率化するほか、電動化、自動運転化を推進していく。 ダイムラーは2月、「コ