医療機器

ブルガリア製薬大手、動物医療品を生産増強

ブルガリア製薬大手のヒューヴェファルマ(Huvepharma)は13日、動物用医薬品を手掛ける子会社ビオヴェト(Biovet)が南東部ペシュテラの拠点に新工場を建設すると発表した。投資額は1億5,000万ユーロ。新工場開 […]

シーメンス、トルコの病院から臨床検査サービスを受託

独電機大手シーメンスの医療機器部門ヘルシニアーズは2日、トルコの病院から臨床検査サービスを受注したと発表した。契約期間は5年。最低契約額は3,000万ユーロだが、シーメンスでは実際の金額を1億ユーロ超と見込んでいる。 発

ノバルティス―眼科部門の分離を視野に―

スイス製薬大手のノバルティス(バーゼル)は1月25日の決算発表で、業績不振の眼科部門アルコンについてあらゆる選択肢を検討すると発表した。他社への売却、新規株式公開(IPO)を視野にいれている。ジョセフ・ジメネス最高経営責

米アボットのアリーア買収、欧州委が承認

EUの欧州委員会は25日、米製薬大手のアボット・ラボラトリーズが検査薬・検査機器を手がける米アリーアを買収する計画を承認したと発表した。一部事業の売却が条件となる。 欧州委は買収の可否をめぐる審査で、両社がともに臨床検査

富士フィルム、ロシア製薬大手と提携

富士フィルムは16日、ロシア製薬大手のアールファーム(R-Pharm:モスクワ)とヘルスケア分野で事業提携することで合意したと発表した。富士フィルムが持つ医薬品や医療機器、再生医療ビジネスのロシアでの展開に向け、アールフ

シーメンス

電機大手の独シーメンスは14日、医療機器部門ヘルシニアーズが米マサチューセッツ州ウォルポールの生産拠点に今後4年で3億ドルを投資すると発表した。世界最大の医療市場である同国でのプレゼンスを強化する狙い。次世代検査システム

東芝メディカルシステムズ、露社にCT生産委託

東芝メディカルシステムズは16日、ロシアの医療機器製造会社レントゲンプロムとCTスキャナーのライセンス・製造委託契約を結んだと発表した。ロシアのヘルスケア市場の成長が見込まれるほか、政府が国産品の優遇政策を推し進めている

フィリップス、照明子会社ルミレッズを売却

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)は12日、米国に本社を置く照明子会社ルミレッズを米投資会社アポロ・グローバル・マネジメントに売却することで合意したと発表した。フィリップスは経営資源を収益力の高い医療機器とライフスタ

富士フィルム、ロシア製薬大手と提携

富士フィルムは16日、ロシア製薬大手のアールファームとヘルスケア分野で事業提携することで合意したと発表した。富士フィルムが持つ医薬品や医療機器、再生医療ビジネスのロシアでの展開に向け、アールファームと合弁会社設立を検討す

東芝メディカル、露社にCTスキャナー生産を委託

東芝メディカルシステムズは16日、ロシアの医療機器製造会社レントゲンプロムとCTスキャナーのライセンス・製造委託契約を結んだと発表した。ロシアのヘルスケア市場の成長が見込まれるほか、政府が国産品の優遇政策を推し進めている

日立がトルコ販社を子会社化、ヘルスケア事業を強化

日立製作所は9日、トルコで医療機器販売・サービスを手がけるクルト・アンド・クルトの株式75%を取得し、連結子会社化することで合意したと発表した。同国と周辺地域におけるヘルスケア事業の拡大が狙いで、画像診断の運営サービス事

露、医療分野への投資が活発化

ロシアで新しい医療施設の開設が相次いでいる。医療サービス市場の拡大が背景にある他、産科医院や周産期医療施設の開設など医療の充実を今後数年にわたり継続する政府方針が後押ししている。富裕層に焦点を当てた民間病院も増えつつある

米医療器材ベクトン・ディッキンソン、ハンガリー工場拡張

米医療器材大手のベクトン・ディッキンソン(BD)が、ハンガリー西部のタタバーニャ工場を増強する。外務貿易省が23日明らかにしたもので、340億フォリント(約1億950万ユーロ)を投じて注射器製造施設を拡張する。投資額のう

鉱工業界の設備投資、昨年は3.5%増加

ドイツ連邦統計局が16日発表した国内鉱工業界の2015年の設備投資額は前年比3.5%増の598億ユーロとなり、08年に記録した過去最高(600億ユーロ)に大きく近づいた。伸び率が最も大きかった業界はゴム・樹脂製品で16.

シーメンス―医療機器部門のIPOを計画―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は10日、医療機器部門「シーメンス・ヘルシニアーズ」の新規株式公開(IPO)方針を明らかにした。事業拡大に必要な資金をヘルシニアーズが自ら調達し、市場の変化や顧客ニーズに速やかに対応で

シーメンス―通期営業益が2ケタ増に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が10日発表した2016年9月通期決算の産業部門の営業利益は87億4,400万ユーロとなり、前期比で13%増加した。風力発電&再生可能エナジー(2.9倍の4億6,400万ユーロ)、パワ

ノバルティス―眼科部門アルコン売却も―

スイス製薬大手のノバルティスが眼科部門アルコンの放出を視野に入れ始めた。イェルク・ラインハルト社長が現地紙に明らかにしたもので、売却を含むあらゆる選択肢を検討する意向だ。 ノバルティスは2008年から15年にかけて、食品

メルク―中国に医薬品工場―

製薬・化学大手の独メルク(ダルムシュタット)は4日、上海北部の南通市で医薬品工場の竣工式を行った。中国需要の拡大を見据えた措置。これまでは同国に医薬品を輸出してきたが、今後は現地での生産に乗り出す。 メルクは2013年、

オリンパス、トルコなどを統括する新会社を設立

オリンパスは7日、トルコなど中東・アフリカ地域の統括会社をドバイに設立すると発表した。同社製品を活用する医療産業、航空産業、資源産業の需要が拡大していることを受け、新規顧客を獲得し、さらに幅広い製品を提供していく。 新会

ファルタ―IPOへ、買収資金など調達―

スイスの複合企業モンタナ・テック・コンポーネンツは3日、独電池製造子会社ファルタ(エルヴァンゲン)の新規株式公開(IPO)計画を発表した。公開益を買収などに充てる考え。年内にもフランクフルト証券取引所の「プライム・スタン

バイエル―処方薬事業が好調、6%の営業増益に―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が10月26日発表した2016年7-9月期(第3四半期)決算の営業利益(EBITDA、特別要因を除く)は26億8,200万ユーロとなり、前年同期比で6.0%増加した。主力

サイバーダインのロボットが独リハビリ現場に導入

身体機能を拡張・増幅・補助できるサイバーダイン製のサイボーグ型ロボット「HAL」を、独西部ボーフム・ルール大学病院がリハビリ用に導入した。HALが日本以外で投入されるのは初めて。患者の関心は高く需要は大きいようだ。 HA

フィリップス、7~9月純利益は18%増

欧州電機大手のフィリップス(オランダ)が24日発表した2016年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は3億8,300万ユーロとなり、前年同期から18%増加した。医療機器などヘルスケア関連部門が好調で、増益を確保した。 売

ハンガリーとカザフ、経済戦略会議設立

ハンガリーのヴァルガ経済相は17日、カザフスタンで開催された両国の政府間経済協力委員会に出席し、両国間の経済協力を進めるため新たに戦略会議を設置することで合意した。同会議には両国から外務大臣を含む各3名が出席し、両国間の

ボッシュ―ソフト開発のITK買収―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は13日、システム・ソフト開発の有力企業である独ITKエンジニアリングを完全買収することで合意したと発表した。自動運転やモノのインターネット(IoT)などで重要性を増すソフト

エボニック

特殊化学大手の独エボニックは6日、モノのインターネット(IoT)の業界団体である米「産業インターネット・コンソーシアム(IIC)」に加盟したと発表した。IICに化学企業が参加するのは同社が初めて。エボニックのデジタル戦略

シーメンス

電機大手の独シーメンスは11日、同社の医療機器部門ヘルシニアーズが米IT大手IBMのヘルスケアサービス部門IBMワトソン・ヘルスと集団健康管理(PHM)の分野で戦略提携すると発表した。提携の期間は5年。医療環境が大きく変

中国企業、ウリヤノフスクで医療機器を生産

中国のシノエナジー・パンアジア・ホールディングスがロシア・ウリヤノフスク州に医療機器工場を設置する計画だ。段階的に総額15億米ドルを投資する。 州当局によると、第1期投資では磁気共鳴画像診断装置(MRT)や超音波検査機、

サノフィ、糖尿病治療で米社と合弁

製薬大手の仏サノフィは12日、米IT大手アルファベットのライフサイエンス子会社ベリリー・ライフサイエンシズと糖尿病治療分野の合弁会社を設立すると発表した。糖尿病患者の数は世界的に拡大していることから、両社はそれぞれの強み

サノフィ―糖尿病治療でIT大手アルファベットと合弁―

製薬大手の仏サノフィ(パリ)は12日、米IT大手アルファベットのライフサイエンス子会社ベリリー・ライフサイエンシズと糖尿病治療分野の合弁会社を設立すると発表した。糖尿病患者の数は世界的に拡大していることから、両社はそれぞ

エボニック

特殊化学大手の独エボニックは7日、アイルランドの医療機器メーカーであるヴィヴァシュア・メディカル(Vivasure Medical)に出資したことを明らかにした。ヴィヴァシュアの血管閉鎖器「パークシール(PerQseal

フレゼニウス・メディカル・ケア―印人工透析大手を買収―

人工透析事業を製品製造から治療まで垂直統合で展開する独フレゼニウス・メディカル・ケア(FMC、バート・ホムブルク)は2日、印人工透析サービス大手サンドール・ネフロ・サービシズの資本85%を取得し買収すると発表した。インド

ネスレ

スイス食品大手のネスレは1日、食物をのみ込む力が低下する嚥下障害の治療機器開発会社である英ファジェネシスを買収すると発表した。前払金のほか開発の進捗に応じたマイルストーンを支払い、段階的に買収を進める考え。2019年まで

支援器具の選択肢拡充を公的健保に義務づけ

ドイツ政府は8月31日の閣議で治療・支援機器強化法(HHVG)案を了承した。公的健康保険の適用対象となる歩行器、補聴器、紙おむつなど支援器具の選択肢を拡充することが狙い。同法案は連邦議会(上院)の可決を経て来年3月に施行

協定賃金の上げ幅が大きく鈍化、第2四半期0.9%に

ドイツ連邦統計局が29日発表した今年第2四半期(4~6月)の協定賃金指数(特別手当を含む)は前年同期比0.9%増となり、上げ幅は前期(1~3月)の同2.1%から大きく縮小した。増加幅は少なくとも2011年第1四半期以降で

コロプラスト、ハンガリーで新物流拠点を整備

デンマーク医療用装具・治療材料メーカーのコロプラスト(Coloplast)はこのほど、ハンガリー西部タタバーニャで新物流センターの建設を進めていることを明らかにした。現在の物流施設が手狭になったためで、2017年夏の開設

上半期小売売上、実質2.3%増に

ドイツ連邦統計局が7月29日発表した2016年1-6月期(上半期)の小売売上指数は物価調整後の実質で前年同期を2.3%上回った。オンライン販売の成長を背景に通販が6.7%増えて全体をけん引。「薬局、コスメティック用品・医

臨床検査機器のアークレイ、ロシア工場を拡張

臨床検査機器大手のアークレイ(本社:京都)は26日、ロシア工場の拡張を終え、新たに尿検査試薬の生産を開始したと発表した。ロシアや近隣諸国の需要拡大を見込み、生産品目の拡充で事業強化を図る。 ロシア工場は指定学術都市である

スーパーヴィスタ―米投資会社が出資―

「ブリレン・デーエー(Brillen.de)」ブランドで眼鏡の製造・販売を手がける独スタートアップ企業スーパーヴィスタ(ヴィルダウ)に、大手ベンチャーキャピタルの米テクノロジー・クロスオーバー・ベンチャーズ(TCV)が4

ネスレ、次期CEOに外部の人材起用

欧州食品・飲料大手のネスレ(スイス)は6月27日、次期最高経営責任者(CEO)に独医療サービス大手フレゼニウスのウルフ・シュナイダーCEO(50)を起用する人事を発表した。経営トップに社外の人材が就任するのは95年ぶりと

エボニック―骨折治療用の生分解性複合材料を開発―

特殊化学大手の独エボニック(エッセン)は21日、骨折治療に用いる生分解性の複合材料を開発していると発表した。開発に成功すれば、これまで利用されてきた金属製の内固定材料(ネジやプレート)は不要となり、患者負担は大幅に軽減さ

市販検査薬市場が拡大、新しい製品分野がけん引

市販の検査薬・機器の需要がドイツで拡大している。ドラッグストアや食品スーパーで取り扱う製品の種類が増えていることが大きく、特に感染症検査など新しい分野でニーズが急速に伸びている。コンサルティング会社クロイツァー・フィッシ

5月インフレ率、エネルギーを除いたベースで1.2%に上昇

ドイツ連邦統計局は10日、5月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が0.1%、前月比が0.3%で速報値と変わりがなかった。最大の物価押し下げ要因であるエネルギーを除いたイン

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