環境

虫が森を食い荒らす~ベラルーシ

ベラルーシの森が危機に瀕している。キクイムシ科の害虫が大量発生し、マツを枯らしているのだ。被害面積はすでに5,000ヘクタールを超えた。 南西部ブレスト州ドロヒチン地区の森林当局によると、「被害はまだ始まったばかり」。現 […]

排ガス不正で無制限の罰金と刑事罰、英政府が新ルール提案

英政府は1日、自動車の排出ガス試験で不正を行ったメーカーに対し、金額無制限の罰金と刑事罰を科すことができる新たな規制の導入を提案した。独フォルクスワーゲン(VW)による排ガス規制逃れを受けた措置で、政府の権限で不正車を販

ヘッセン州政府、自治体の大気汚染対策支援で専門機関を開設

ヘッセン州政府はこのほど、自治体の大気の質を改善するための相談機関「持続可能な都市交通都市専門センター(FZ-NUM)」を開設した。自動車排気ガスによる都市の大気汚染を自治体レベルで改善し、ディーゼル車の乗入れ禁止措置を

トルコ、EVに課税

トルコ政府が電気自動車(EV)への課税を計画している。今月初めに議会に提出された税制改正法案で明らかになったもので、エンジン車への課税額の25%を徴収する方針だ。これまでEVは自動車税を免除されていた。 トルコでは2月1

ダイムラー―中国・吉利汽車が株式取得か―

中国の自動車大手、吉利汽車が高級車大手の独ダイムラーに出資するとの観測が浮上している。中国金融情報ポータルJRJCが報じたもので、同株3~5%を取得するという。両社は報道内容へのコメントを控えているものの、否定もしていな

排ガス不正で無制限の罰金と刑事罰、英政府が新ルール提案

英政府は1日、自動車の排出ガス試験で不正を行ったメーカーに対し、金額無制限の罰金と刑事罰を科すことができる新たな規制の導入を提案した。独フォルクスワーゲン(VW)による排ガス規制逃れを受けた措置で、政府の権限で不正車を販

サルを用いた排ガスの健康影響調査、独自動車業界が委託

ディーゼル車の排ガスが健康に及ぼす影響をサルを用いて調べる実験を、独自動車業界のロビー団体が米国の研究機関に委託していたことが、『ニューヨーク・タイムズ』紙の報道で明らかになった。ドイツ政府のシュテフェン・ザイベルト報道

陸上風力発電の新設能力、昨年は過去最高更新

独風力エネルギー全国連盟(BWE)は25日、国内陸上風力発電の昨年の新設容量が前年比15%増の5,334メガワット(MW)となり、2014年に記録した過去最高(4,750MW)を上回ったと発表した。再生可能エネルギー由来

スロバキア、山間都市で電動バスの試験運行開始

スロバキア中北部にある山間都市ポプラトで23日、電動バスの試験運転が開始された。使用されるバス車両「レオニス・エレクトリック」は、同国唯一のバスメーカー、トロリガバスが2年をかけて開発したもの。動力は電気モーターのみで、

ベラルーシのベルジー、EV生産を計画

ベラルーシのトラック大手ベルアズと中国の自動車大手、吉利汽車の合弁会社であるベルジー(BelGee)が、昨秋開設したミンスク州ボリショフの新工場での電気自動車(EV)の生産を検討している。ベラルーシ国家科学技術委員会のア

16年の再生エネ比率17%、11カ国が20年の目標達成

EU統計局(ユーロスタット)は25日、EU28カ国の最終エネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの比率が2016年は17%となり、統計を開始した04年の8.5%から倍増したと発表した。15年はこの比率が16.7%だった

スロバキア、山間都市で電動バスの試験運行開始

スロバキア中北部にある山間都市ポプラトで23日、電動バスの試験運転が開始された。使用されるバス車両「レオニス・エレクトリック」は、同国唯一のバスメーカー、トロリガバスが2年をかけて開発したもの。動力は電気モーターのみで、

ベラルーシのベルジー、EV生産を計画

ベラルーシのトラック大手ベルアズと中国の自動車大手、吉利汽車の合弁会社であるベルジーが、昨秋開設したミンスク州ボリショフの新工場での電気自動車(EV)の生産を検討している。ベラルーシ国家科学技術委員会のアレクサンダー・シ

PSAが25年までに全車種を電動化、米市場への再進出も計画

仏自動車大手のPSAは17日、2025年までに全車種を電動化し、30年までに大半の車種に自動運転機能を搭載する計画を発表した。同社は1991年に米市場から撤退したが、今後10年以内に再参入する方針も明らかにした。PSAは

独ソーラーワールド、トルコ同業と独占契約

大手太陽電池メーカーの独ソーラーワールド・インダストリーズは15日、トルコ同業のイノソーラーと独占販売契約を結んだと発表した。今年上半期に計60メガワット超の太陽光発電モジュールを供給する。今後は成長が見込まれるトルコの

全プラ包装をリサイクル可能に、欧州委が新戦略

欧州連合(EU)の欧州委員会は16日、2030年までにEU市場に出回るプラスチックの容器や包装を全て再利用かリサイクル可能にすることを目標とした「EUプラスチック戦略」を発表した。使い捨てのプラスチック包装を段階的に減ら

アウディ車にリコール命令、排ガス操作ソフト搭載で

ドイツ連邦陸運局(KBA)がフォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディにリコール命令を出していたことが、日曜版『ビルト』紙の報道で分かった。アウディは2016年末以降、ディーゼル車の全モデルを対象に排ガス不正操作の

再生電力とCO2で特殊化学品製造へ=シーメンスとエボニック

電機大手のシーメンスと化学大手のエボニックは18日、再生可能エネルギー由来の電力と二酸化炭素(CO2)、細菌を利用して特殊化学品を生産する研究プロジェクト「レティクス(Rheticus)」を立ち上げた。化学製品を従来より

洋上風力発電が急増、昨年は約50%拡大

独風力エネルギー全国連盟(BWE)などが17日発表したドイツの洋上風力発電パークの昨年の発電量は18.3テラワット時(TWh)となり、前年比で49%増加した。同年中に給電を開始した施設の発電容量が1,250.3メガワット

PSAが25年までに全車種を電動化、米市場への再進出も計画

仏自動車大手PSAは17日、2025年までに全車種を電動化し、30年までに大半の車種に自動運転機能を搭載する計画を発表した。同社は1991年に米市場から撤退したが、今後10年以内に再参入する方針も明らかにした。PSAは電

ノルデックス

風力発電設備大手の独ノルデックスは9日、12月に米国で大型受注を計3件、受注したと発表した。受注容量は計820メガワット(MW)で、タービンを計263基、納入する。発注元や取引金額など詳細は明らかにしていない。今夏から納

ポーランド政府、EV普及促進案を採択

ポーランドが電気自動車(EV)の普及に向けた取り組みを進めている。政府は5日、EVやハイブリッド車(HV)などの普及を促進するための法案を採択。2027年までに186億ズロチ(約45億ユーロ)を振興費として国と地方政府の

アルメニアのバッテリーメーカー、生産能力を強化

アルメニアの鉛蓄電池メーカー、エルバト(Elbat)が145億ドラム(2,500万ユーロ)を投じて生産能力を強化する。同国の経済開発投資省が先ごろ明らかにしたもので、政府は同社の生産拡大と近代化に必要となる原材料や機材の

英がプラスチックごみ削減、全小売店でレジ袋有料化

英政府は11日、プラスチックの消費抑制を柱とする向こう25年間の環境対策を発表した。レジ袋有料化の対象を拡大したり、プラスチック容器包装の削減を促すなどして、2042年までに不要なプラスチックごみをなくすことを目指す。

ポーランド政府、EV普及促進案を採択

ポーランドが電気自動車(EV)の普及に向けた取り組みを進めている。政府は5日、EVやハイブリッド車(HV)などの普及を促進するための法案を採択。2027年までに186億ズロチ(約45億ユーロ)を振興費として国と地方政府の

中国製の電動自転車、欧州委が反補助金調査開始

欧州委員会は12月21日、中国製の電動自転車に対する反補助金調査を開始したと発表した。中国のメーカーが政府の補助金を後ろ盾にして不当な廉価で欧州連合(EU)市場に輸出している疑いが浮上しているためで、反ダンピング問題に続

1月1日付の法令改正

【労働・社会保障】 1時間8.84ユーロの法定最低賃金、一部の業界に認められていた例外が廃止に 倒産した企業の社員に対し労働局から支給される給与と同額の未払い給与代替手当(Insolvenzgeld)、企業の分担金負担率

密猟に脅かされるトナカイたち~ロシア~

ロシアでトナカイが密猟のため激減している。世界自然保護基金(WWF)の最新調査によると、シベリア北部タイミル半島に生息するトナカイの数は2000年に80万頭だったのが40万頭に半減した。 密猟の目的はトナカイの舌と角だ。

中国製の電動自転車、欧州委が反補助金調査開始

欧州委員会は12月21日、中国製の電動自転車に対する反補助金調査を開始したと発表した。中国のメーカーが政府の補助金を後ろ盾にして不当な廉価でEU市場に輸出している疑いが浮上しているためで、反ダンピング問題に続く調査となる

非ETS分野で30年までに温効ガス30%削減

欧州議会とEU加盟国は12月21日、EU排出量取引制度(EU-ETS)でカバーされていないセクターにおける2030年までの温室効果ガス排出削減目標を設定し、各加盟国に割り当てる「努力分担に関する規則(Effort Sha

三菱日立パワー、ポーランドのガス火力発電設備が稼働

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)はこのほど、ポーランドのコジェニッチェ火力発電所の11号機に納入した超々臨界圧設備が運転を開始したと発表した。同設備は出力が同国最大規模の107万5,000キロワットで、高品位炭の瀝青

卸売物価の上げ幅拡大、11月は3.3%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した11月の卸売物価指数は前年同月比3.3%増となり、上げ幅は2カ月ぶりに拡大した。最大の押し上げ要因は石炭・石油製品で、9.5%の伸びを記録した。 上げ幅が特に大きかったのはスクラップ・リサ

フォルクスワーゲン―ディーゼル車下取りキャンペーン延長―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は19日、旧型ディーゼル車を下取りに出してグループブランド車を購入する顧客に大幅な割引サービスを提供するサービスの期間を延長すると発表した。需要が大きいためで、終了

フォルクスワーゲン―電気バンの実用テストへ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は19日、開発中の電気バン「eクラフター」をドイツ、英国、オランダ、スウェーデンの大口顧客の一部に引き渡したと発表した。これら顧客は今後、配達業務に同社車両を投入

独エネルギー大手2社がハンガリー発電会社から撤退

独エネルギー大手のRWEとEnBWは14日の共同プレスリリースで、ハンガリーの火力発電会社マトラの保有株合わせて72.6%を東欧のコンソーシアムに売却すると発表した。中核事業の属さないため。取引金額は公表しないことで合意

BASF、ポーランドの自動車排ガス触媒工場を拡張

化学大手の独BASFは11日、ポーランド南西部のシロダ・シロンスカにある自動車排ガスの触媒工場を拡張すると発表した。生産ライン増設に加え、同社の触媒とフィルターを小型のディーゼル、ガソリン車に装備する設備も整備する。工場

自動車型式認証制度を抜本見直し、EU3機関が規則案で合意

欧州議会、欧州連合(EU)加盟国と欧州委員会は7日、自動車型式認証制度の改革に関する規則案の内容で基本合意した。独フォルクスワーゲン(VW)による排ガス不正問題の再発防止に向けた取り組みの一環で、車両検査の独立性を高め、

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