環境
10月乗用車新車登録3.9%増加、ディーセル車は18%減に
ドイツ連邦陸運局(KBA)が2日発表した10月の乗用車新車登録台数は27万2,855台となり、前年同月比で3.9%増加した。マイカーとしての登録が9.8%増えて、全体をけん引した格好。1~10月の新車登録台数は288万4
アウディがA8をリコール、NOxの過剰排出で
高級車大手の独アウディは2日、旗艦モデル「A8」のディーゼル車を対象にリコール(無料の回収・修理)を実施すると発表した。窒素酸化物(NOx)の排出量が基準を大幅に上回ることが内部調査で判明したためで、ソフトウエアをアップ
新車の燃料消費量、メーカー提示値の1.42倍に
欧州で昨年、販売された新車の実際の燃料消費量はメーカー提示値を42%上回ったもようだ。環境シンクタンク国際クリーン交通委員会(ICCT)の調査をもとに独フンケメディアグループが報じたもので、実際走行値とメーカー提示値の差
11月の法令改正
・緊急車両のスムーズな走行を邪魔した交通参加者の罰金を従来の20ユーロから200ユーロ以上へと引き上げ。場合によっては1カ月の免停も。ハンズフリー機器を用いずに携帯電話を利用しながら運転した場合の罰金も60ユーロから10
三井物産―EV利用の電力サービス事業化へ、独社に出資―
三井物産は10月26日、電気自動車(EV)充電システムを提供し、EV用電池を利用した電力事業を展開する独新興企業ザ・モビリティ・ハウス(TMH)に、独自動車大手ダイムラーとともに資本参加したと発表した。TMHの成長を支援
VWファイナンシャル―中古車サイト開設、外部ブランドも取り扱い―
自動車大手フォルクスワーゲン(VW)の金融子会社VWファイナンシャル・サービシズ(ブラウンシュヴァイク)は10月26日、中古車仲介サイト「ヘイカー(HeyCar)」を立ち上げたと発表した。中古車仲介サイト市場は開拓の余地
シーメンス・ガメサ
電機大手シーメンスの風力発電タービン子会社シーメンス・ガメサは10月26日、ノルウェーの陸上風力発電プロジェクト「ノルトリヒト(Nordlicht)」向けにタービン67基を供給することで合意したと発表した。発電容量は約5
車電池のサプライチェーンを透明化、BMWが原料採掘問題に対応
高級車大手の独BMWは10月27日、自動車用リチウムイオン電池のサプライチェーンを透明化する方針を発表した。主要原料であるコバルトの採掘で環境破壊や健康被害、児童労働などの問題が報道され同電池を用いる電気自動車(EV)な
青果用樹脂袋廃止へ、小売大手レーベが包装材削減を加速
独食品スーパー2位のレーベ(REWE)は10月24日、野菜・果物用樹脂袋の廃止に向けた試験プロジェクトを実施すると発表した。同社はすでに、樹脂製レジ袋の販売を停止しており、樹脂製包装材の削減に向けた取り組みを今後さらに拡
JFEエンジ、リトアニアの廃棄物発電プラント受注
JFEエンジニアリングは10月25日、独子会社のスタンダードケッセル・バウムガルテ(SBG)がリトアニアのカウナス市で同国最大の廃棄物発電プラントを受注したと発表した。プラントの主要機器である炉・ボイラー設備一式を納入し
リトアニアのエネ企業、ポーランドの太陽光プラントに投資
リトアニアの複合企業モドゥス・グループ傘下で、再生可能エネルギー会社のモドゥス・エネルギー(Modus Energy)はこのほど、ポーランドの太陽光プラントに投資する計画を発表した。4,500万ユーロを投じて総出力約50
JFEエンジ、リトアニアの廃棄物発電プラント受注
JFEエンジニアリングは25日、独子会社のスタンダードケッセル・バウムガルテ(SBG)がリトアニアのカウナス市で同国最大の廃棄物発電プラントを受注したと発表した。プラントの主要機器である炉・ボイラー設備一式を納入し、据付
ルーマニアのアルミ大手が設備投資
ルーマニアのアルミ製造最大手アルロ(Alro)が、南部のスラティナにある精錬所のエネルギー効率改善に向け、2021年までに計1億9,000万米ドルを投資する。現地経済紙の『Ziarul Financiar』によると、すで
成長率見通し2%に引き上げ=商工会議所
ドイツ商工会議所連合会(DIHK)は19日発表した企業景気アンケート調査レポートのなかで、2017年の国内総生産(GDP)予測を従来予測(初夏)の実質1.8%から2.0%へと上方修正した。景気が好調なうえ、今秋に実施した
アウディ―エンジン車から撤退―
フォルクスワーゲン(VW)の高級車子会社アウディがエンジンのみを動力源とする新モデルの生産を2025年で停止する。ルーパート・シュタットラー社長の発言として24日付『ヴェルト』紙が報じたもので、同年以降の新車は電気自動車
ダイムラー―ディーゼル車問題響く、7-9月期減益に―
ドイツ自動車大手ダイムラー(シュツットガルト)が20日発表した2017年7~9月期(第3四半期)決算の純利益は22億6,800万ユーロとなり、前年同期から17%減少した。ディーゼル車のリコール(無料の回収・修理)、排ガス
ドイツ鉄道
ドイツ鉄道(DB)は23日、同社の二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに06年比で50%以上、削減する方針を発表した。50年までにカーボンニュートラルを達成するという目標の実現に向けた取り組みで、来年1月1日からは
ダイムラーがカルテル制裁の免除を欧州委に申請
独自動車大手ダイムラーのボード・イッバー取締役(財務担当)は20日、同社を含む独自動車大手5社が違法なカルテルを結んでいた疑いが持たれている問題で欧州連合(EU)の欧州委員会に制裁免除を申請したことを明らかにした。メディ
チェコ最大のリチウムイオン電池工場が着工
チェコで16日、国内最大のリチウムイオン電池工場の建設が始まった。投資額は10億コルナ(約3,500万ユーロ)。事業母体のマグナ・エナジーストレージ社を私募ファンドのバッテリー・ユナイトが支援する。2019年前半の完工予
トルコのEV・HV販売急増、トヨタ車が大半
トルコの電気自動車(EV)・ハイブリッド車(HV)連盟が先ごろ発表した今年1~9月期のEV、HVの販売台数は、前年同期の約9倍となる2,763台に達した。最も多かったのはトヨタの小型クロスオーバーSUV「C-HRハイブリ
ヴロツワフ市、EVカーシェアリングサービスをスタート
ポーランド西部のヴロツワフで来月4日、市営の電気自動車(EV)シェアリングサービス「ヴォジラ(Vozilla)」がスタートする。市内各所にある所定の駐車場であれば乗り降り自由のフリーフローティング型で、料金は分刻みの時間
ボルボが中国で新型EV本格生産へ、米テスラに対抗
スウェーデンの自動車大手ボルボ・カーは17日、電気自動車(EV)主体の独自ブランド「ポールスター」の新型車を中国で生産すると発表した。親会社である中国の浙江吉利控股集団と共に50億元(約850億円)を投じてポールスターの
トルコのEV・HV販売急増、トヨタ車が大半
トルコの電気自動車(EV)・ハイブリッド車(HV)連盟が先ごろ発表した今年1~9月期のEV、HVの販売台数は、前年同期の約9倍となる2,763台に達した。最も多かったのはトヨタの小型クロスオーバーSUV「C-HRハイブリ
「EV電池版エアバス」でアジア勢に対抗、欧州委が2月に行程表発表へ
欧州連合(EU)の欧州委員会は11日、電気自動車(EV)用電池の生産でアジア勢に対抗するため、関連分野の企業が参加する汎欧州企業連合を創設する構想を打ち出した。米ボーイングに対抗するため仏独英スペインの航空機メーカーが共
イノジー―英洋上風力発電プロジェクトの全権益取得―
独電力大手RWEの子会社イノジー(エッセン)は10日、イングランド東部リンカンシャー州沖の洋上風力発電プロジェクト「トリトン・ノール(Triton Knoll)」に共同出資するノルウェーの国営電力会社スタットクラフトから
製造業のエネルギー効率、独は主要国3位
財界系シンクタンクIW経済研究所は17日、主要国の製造・建設業のエネルギー効率統計を発表した。それによると、ドイツは1,000ユーロの価値創出に要するエネルギー消費量(石油換算)が76キログラムで、デンマーク(同48キロ
スロベニア、30年からディーゼル・ガソリン車の新規登録禁止
スロベニア政府は13日、2030年からディーゼル、ガソリン燃料車の新規登録を実質的に禁止する方針を発表した。運輸部門における代替燃料の導入に向けた戦略の一環で、環境負荷の小さい自動車の普及を後押しする。充電スタンド増設な
日本ガイシがポーランド工場に追加投資、NOxセンサー増産へ
日本ガイシは11日、排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)濃度を測定する車載用高精度センサーの生産能力を、現行の1,800万本から2019年1月までに2,500万本へ引き上げると発表した。これに伴い国内とポーランド工場の設
イスタンブールで電動タクシー導入、テスラ車がベース
トルコのイスタンブール・タクシー事業者協会(ITEO)は9日、米国の電気自動車(EV)メーカー、テスラ車をベースとした電動タクシーを披露した。国営アナドル通信などが報じたもので、同協会の関係者は環境に配慮した車両の導入で
「EV電池版エアバス」設立へ、アジア勢に対抗
欧州連合(EU)の欧州委員会は11日、電気自動車(EV)用電池の生産でアジア勢に対抗するため、関連分野の企業が参加する汎欧州企業連合を創設する構想を打ち出した。米ボーイングに対抗するため仏独英スペインの航空機メーカーが共
卸売物価の上げ幅2カ月連続で拡大、9月は3.4%に
ドイツ連邦統計局が16日発表した9月の卸売物価指数は前年同月比3.4%増となり、上げ幅は2カ月連続で拡大した。最大の押し上げ要因は石炭・石油製品で、前年同月比6.8%の伸びを記録した。 上げ幅が特に大きかったのはスクラッ
「EV電池版エアバス」でアジア勢に対抗、欧州委が2月に行程表発表へ
欧州委員会は11日、電気自動車(EV)用電池の生産でアジア勢に対抗するため、関連分野の企業が参加する汎欧州企業連合を創設する構想を打ち出した。米ボーイングに対抗するため仏独英スペインの航空機メーカーが共同で立ち上げたエア
BNPパリバがシェール関連事業への融資停止
仏最大手銀行のBNPパリバは11日、シェールオイルやシェールガス、オイルサンドの探鉱、生産、流通、販売などを中核事業とする企業への融資を停止すると発表した。採掘や生産過程で大量の温室効果ガスを排出する化石燃料への依存度を
英洋上風力発電プロジェクト、独イノジーが全権益取得
独電力大手RWEの子会社イノジーは10日、イングランド東部リンカンシャー州沖の洋上風力発電プロジェクト「トリトン・ノール(Triton Knoll)」に共同出資するノルウェーの国営電力会社スタットクラフトから、同社の出資
独乗用車販売見通し引き上げ ディーゼル車の8月新車登録は21%減に
独自動車工業会(VDA)は4日、今年の国内乗用車新車販売予測を上方修正した。国内外のメーカーが打ち出した旧型ディーゼル車下取りキャンペーンの効果で新規受注が伸びているためで、前年比横ばいの335万台にとどまるとしていた従
ディーゼル車下取りCP、25以上のブランドが実施
ドイツで乗用車を販売するブランドの大半が旧型ディーゼル車の下取りキャンペーンを実施していることが、デュースブルク・エッセン大学自動車研究センター(CAR)の調べで分かった。当初はフォードやトヨタ、フォルクスワーゲン(VW
シュツットの年明け走行禁止回避、地元州の跳躍上告で
独シュツットガルト市で人体に有害な窒素酸化物(NOx)の濃度が欧州連合(EU)基準を上回っているのは問題だとして環境保護団体ドイチェ・ウンベルトヒルフェ(DUH)がディーゼル車の市内走行禁止を早期に実施するよう求め地元バ
スロベニアのヒドリアが米社と提携、EV向けモーター部品生産で
自動車・機械部品の製造を手がけるスロベニアのヒドリア(Hidria)は4日、米モーターメーカーのオーキッド・インターナショナルと環境対応車向けのモーター部品開発で提携すると発表した。電気自動車(EV)やハイブリッド車(H
豪EMH、リチウム採掘でチェコ産業省と基本合意
豪鉱山会社のヨーロピアン・メタルス・ホールディングス(EMH、パース)は2日、チェコ北西部におけるリチウム採掘権の取得で同国産業省と基本合意したと発表した。生産したリチウムを国内で加工することが条件となる。採掘規模や環境
旭化成、欧州R&Dセンターを独に開設
旭化成は5日、欧州の研究開発(R&D)センターをドイツ西部のドルマーゲンに1日付けで開設したと発表した。欧州市場における技術的プレゼンスの向上、新事業開発と事業の拡大を図る。 同社は昨年4月、旭化成ヨーロッパの
10月1日付の法令改正
・EUエコデザイン指令に基づく温水器・温水タンクのエネルギー効率規制が強化。エネルギー効率クラスに新たに「A+」が導入され、効率が最も低い「G」は廃止される。周辺機器のエネルギー効率クラスは「A+」~「G」(9月26日付
ブルガリアのバッテリーメーカー、伊電池リサイクル大手を買収
ブルガリアのバッテリーメーカー、モンバット(Monbat)は9月26日、イタリアの電池リサイクル大手ピオンビフェラ・イタリアーナを買収すると発表した。鉛バッテリー用の原料確保が目的で、リサイクル市場が発達しているイタリア
エストニア、バイオガス利用を促進
エストニアがバイオガスの利用を促進するプログラムを導入する。先ごろの政府の発表によると、来年初めから助成制度を開始する予定。バイオガスの利用を促進し、環境保護に貢献する狙いがある。当該プログラムにはCO2排出取引で得られ
ディーゼル車のCO2排出量、ガソリン車と変わらず
ドイツで昨年新車登録されたディーゼル車の二酸化炭素(CO2)排出量は走行1キロメートル当たり128グラムで、ガソリン車(同129グラム)と同水準にとどまったことが、緑の党の質問に対する連邦交通省の回答で分かった。政府や自
カザフスタンで充電スタンド整備、年末までに120カ所
カザフスタンが電気自動車(EV)用充電スタンドの整備に乗り出す。パイロットプロジェクトとして年末までに、アスタナ市とアルマトイ市の100カ所と両市を結ぶ幹線道(約1,200キロメートル)の20カ所に急速充電スタンドを整備
中国の大唐国際発電、リトアニアで合弁会社を設立
リトアニアのカウナス熱電併給施設(KTE)が、新施設の建設で中国の電力大手、大唐国際発電(北京)と合弁会社を設立する。新会社は資本金1億2,000万ユーロ。両社の折半出資とするが、KTEはインフラ設備や設計資産などの現物
東芝、トルコへの地熱発電設備納入に向け交渉権獲得
東芝は19日、トルコ電力大手ゾルルエナジー(Zorlu Energy)に対する地熱発電用蒸気タービン及び発電機の納入で交渉権を獲得したと発表した。2020年までに建設予定の3案件が対象で、合計出力は120メガワット相当と
キルギスの水力発電計画、チェコ企業への発注取り消し
キルギス共和国のイサコフ首相は18日、ナルン川上流域で計画するカスケード型水力発電所建設の入札をやり直すと発表した。発注先のリグラス・トレーディング(Liglass、チェコ)が契約規定を守れなかったのが理由だ。 政府は今
「外国メーカーもディーゼル車修理を」=独首相
ドイツのアンゲラ・メルケル首相は14日、フランクフルト国際モーターショー(IAA)の開幕式で講演し、ディーゼル車の窒素酸化物(NOx)排出削減に向けて自主的な修理を行うよう国外メーカーに促した。国内メーカーはすでにソフト