環境

卸売物価の上げ幅6カ月ぶりに拡大、8月3.2%に

ドイツ連邦統計局が13日発表した8月の卸売物価指数は前年同月比3.2%増となり、上げ幅は前月の同2.2%から1ポイント拡大した。上昇率の拡大は6カ月ぶり。最大の押し上げ要因は石炭・石油製品で、前年同月比8.2%の伸びを記 […]

三菱ふそう―世界初の量産電気トラック、日米欧で販売へ―

独ダイムラー傘下の三菱ふそうは14日、電気小型トラック「eキャンター」を米ニューヨークで公開した。世界初の量産トラックで、今年から米国、欧州、日本の特定の顧客向けに納入を開始。2019年からは一般顧客向けの生産にも乗り出

3人に2人がEVなどの購入に関心

ドイツの消費者は電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)などの環境対応車の購入に比較的前向きなもようだ。情報通信業界連盟(Bitkom)が実施したアンケート調査によると、「環境対応車を購入することが考えられる」との回答

ポーランド国産EV計画、1年後をめどにプロトタイプ発表へ

ポーランドの国産電気自動車(EV)のプロトタイプが1年後にもお目見えする見通しだ。チフジェフスキ・エネルギー相が現地紙『ガゼタ・ヴィボルチャ』の取材で明らかにしたもので、政府は普及に当たっても強く支援する姿勢を示している

21年以降の自動車排ガス規制、ACEAが20%削減目標に

欧州自動車工業会(ACEA)は13日、EU域内で販売される乗用車(新車)の二酸化炭素(CO2)排出量の規制値を2030年までに現在の水準から20%削減する目標を打ち出した。欧州委員会は現在、21年以降に販売される新車の排

ダイムラー、全モデルでEV・HV投入

自動車大手の独ダイムラーは11日、乗用車部門で電気駆動車を大幅に拡充する方針を打ち出した。BMWも同様の計画を7日に打ち出したばかり。ダイムラーは超小型車ブランド「スマート」を2020年から電気自動車(EV)に一本化する

ダイムラー―全モデルでEVないしHV投入―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は11日の投資家説明会で、乗用車部門で電気駆動車を大幅に拡充する方針を明らかにした。競合BMWも同様の計画を7日に打ち出したばかり。ダイムラーは超小型車ブランド「スマート」を2

イノジー―合弁の洋上風力発電パークが英補助金を獲得―

エネルギー大手の独イノジー(エッセン)は11日、同社とノルウェーの同業スタトクラフトが建設する計画の洋上風力発電パーク「トリトン・ノウル」が英ビジネス・エネルギー・産業戦略省(BEIS)の助成金を獲得したと発表した。今後

トヨタのFCV「ミライ」、独ライドシェアが調達

トヨタ自動車は8日、燃料電池車(FCV)「ミライ」20台をライドシェアサービスの独クレバーシャトルにハンブルクで引き渡した。クレバーシャトルはミライをミュンヘンで15台、運用することも計画しており、調達台数は計35台に上

ディーゼル車部品メーカーで操短検討も

ディーゼル車の需要急減の影響がサプライヤーに及んできた。金属労組IGメタルのイェルク・ホフマン委員長がシュツットガルト経済記者クラブで明らかにしたもので、派遣社員の契約延長見合わせや生産シフト数削減の動きが鮮明化。操業短

中国車部品BWKW、ポーランドでEV用バッテリー生産を計画

中国の自動車部品メーカー、北京威力威汽車零部件(BWKW)がポーランドで電気自動車(EV)用バッテリーの生産を計画している。現地日刊紙『プルス・ビズネス』が7日、消息筋の情報として伝えたもので、新工場建設に最大14億ユー

ポーランド国営電力PGE、ソーラー発電に進出か

ポーランド国営電力会社ポルスカ・グルパ・エネルゲティチュナ(PGE)がソーラー発電市場に進出するもようだ。10日付の現地日刊紙『ジェチポスポリタ』によると100メガワットの発電能力を整備する。全て自社で整備すると仮定した

三菱日立PSと伊藤忠商事、セルビアから排煙脱硫装置を受注

三菱日立パワーシステムズ(MHPS)と伊藤忠商事は11日、セルビアの二コラ・テスラA石炭火力発電所向けに、世界最大級の排煙脱硫装置(FGD)を2基受注したと発表した。MHPSの欧州拠点法人と、現地建設会社イェディンストヴ

NEDO、ロシア極東での風力発電導入事業が前進

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は8日、ロシアのウラジオストクで開催された東方経済フォーラムで、両国の民間企業による極東地域での風力発電システム導入に向けた基本協定書2件の締結を実現させたと発表した。NED

BMW―電気駆動車で攻勢、3シリーズのEVをIAAで公開―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は7日、2025年までに電気駆動車を計25モデル投入することを明らかにした。需要の急増が予想されるうえ、電気自動車(EV)メーカーの米テスラが量産モデルの投入を開始したことを踏まえた取り

EUが排ガス試験を厳格化、新型車に路上試験義務付け

欧州連合(EU)市場で販売される自動車の排ガス試験が9月1日付で厳格化され、自動車が実際に路上を走る際の排ガス量を測定する「実走行排ガス試験(RED)」が導入された。独フォルクスワーゲン(VW)による排ガス不正問題を受け

乗用車新車登録、8月は3.5%増に

ドイツ連邦陸運局(KBA)が4日発表した8月の乗用車新車登録台数は25万3,679台となり、前年同月比で3.5%増加した。購入補助金が支給される環境対応車がこれまでに引き続き大きく伸びた。旧型ディーゼル車を下取りに出して

廃家電は宝の山、細菌で金銀をリサイクル

細菌を用いて廃家電から金や銀などの貴金属を効率よく取り出す技術を、バイオ企業の独ブレインが開発した。今後はライセンス供与と自らリサイクリングした貴金属の販売を通して利益を稼ぐ考えだ。『フランクフルター・アルゲマイネ』紙が

ハンガリー政府、EV助成措置を拡大

ハンガリー政府は8月29日、企業の電気自動車(EV)導入を促進するための助成措置について、対象を現在の1社当たり5台から35台に引き上げる方針を明らかにした。経済省は昨年、EV購入費の21%、最大150万フォリント(約4

EUが排ガス試験を厳格化、新型車に路上試験義務付け

EU市場で販売される自動車の排ガス試験が9月1日付で厳格化され、自動車が実際に路上を走る際の排ガス量を測定する「実走行排ガス試験(RED)」が導入された。独フォルクスワーゲン(VW)による排ガス不正問題を受けた規制強化策

ルノー・日産、中国の東風とEVを共同開発

仏自動車大手ルノーと日産自動車は8月27日、両社の連合が中国の東風汽車集団と電気自動車(EV)を共同開発すると発表した。合弁会社「eGTニュー・エナジー・オートモーティブ」を設立し、中国向けの小型EVを開発する。 合弁会

ハンガリー政府、EV助成措置を拡大

ハンガリー政府は8月29日、企業の電気自動車(EV)導入を促進するための助成措置について、対象を現在の1社当たり5台から35台に引き上げる方針を明らかにした。経済省は昨年、EV購入費の21%、最大150万フォリント(約4

フォードが英で環境対応車への買い替え奨励

米自動車大手のフォード・モーターは8月22日、英国で環境対応車への買い替えを促すため、旧モデルの保有者がフォードの新型車を購入する際、少なくとも2,000ポンドを値引きすると発表した。英国ではすでに独BMWなどが同様のス

ビルフィンガー―英原発の廃棄物処理設備など受注―

産業サービス大手の独ビルフィンガー(マンハイム)は22日、放射性廃棄物分野で計2件の受注を獲得したと発表した。1つは英ヒンクリー・ポイントC原子力発電所向け、もう1つはスウェーデンのオスカーシャム原子力発電所の使用済み核

ディーゼル車のハード修理を環境相が要求

ドイツ連邦環境庁(UBA)は23日、ディーゼル車の窒素酸化物(NOx)排出削減に向けて自動車メーカーが打ち出したソフトウエアのアップデートと旧型ディーゼル車の下取りプログラムを実施しても、大気汚染の緩和効果は小さく、欧州

独リドル、チェコの店舗にEV向け高速充電器を設置

ディスカウントスーパー大手の独リドルがスイス重電大手ABBと提携し、チェコの店舗に電気自動車(EV)向け高速充電スタンドを整備する。すでに第1号スタンドがプラハ南西部の店舗の駐車場で開設されており、同時に2台の充電が可能

ベラルーシ初の国産EV、試作車公開

ベラルーシ国立科学アカデミーは22日、傘下の機械エンジニアリング研究所の車両テスト場で初の国産電気自動車(EV)を公開した。計画発表から1年足らずで研究用試作車の開発にこぎつけた。今後は電気部品の最適化やパラメータの微調

三菱自、ジョージア政府に車両96台を供給

三菱自動車は22日、ジョージア政府に電気自動車(EV)「i-MiEV(アイ・ミーブ)」51台と、プラグインハイブリッドEVシステムを搭載した「アウトランダーPHEV」45台を供給すると発表した。三菱商事を通して、2018

9月1日付の主な法令改正

・カーシェアリング普及促進法が施行。自治体はカーシェア車両の駐車料金無料化や専用駐車スペースの提供など交通事情に見合った普及促進策を実施できるようになる ・掃除機の省エネ規制強化。最大消費電力は900ワット未満に。「エネ

BASF―余剰再生エネとCO2でメタノール生産、開発協業へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は24日、再生可能エネルギーで生産される余剰電力と発電所や工場が排出する二酸化炭素(CO2)を用いてメタノールを合成するための、新しい生産技術をエンジニアリング事業者の独B

フォードが英で環境対応車への買い替え奨励

米自動車大手フォード・モーターは22日、英国で環境対応車への買い替えを促すため、旧モデルの保有者がフォードの新型車を購入する際、少なくとも2,000ポンドを値引きすると発表した。英国ではすでに独BMWなどが同様のスキーム

アウディ、EV用ソーラールーフを中国企業と共同開発

独高級車大手のアウディは23日、電気自動車(EV)用ソーラールーフを中国太陽電池大手・漢能薄膜発電と共同開発すると発表した。ルーフ発電によりEVの航続距離を伸ばし、需要を喚起したい考えだ。 漢能の米国子会社アルタ・デバイ

マブチモーター、ポーランドの新工場着工

マブチモーターはこのほど、ポーランド南部のクラクフに近いボフニャに建設する新工場の定礎式を行った。同社初の欧州生産拠点で、2019年の冬に操業を開始する。23年までに400人を雇用する。 マブチモーターは新工場の整備に約

印スズロン、サラエボに風力発電パーク建設

インドの風力発電機大手スズロングループ(Suzlon)がボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボで風力発電パークの建設を計画している。複数メディアが先ごろ報じたもので、発電容量は25.2メガワット。3,050万ユーロを投じ

フォルクスワーゲン―電動マイクロバスを22年市場投入―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は19日、米カリフォルニア州で開催されたクラシックカーイベント「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」で、電動マイクロバス「I.D.バズ」の量産化方針を明らかにし

エーオン―純損益が黒字化、上期利益39億ユーロに―

エネルギー大手の独エーオン(エッセン)が9日発表した2017年1-6月期(上半期)決算の純損益は38億7,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(30億3,400万ユーロ)から大幅に改善した。核燃料税33億ユーロの還

架線ハイブリッドトラックのインフラ、シーメンスが独で受注

電機大手のシーメンスは11日、架線給電ハイブリッドトラック用の試験インフラ構築を独ヘッセン州から請け負ったと発表した。来年末から利用できるようにする計画。ドイツは架線給電ハイブリッドトラックの実用テストが実施される3番目

ソーラーワールド―創業者などが2工場買収―

5月に経営破たんした太陽電池モジュール大手の独ソーラーワールド(ボン)は8日、独東部のアルンシュタットとフライベルクにある工場をソーラーワールド・インダストリーズに売却する契約に調印したと発表した。ソーラーワールド・イン

SMAソーラー―17年業績予測引き上げ―

ソーラーインバーター大手の独SMAソーラー(ニーステタール)は1日、2017年12月期の業績見通しを引き上げた。アジア太平洋を中心に需要が旺盛で、受注残高が年初から拡大しているためで、売上高を従来予測の「8億3,000万

VWがディーゼル車下取りキャンペーン、割引額1万ユーロ超も

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は8日、旧型ディーゼル車を下取りに出してVWブランド車を購入する顧客に報奨金を出す割引キャンペーンを開始した。報奨金はディーゼル車とガソリンで2,000~1万ユーロに上り、電気自動

「ディーゼル車の走行禁止を」、行政裁が衝撃判決

独シュツットガルト市で人体に有害な二酸化窒素(NO2)の濃度が欧州連合(EU)基準を上回っているのは問題だとして環境保護団体ドイチェ・ウンベルトヒルフェ(DUH)がディーゼル車の市内走行の全面禁止を早期に実施するよう求め

上部へスクロール