証券

独グラマー、中国企業のTOBが成功

自動車シート大手の独グラマー(アムベルク)は8月28日、筆頭株主である中国の車両内装部品メーカー、寧波継峰汽車零部件が同社に実施した株式公開買い付け(TOB)で、出資比率を従来の25.56%から84.23%へと引き上げる […]

フォルクスワーゲン、自動運転ソフト会社に出資

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)は8月29日、ソフトウエア開発を手がける独新興企業FDテックの少数株式を取得すると発表した。自動運転分野のコンピテンスを強化する狙い。出資額や出資比率は明らかにしていない。 FDテ

上期財政収支481億ユーロの黒字に

国(連邦)と州、市町村、社会保険機関を合わせたドイツ全体の財政収支が今年上半期(1~6月)は481億ユーロの黒字(暫定値)となったことが、連邦統計局の発表で分かった。堅調な経済と雇用の拡大を背景に歳入が大きく伸びた一方で

グラマー―中国企業がTOBに成功―

自動車シート大手の独グラマー(アムベルク)は28日、筆頭株主である中国の車両内装部品メーカー寧波継峰汽車零部件が同社を対象に実施した株式公開買い付け(TOB)で出資比率を従来の25.56%から84.23%へと引き上げるこ

パラゴン―上期売上42%増加―

自動車部品・センサー製造の独パラゴン(デルブリュック)が21日発表した2018年6月中間期決算の売上高は前年同期比42.1%増の7,860万ユーロと大幅に伸びた。内装・外装部品、エレクトロモビリティ部門で3倍以上の増収を

アムシルク―人工クモ糸繊維の量産技術確立目前―

人工クモ糸繊維の開発を手がける独バイオ企業アムシルク(マルティンスリート)が近い将来、量産化技術を確立する見通しだ。イェンス・クライン社長が『フランクフルター・アルゲマイネ』紙に明らかにした。ファッション、自動車、航空宇

メトロ―筆頭株主ハニエルが保有株売却―

独流通大手メトロ(デュッセルドルフ)の筆頭株主である複合企業ハニエルは24日、メトロの普通株7.3%をチェコとスロバキアの投資家が新設した投資会社EPグローバル・コマース(EPGC)に売却することで合意したと発表した。メ

個人投資家のバイナリーオプション禁止、ESMAが3カ月延長

欧州証券市場監督機構(ESMA)は24日、個人投資家に対するバイナリーオプションの販売およびマーケティングを禁止する措置を3カ月延長すると発表した。ESMAは投機性の高いバイナリーオプションを巡るトラブルから個人投資家を

トルコ、米をWTOに提訴

トルコと米国の対立が激化している。トルコ政府は20日、米国が鉄鋼・アルミニウムへの関税を引き上げたことを不当として、世界貿易機関(WTO)に提訴したと発表。一方、米国もトルコで拘束されている米国人牧師が解放されなければ追

ミュンヘン再保険―4-6月減益に、災害響く―

保険大手の独ミュンヘン再保険が8日発表した2018年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益は前年同期比13.7%減の9億9,700万ユーロへと落ち込んだ。災害の保険金支払いが膨らんだことで水準が大きく押し下げられた格好。

決済サービスのワイヤーカード、時価でドイツ銀抜く

決済サービスの有力企業である独ワイヤーカードの時価総額が21日に213億ユーロへと達し、ドイツ銀行(同208億ユーロ)を抜いて市場価値が最も高いドイツの銀行となった。ネット通販市場やスマホ決済の拡大など、支払い手続きのデ

独経常黒字は今年も世界最大の見通し、日本は2位

ドイツはこれまでに引き続き今年も世界最大の経常黒字国となる見通しだ。Ifo経済研究所が20日発表した試算によると、今年の経常黒字は2,990億ドル(2,640億ユーロ)となり、2位の日本(同2,000億ドル)を大幅に上回

堀場製作所―電動車電池評価の独社買収―

堀場製作所は10日、電動車用電池や燃料電池の評価技術で定評のある独フューアルコン(FuelCon)を買収することで合意したと発表した。電動車計測事業を強化する狙い。独子会社ホリバ・ヨーロッパを通して株式100%を取得する

ボッシュ―自動運転用地図の米スタートアップに出資―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は14日、自動運転用デジタル地図の米スタートアップ企業ディープ・マップにベンチャー投資子会社ロバート・ボッシュ・ベンチャー・キャピタル(RBVC)を通して資本参加したと発表し

ボッシュ―燃料電池開発の英社と戦略協業―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は21日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)開発の有力企業である英セレス・パワーと戦略協業合意したと発表した。SOFCの量産化技術を確立する考え。 開発・生産分野で協働するほか

ランクセス―合成ゴム合弁から撤退―

化学大手の独ランクセス(ケルン)は8日、サウジアラビアの国営石油会社、サウジアラムコとの合弁会社アルランクセオから資本を全面的に引き上げると発表した。経営資源を特殊化学分野に絞り込む考えで、同合弁の保有株50%をサウジア

イノジー―英洋上風力発電をJパワー・関西電力と合弁化―

再生可能エネルギー大手の独イノジー(エッセン)は13日、英国で計画する洋上風力発電プロジェクトを電源開発(Jパワー)、関西電力との合弁事業に切り替えると発表した。提携を通して大型洋上風力発電事業を展開する戦略に基づく措置

ランクセス、合成ゴム合弁から撤退

独化学大手のランクセスは8日、サウジアラビアの国営石油会社サウジアラムコとの合弁会社アルランクセオから資本を全面的に引き揚げると発表した。経営資源を特殊化学分野に絞り込む考えで、同合弁の保有株50%をサウジアラムコに売却

アリアンツ―4-6月営業増益に、資産運用がけん引―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が3日発表した2018年4-6月期(第2四半期)決算の営業利益は29億9,700万ユーロとなり、前年同期比で2.3%増加した。資産運用部門が好調で全体をけん引。生保・健保部門の不振が相

コメルツ銀行―4-6月黒字転換、上期純益5.3億ユーロに―

独コメルツ銀行(フランクフルト)が7日発表した2018年1-6月期(上半期)決算の純損益は5億3,300万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(4億1,400万ユーロ)から大幅に改善した。比較対象の17年上半期はリストラ費

ハンガリーOTP銀、仏ソシエテのブルガリア事業など買収

ハンガリー最大手銀行のOTPは2日、仏同業ソシエテ・ジェネラルのブルガリア、アルバニア事業を買収することで合意したと発表した。競争当局の承認などを経て、今年10-12月期(第4四半期)中の手続き完了を見込む。買収価格は公

生体認証のブルガリア・バイオディット、秋にIPOを計画

ブルガリアの認証システム大手バイオディットは3日、今年9~10月にソフィア証券取引所に上場すると発表した。新規株式公開(IPO)の規模については「相当数(同社)」とし、具体的な数はまだ発表していない。 バイオディットは生

シーメンス―アプリ開発加速技術のメンディックス買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は1日、「ローコード開発プラットホーム」のパイオニア企業である米メンディックスを買収すると発表した。産業IoT事業を強化する考え。買収金額は6億ユーロ。10~12月の買収手続き完了を見

シェフラー―合弁設立で自動運転分野の技術獲得へ―

ベアリング大手の独シェフラー(ヘアツォーゲンアウラハ)は6日、ドライブ・バイ・ワイヤー技術の有力企業である独パラバン(Paravan)と合弁会社を設立することで基本合意したと発表した。自動運転に関連する分野で技術を獲得す

ダイムラー―中国でスマートEV生産か―

高級車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)が超小型車ブランド「スマート」の電気自動車(EV)モデルを中国で合弁生産する方向で交渉しているもようだ。ブルームバーグ通信が消息筋の情報として報じたもので、現地提携先である北京

ダイアログ・セミコンダクター―米同業の買収を断念―

独英資本の半導体大手ダイアログ・セミコンダクター(ロンドン)は7月31日、米同業シナプティクスの買収に向けた交渉を打ち切ったと発表した。理由は明らかにしていない。ロイター通信が内部情報として報じたところによると、買収提示

ミュンヘン再保険―投資・保険事業で脱石炭へ舵―

保険大手のミュンヘン再保険は今後、石炭関連企業への投資を見合わせる意向だ。石炭は化石燃料のなかで二酸化炭素(CO2)排出量が最も多く温暖化の最大の原因となっているためで、地球の平均気温上昇を産業革命前に比べ2度未満に抑制

独送電網への中国の出資を政府が再び阻止

政策金融機関のドイツ復興金融公庫(KfW)は7月27日、独送電網事業者50ヘルツの資本20%を政府の委託で取得すると発表した。政府は中国の国有送電会社、国家電網(SGCC)が同20%を取得しようとしたことから、これを阻止

ドイツ銀行

独銀最大手のドイツ銀行がこれまで英ロンドンの拠点でほぼ全面的に展開してきたユーロ建て有価証券の決済業務を本社所在地の独フランクフルトに部分移管する。英『フィナンシャル・タイムズ(FT)』紙の報道を受けて、同行が明らかにし

BASF―3Dプリントのマテリアライズに出資―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は19日、3Dプリンター用ソフトの有力企業であるベルギーのマテリアライズに2,500万ドルを出資すると発表した。両社の協力関係を強化して3Dプリントソフトと材料の開発・商品

BMW

高級車大手のBMWが中国のリチウムイオン電池大手、寧徳時代新能源科技(CATL)に間接出資する見通しだ。CATLのプレスリリースによると、CATLが国内外で株式を売り出した場合、BMWの中国合弁BMWブリリアンス・オート

コメルツ銀行―一帯一路支援で中国最大手銀と合意―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)は19日、中国政府が提唱する広域経済圏構想「一帯一路(BRI)」の支援に向けて中国最大手銀の中国工商銀行(ICBC)と枠組み契約を締結したと発表した。総額50億ドル規模のBRI関連

グラマー―筆頭株主がTOB成立条件引き下げ―

自動車シート大手の独グラマー(アムベルク)は18日、筆頭株主である中国の車両内装部品メーカー寧波継峰汽車零部件が同社を対象に実施している株式公開買い付け(TOB)の条件を変更したと発表した。TOBの成立に必要な持ち株比率

ABB―ロボットメーカー買収―

スイス電機大手のABB(チューリヒ)は24日、ベルギーの産業ロボットメーカー、イントリオン(Intrion)を買収すると発表した。当該事業を強化する狙い。下半期中の買収手続き完了を見込む。買収金額は明らかにしていない。

独コンチネンタルが再編、パワートレイン部門はIPO

自動車部品大手の独コンチネンタルは18日の取締役会で、組織再編計画を決議した。持ち株会社化した上で、3つの事業部門を設置。その1つであるパワートレイン部門については新規株式公開(IPO)を実施する。エルマー・デーゲンハル

仏電力大手エンジー、ルーマニアのIoT企業を買収

仏電力サービス大手のエンジーはこのほど、ルーマニアのIoT(モノのインターネット)企業フラッシュネットを買収すると発表した。エンジーの公共街路灯サービスにIoT技術を取り込むのが狙い。スマート化を目指す地方自治体の要求に

住友商事、ウクライナ農業資材販売事業に参入

住友商事は17日、ウクライナの農業資材販売会社スペクター・アグロとスペクター・アグロテクニカの2社(以下、スペクター社)を買収すると発表した。同社の株式51%を取得し、ウクライナでの農業資材直販事業に参入する。スペクター

スロベニア政府、国営銀NLBのIPOを年内に実施

スロベニア政府は13日、国営で国内最大手の新リュブリャナ銀行(NLB)の新規株式公開(IPO)を閣議決定した。年内に50%プラス1株以上を、来年中に25%プラス1株以上を売却する内容だ。クロアチアと係争中の旧ユーゴ連邦時

上部へスクロール