証券

エルリングクリンガー―中国企業と電池合弁―

自動車部品大手の独エルリングクリンガー(デッティンゲン・アン・デア・エムス)は27日、中国航空工業集団の自動車・航空機部品子会社、四川成飛集成科技(CITC)とリチウムイオン電池の分野で協業すると発表した。合弁会社を設立 […]

BASF―石油・天然ガス部門の合弁化交渉―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)とロシア系投資会社レターワンがそれぞれの石油・天然ガス事業を合弁化する方向で交渉している。ブルームバーグ通信が報じ、BASFが24日に追認したもので、成約した場合はBASF

ユニパー―フォータムのTOB提案を拒否―

独エーオンから分離する形で設立された在来型発電大手のユニパー(デュッセルドルフ)は21日、フィンランドのエネルギー大手フォータムの株式公開買い付け(TOB)提案を拒否すると発表した。同社の価値が過小評価されているうえ、事

アリアンツ―信用保険子会社を完全傘下に―

保険大手の独アリアンツは27日、取引信用保険子会社の仏ユーラーヘルメスを完全子会社化する方針を明らかにした。アリアンツは損保分野で事業強化を目指しており、8月に英同業リバプール・ビクトリア(LV)の損保部門を買収すると発

JPモルガン―フランクに新オフィス確保―

米金融大手のJPモルガンが独フランクフルト市で新たなオフィスを借り受けた。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、独拠点を大幅に拡大することになる。独法人のドロテー・ブレシング社長が従業員に宛てた文書

鉄道車両大手のシュコダ、国内投資会社が買収

チェコの投資会社PPFは25日、同国の鉄道車両製造大手シュコダ・トランスポーテーションを完全買収することで株主と合意したと発表した。契約にはシュコダへの運転資金の供給も含まれる。買収額は公表されていない。当局の承認を経て

ルーマニア樹脂建材大手、屋根材メーカーへの出資拡大

ルーマニアの樹脂建材大手テラプラスト(TeraPlast)は23日、同国の屋根材大手デパコ(Depaco)に対する出資比率を60%から67%に引き上げたと発表した。最新の金属屋根システム「グラディエーター」で急成長するデ

バルト流通最大手マクシマ、ポーランド同業を買収

バルト3国の流通大手マクシマ(Maxima、リトアニア)は24日、ポーランド同業のストクロトカ(Stokrotka)を傘下に持つエンペリア・ホールディングを買収すると発表した。来年2月末までに株式公開買付け(TOB)を実

英WPP、アサツーディ・ケイの株式売却で合意

英広告大手WPPグループは21日、米投資ファンドのベインキャピタルがアサツーディ・ケイ(ADK)に実施する株式公開買い付け(TOB)に応じることで合意したと発表した。保有するADKの全株式を1株当たり3,660円で売却す

ユニパー、フォータムのTOB提案を拒否

独エーオンから分離する形で設立された在来型発電大手のユニパーは21日、フィンランドのエネルギー大手フォータムの株式公開買い付け(TOB)提案を拒否すると発表した。同社の価値が過小評価されているうえ、事業面での相乗効果も期

SGL、炭素繊維の合弁を完全傘下に

独化学大手のSGLは24日、炭素繊維製造の合弁会社SGL AFCの株式49%を自動車大手BMWから段階的に譲り受け、完全子会社化すると発表した。炭素繊維の素材から加工品までを一手に供給するメーカーになる戦略に基づく措置。

アリアンツ―中国で不動産ファンド立ち上げ―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が中国のショッピングセンターを投資対象とする不動産ファンドを立ち上げる。同国ではネット通販市場が拡大しているものの、高級ショッピングセンターはこれに対抗して成長していくと判断したためで

ゴールドマン・サックス

米金融大手ゴールドマン・サックスは英国の欧州連合(EU)離脱後、EU事業の統括拠点を独フランクフルトと仏パリの2カ所に設置する考えだ。ロイド・ブランクフェイン最高経営責任者(CEO)が仏『フィガロ』紙に明らかにしたもので

生保の3分の1で資産運用収益が不足

ドイツの生命保険の3分の1以上が昨年、顧客に対する支払保証額を資産運用で賄えなかったことが、クローズドブック事業者ポリセン・ディレクト(Policen Direkt)の調査で分かった。歴史的な低金利を背景に、主要な運用手

墺金融大手RBI、ポーランド子会社の債権を自社に移管

オーストリアの銀行大手ライファイゼンバンク・インターナショナル(RBI)は17日、ポーランド子会社ポルバンクの外貨建て個人向け住宅債権を同社から切り離し、自社に移管する(カーブアウト)と発表した。来年5月15日までに予定

「富の再分配でなく成長政策を」=5賢人委、減税などを提言

政府の経済諮問委員会(通称:5賢人委員会)は8日、メルケル首相に提出した秋季経済予測で、堅調な経済が続く現在を政策見直しの好機と捉え、将来の課題への対策に取り組むよう提言した。「母親年金」や「63歳年金」など社会保障を重

イノジー―英販売子会社を合弁化―

エネルギー大手の独イノジー(エッセン)は8日、英国の販売子会社Nパワーを現地同業SSEの一般消費者向け事業と合併することで合意したと発表した。Nパワーは赤字が続き経営の足かせとなっていることから、合弁会社とすることで非子

コメルツ銀行―7-9月期黒字転換、資産売却などで―

独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が9日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純損益は4億7,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(2億8,800万ユーロ)から大幅に改善した。自社ビル「コメルツ銀行タワー」と

アリアンツ―7-9月期減益に、ハリケーン響く―

保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が10日発表した7-9月期(第3四半期)決算の営業利益は前年同期比17.3%減の24億7,700万ユーロと大きく落ち込んだ。ハリケーン被害で保険金支払い額が膨らんだことが響いた格好で、

ドイツ銀行

ドイツ銀行は行員数を将来的に大幅に削減するもようだ。ジョン・クライアン頭取は『フィナンシャル・タイムズ』紙のインタビューで、「わが行は9万7,000人を雇用している。競合大手の大半はその半分に過ぎない」と発言。デジタル技

コメ銀本店に立ち入り調査、違法な税還付の容疑で

ドイツの税務・検察当局がコメルツ銀行を対象に7日、立ち入り調査を実施していたことが10日、明らかになった。金融業界メディアが報じ、同行が追認したもので、「カム・エクス(Cum-Ex)」というルールを悪用した違法な税還付に

不良債権処理に関するECB指針案、欧州委が一律適用に反対

欧州委員会は10日、欧州中央銀行(ECB)が先月まとめた銀行の不良債権処理に関する新たな指針案について、ユーロ圏のすべての銀行に対して一律に貸倒引当金の増額を求めるルールを適用すべきではないとの見解を明らかにした。指針案

独エネルギー大手イノジー、英販売子会社を合弁化

独エネルギー大手のイノジーは8日、英国の販売子会社Nパワーを現地同業SSEの消費者向け事業と合併することで合意したと発表した。Nパワーは赤字続きで経営の足かせとなっていることから、合併によって非子会社化する。2018年1

バルト3国、金融市場の統合で合意

バルト3国のエストニア、ラトビア、リトアニアの財務相は6日、3カ国の金融市場を統合することで基本合意した。市場規模を拡大することで投資の活発化と経済強化、雇用創出につなげたい考えだ。EUと欧州復興開発銀行(EBRD)の協

仏政府、ルノー株の一部を売却

フランス政府は2日、仏自動車大手ルノーの全株式のうち4.7%にあたる1,400万株を売却したと発表した。仏政府は財政赤字の削減に向けて100億ユーロ規模の資産売却計画を打ち出しており、ルノー株の一部売却もその一環。政府は

コンチネンタル―ITセキュリティのアーガス買収―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は3日、車両用ITセキュリティ分野で高い技術を持つイスラエルの新興企業アーガス・サイバー・セキュリティを買収すると発表した。今後の普及が見込まれるコネクテッドカーと自動運転車

オスラム―コンチネンタルと合弁、知的自動車照明で―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は6日、自動車向けの知的照明ソリューションの合弁会社を自動車部品大手のコンチネンタルと設立することで基本合意したと発表した。両社の強みを組み合わせることで最先端の照明システムを一手に提供

タムラ製作所―独はんだメーカーを買収―

タムラ製作所は1日、ハンダ製造の独エルゾルト(Elsold)を完全買収したと発表した。非日系顧客への売上比率を30%以上に引き上げ最適なグローバル体制を構築するという中期目標に基づく措置。9月に設立した現地子会社タムラ・

ドイツテレコム―米子会社の合併が破談に―

電気通信大手のドイツテレコム(ボン)は4日、米移動通信サービス子会社TモバイルUSと、ソフトバンク傘下の米スプリントとの合併に向けた交渉を打ち切ったと発表した。合併条件で折り合いがつかなかったためと説明している。合併後の

カウフホーフ―競合カールシュタットの親会社が買収も―

オーストリアの不動産大手シグナがカナダ小売大手HBCハドソンズ・ベイ・カンパニー(HBC)に対し独デパート子会社ギャラリア・カウフホーフを買収することを打診した。シグナはカウフホーフの競合カールシュタットの親会社であるこ

ハロー・フレッシュ―IPOに成功―

食料品のインターネット販売を手がける独ハロー・フレッシュ(ベルリン)は2日、新規株式公開(IPO)を実施した。初値は10.60ユーロで、公開価格(10.25ユーロ)を3.4%上回る水準。公開益3億1,800万ユーロを米国

シリコンバレーバンク―独進出か―

ハイテク企業向けの金融サービスで有名な米シリコンバレーバンク(SVB)がドイツ市場進出の準備を進めているもようだ。3日付の経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が報じたもので、同行は現在、ビジネスに特化したSNS「リンクト

表面加工の新興企業に独2社が出資

独化学大手のBASFとヘンケルは7日、機能性化学品の新興企業、米NBDナノテクノロジーズが実施する総額800万ドルの資金調達(シリーズB)に応じ資本参加すると発表した。NBDナノが持つ表面加工分野の技術にアクセスすること

ブレグジットに対応、フランクフルト地裁で英語裁判が可能に

フランクフルト地方裁判所は2日、商事裁判をすべて英語で行う専門部を来年1月1日付で開設すると発表した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)をにらんだ措置で、係争当事者がともに希望すれば、裁判を英語で実施する。地元ヘ

バルト3国、金融市場の統合で合意

エストニア、ラトビア、リトアニアの財務相は6日、ブリュッセルで開かれた会合で、3カ国の金融市場の統合で基本合意した。市場規模の拡大を通じ、投資の活発化と経済強化、雇用創出につなげたい考えだ。欧州連合(EU)と欧州復興開発

商船三井、ヤマルLNGプロジェクトのLNG船をCOSCOと共有

商船三井(MOL)は2日、ロシア・ヤマル液化天然ガス(LNG)プロジェクトに参加する100%出資の船舶保有会社に、中国海運最大手の中国遠洋海運集団(COSCO)が資本参加すると発表した。同プロジェクトに従事するLNG船4

仏政府、ルノー株の一部を売却

フランス政府は2日、仏自動車大手ルノーの全株式のうち4.7%にあたる1,400万株を売却したと発表した。仏政府は財政赤字の削減に向けて100億ユーロ規模の資産売却計画を打ち出しており、ルノー株の一部売却もその一環。政府は

ロスネフチ、クロアチア同業INAに食指

ロシア石油最大手の国営ロスネフチが、ハンガリー同業MOLの持つクロアチアINA株に食指を動かしている。クロアチア政府がINAの経営をめぐってMOLと対立を深めているのを受けたもので、セチン社長は「クロアチア政府が新たな戦

クラリアント―ハンツマンとの合併断念―

スイス特殊化学大手のクラリアント(ムッテンツ)は10月27日、米同業ハンツマンとの合併計画を両社の合意のうえで中止すると発表した。同計画に反対する株主が株式を買い増したことで、合併に必要な3分の2以上の株主の承認を確保で

アクゾノーベル―米塗料大手アクサルタと合併交渉―

塗料大手の蘭アクゾノーベル(アムステルダム)は10月30日、米同業アクサルタと合併交渉を進めていると発表した。メディア報道を追認した格好。合併が実現すると、時価総額がおよそ270ユーロに上る巨大塗料メーカーが誕生する。来

ノバルティス―放射性医薬品の仏AAAを買収へ―

スイス製薬大手のノバルティス(バーゼル)は10月30日、放射性医薬品製造の仏アドバンスト・アクセラレーター・アプリケーションズ(AAA)を買収することで基本合意したと発表した。がん治療薬事業を強化する狙い。株式公開買い付

バイエル―純利益3.3倍に、コベストロ株売却で―

ライフサイエンス大手の独バイエル(レバークーゼン)が10月26日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純利益は38億8,100万ユーロとなり、前年同期(11億8,700万ユーロ)の約3.3倍に拡大した。9月末付で連結対象

グラマー―戦略提携先が重要決議の阻止権獲得―

自動車シート大手の独グラマー(アムベルク)は10月25日、中国の車両内装部品メーカー寧波継峰汽車零部件が同社株を買い増し、議決権比率を従来の20.01%から25.51%に引き上げたと発表した。グラマーに対してはボスニアの

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