電子、電機

ダイムラー、米でEVを生産

独自動車大手ダイムラーは21日、米アラバマ州のタスカルーサ工場でSUVモデルの電気自動車(EV)を生産すると発表した。EV、ハイブリッド車(HV)の販売強化戦略に基づくもので、同工場の近くに車載電池の生産施設も新設する。 […]

クロアチアEVメーカー、中国企業が出資

クロアチアの電気自動車(EV)メーカー、リマック・オートモビーリは19日、中国のバッテリー大手駱駝集団から出資を受けることで合意したと発表した。出資額は同国への直接投資としては過去最大規模の3,000万ユーロ。来年の発表

バイエル―ピンポイント農薬散布技術開発でボッシュと協業―

農業化学大手の独バイエル(レバークーゼン)は14日、電子機器大手の独ボッシュと3年間の研究開発協業で合意したと発表した。農薬をピンポイントで雑草にのみ散布する「スマート・スプレーイング」技術を開発する。11月にハノーバー

シーメンス―自動運転列車を最大5.5億ユーロで受注―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)が墺ウィーンの交通当局から完全自動運転列車を受注した。同当局が12日、明らかにしたもので、競合ボンバルディアに入札で競り勝った。 車両を納入するほか、保守点検も請け負う。受注総額は最大

ZF―中国IT大手と戦略協業、自動運転で―

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは12日、中国IT大手の百度(バイドゥ)と戦略協業すると発表した。中国の自動運転向けにソリューションを共同開発する。百度とはZFの競合ボッシュとコンチネンタルが自動運転分野で

ボッシュ―モビリティ・ソリューションの売上7%増に―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は12日、自動運転やコネクテッドカー、電動パワートレインなど今後の自動車の重要な技術分野を統括するモビリティ・ソリューション部門の売上高が今年は前年比7%増の約470億ユーロ

ダイムラー―急速充電の新興企業と戦略協業―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は14日、イスラエルの新興企業ストアドット(StoreDot)と戦略協業合意したと発表した。ストアドットの急速充電技術「フラッシュバッテリー(FlashBattery)」をダイ

オプテックス―駐在員事務所を独に開設―

オプテックスは13日、英国の欧州統括会社OPTEX(EUROPE)がドイツに駐在員事務所を10月1日付で開設すると発表した。ドイツ、スイス、オーストリアの3カ国で屋外用防犯センサーの販売を拡大することが狙い。営業活動を強

BASF―ソルベイのポリアミド事業買収―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は19日、ベルギー同業のソルベイからポリアミド事業を譲り受けることで合意したと発表した。一般樹脂よりも耐熱性や強度の高い工業用樹脂(エンジニアリングプラスチック)のポートフ

走行中に給電する技術、クアルコムがIAAで公開

半導体大手の米クアルコムが走行中の電気自動車(EV)に電力を供給する技術を開発した。仮に実用化されると、EV普及のネックとなっている航続距離と充電時間の問題が一気に解決されることから、注目を集めそうだ。14日に開幕したフ

車両チャージポイントが1万カ所を突破

独エネルギー水道産業連合会(BDEW)は18日、国内の電気駆動車用チャージポイントが6月末時点で約1万700カ所に達したと発表した。BDEWは現在の需要に見合うだけのインフラをエネルギー業界はすでに整備していると強調。「

キッチン家具業界売上、上期2.4%減に

独キッチン家具製造業連盟(VdDK)が18日発表した独業界の上半期の売上高(国内売上高と輸出高の合計)は前年同期比2.4%減の23億8,312万ユーロへと後退した。国内が4.2%減の14億4,110万ユーロに落ち込んだこ

欧州委が環境対応車シフト、販売比率義務化も

欧州連合(EU)の欧州委員会が有害物質を排出するエンジン車から電気自動車(EV)などの環境対応車への移行を政治主導で加速させる意向だ。環境・健康問題で大きな進歩が期待できるほか、欧州の産業競争力の維持・強化にもつながると

「外国メーカーもディーゼル車修理を」=独首相

ドイツのアンゲラ・メルケル首相は14日、フランクフルト国際モーターショー(IAA)の開幕式で講演し、ディーゼル車の窒素酸化物(NOx)排出削減に向けて自主的な修理を行うよう国外メーカーに促した。国内メーカーはすでにソフト

シーメンス―中国を自律ロボットの中核研究開発拠点に―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は14日、自律ロボットのグローバル研究開発事業を同社中国法人の主導で進めていくことを明らかにした。シーメンスの将来の成功に決定的に重要な分野で主導権を握る戦略の一環と説明している。同研

トルンプ―I4.0のデモ工場をシカゴに開設―

工作機械大手の独トルンプ(ディッチンゲン)は12日、技術センター「トルンプ・スマート・ファクトリー」を米シカゴに開設したと発表した。米国市場の開拓を強化することが狙いで、つながる工場「インダストリー4.0(I4.0)」の

独ZF、中国IT大手と自動運転で提携

独自動車部品大手のZFフリードリヒスハーフェンは12日、中国IT大手の百度(バイドゥ)と提携すると発表した。中国の自動運転向けにソリューションを共同開発する。百度とは独同業のボッシュ、コンチネンタルが自動運転分野ですでに

インフィニオン―英社に出資、音声HMI事業強化へ―

半導体大手の独インフィニオン(ミュンヘン)は7日、英同業エックスモス(XMOS)に戦略出資したと発表した。音声を利用した人間と機械の間の情報伝達(ヒューマンマシンインタフェース=HMI)分野で技術力を強化する狙い。エック

BMW―電気駆動車で攻勢、3シリーズのEVをIAAで公開―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)は7日、2025年までに電気駆動車を計25モデル投入することを明らかにした。需要の急増が予想されるうえ、電気自動車(EV)メーカーの米テスラが量産モデルの投入を開始したことを踏まえた取り

ダイムラー―全モデルでEVないしHV投入―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は11日の投資家説明会で、乗用車部門で電気駆動車を大幅に拡充する方針を明らかにした。競合BMWも同様の計画を7日に打ち出したばかり。ダイムラーは超小型車ブランド「スマート」を2

リリウム―空飛ぶタクシー開発で9000万ドル調達―

電力で動く垂直離着陸(VTOL)機の開発を手がける独新興企業リリウムは5日、事業資金9,000万ドルを調達すると発表した。5人乗り製品の開発に当て、空飛ぶタクシーとしての実用化を目指す。 VTOLは垂直に離着陸する航空機

AGCO―「フェント」の電動トラクターを来年投入―

「フェント」ブランドの農機を手がける米AGCOの独子会社AGCO GmbH(マルクトオーバードルフ)が電動トラクターを来年、市場投入する。同子会社のペーターヨーゼフ・パッフェン社長が8日、明らかにしたもので、除雪車として

ボルタボックス―今秋IPOへ―

自動車部品・センサーメーカーである独パラゴンの電池子会社ボルタボックスは11日、新規株式公開(IPO)計画を発表した。電池市場の成長を背景に受注が極めて好調なことから、今秋にも上場基準が厳しいフランクフルト証券取引所の「

ティッセンクルップ

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは14日に開幕するフランクフルト国際モーターショー(IAA)に10年ぶりに出展する。自動車部品事業が成長のけん引車となっているためで、自動車の揺れを予知して吸収するショックアブソーバー

電機業界好調、生産成長率予測引き上げ

独電気電子工業会(ZVEI)は11日、独業界の生産成長率予測を上方修正した。年初からこれまでの生産が好調なうえ、新規受注も拡大基調が続いているためで、前年比で実質1.5%増加するとしていた年初予測を同2.5%増へと引き上

モービルアイ、エストニアで自動運転車の路上試験を検討

カメラベースの先進運転支援システムを開発するイスラエルのモービルアイが、同社のシステムを搭載した自動運転車による路上試験をエストニアで実施する意向を持っていることがわかった。同国の日刊紙『エースティ・パエバレート』が先ご

露ソーラー企業のヘヴェル、現代と提携

ソーラーパネルの製造から発電所の設置・運営までを一貫して手掛けるロシアのヘヴェル・グループ(Hevel)は6日、韓国現代グループおよびロシア極東投資輸出促進庁と、ハイブリッド発電所の設置における提携で基本合意したと発表し

世界初公開が過去最高に=IAA、重点分野は電動化や自動運転

フランクフルト国際モーターショー(IAA)が14日、開幕する。「未来を経験する」をテーマに掲げた今回は自動車のあり方を大きく変える「電動化」「自動運転」「コネクテッドカー(車両のIoT化)」「情報通信技術を活用した新サー

自動運転の独仏実証道プロジェクトにルクセンブルクが参加

ドイツ交通省は8日、独仏両国の国境地域に自動運転車やコネクテッドカーの実証試験ができる道路(デジタル・テストフィールド)を整備するプロジェクトにルクセンブルクが参加することを明らかにした。フランクフルト国際モーターショー

インテル制裁めぐる訴訟、EU裁が審理差し戻し

EU司法裁判所は6日、米半導体大手インテルがEU競争法に違反したとして欧州委員会が同社に巨額の制裁金を科した問題で、欧州委の決定を支持した一般裁判所の判決を破棄し、審理を差し戻した。欧州委の決定を不服として訴えを起こした

ボッシュ―オールインワン型電動パワートレイン販売へ―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は8月31日、電気自動車(EV)とハイブリッド車(HV)向けの新たな電動パワートレインを開発したと発表した。従来の同社製品など他の電動パワートレインよりも効率が良いうえ、価格

シーメンス―ソフト開発のTASS買収、自動車向け事業強化へ―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は8月30日、シミュレーションソフトの有力企業である蘭TASSインターナショナルを完全買収すると発表した。自動車産業向けの製品ライフサイクル管理(PLM)ソフト事業を強化する狙い。シー

ヘラー―上海工場の生産能力倍増―

自動車部品大手の独ヘラー(リップシュタット)は8月30日、上海工場の生産能力を今後5年で倍増すると発表した。中国需要の拡大に対応することが狙い。ロフル・ブライデンバッハ社長は「中国は最も重要な市場の一つだ」と明言した。

機械業界専門のIoTプラットフォーム立ち上げ

塗装設備大手のデュルやIT大手のソフトウエアAGなどドイツを中心とする5社は5日、機械メーカーを対象とする産業IoT(IIoT)用プラットフォーム「ADAMOS」を立ち上げると発表した。シーメンス、SAP、ゼネラル・エレ

ビッグデータ利用の企業は6%

従業員数10人以上のドイツ企業でビッグデータ解析を行うのは5%(2015年)にとどまることが、連邦統計局の発表で分かった。ビッグデータの利用率は規模が大きい企業ほど高く、従業員数250人以上の企業では17%に上った。同5

サイバー攻撃の危機管理計画、策定企業は4割どまり

ハッカー攻撃などでITシステムがダウンした場合の危機管理計画を策定しているドイツの企業は43%にとどまることが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。同連盟のアッヒム・ベルク会長は、サイバー攻撃のリ

独ケーブルメーカーMooWa、ハンガリー新工場に着工

独ケーブルメーカーのMooWaは先ごろ、ハンガリー北部のタタにある工業団地で新工場に着工したと発表した。新工場の床面積は3,300平方メートルで、投資額は約8億フォリント(約265万ユーロ)。今年末の完成時に50人を雇用

台湾フォックスコン、チェコで大規模投資を計画

台湾の電子機器大手、鴻海精密工業(フォックスコン)は先ごろ、2018年末までにチェコで数十億コルナを投資する計画を明らかにした。同計画にはチェコ及び米国市場に投入する医療機器の生産に向けた投資が含まれるほか、従業員の新規

独ZF、電子制御部品事業を売却

自動車部品大手の独ZFフリードリヒスハーフェンは8月30日、電子制御部品、無線周波数電子機器事業を香港の電子部品大手・立訊精密に売却することで合意したと発表した。ZFは米同業TRWの買収に伴い取得した事業を立訊に転売する

独自動車部品ヘラー、上海工場の生産能力倍増

自動車部品大手の独ヘラーは8月30日、中国の需要拡大に対応するため、上海工場の生産能力を今後5年で倍増すると発表した。9月に新生産施設を着工し、来年半ばから同施設での量産を開始。その後に既存の生産施設を抜本的に改築する。

独ボッシュ、ルーマニア西部に洗濯機工場設置か

家電大手の独ボッシュが新設を計画するルーマニア工場の立地が、西部のシメリアに決まったもようだ。操車場に近い20ヘクタールの敷地に生産棟を3棟建設し、洗濯機を生産する。最大2,500人を雇用する見込み。着工や稼働の時期は公

9月1日付の主な法令改正

・カーシェアリング普及促進法が施行。自治体はカーシェア車両の駐車料金無料化や専用駐車スペースの提供など交通事情に見合った普及促進策を実施できるようになる ・掃除機の省エネ規制強化。最大消費電力は900ワット未満に。「エネ

オスラム―米ソフト会社を買収、産業用IoT事業強化へ―

照明大手の独オスラム(ミュンヘン)は23日、米国のソフト会社デジタル・ルーメンスを買収することで合意したと発表した。産業用IoT事業を強化することが狙い。買収金額は明らかにしていないものの、ロイター通信は消息筋の情報とし

BASF―余剰再生エネとCO2でメタノール生産、開発協業へ―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は24日、再生可能エネルギーで生産される余剰電力と発電所や工場が排出する二酸化炭素(CO2)を用いてメタノールを合成するための、新しい生産技術をエンジニアリング事業者の独B

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