独ケーブルメーカーのMooWaは先ごろ、ハンガリー北部のタタにある工業団地で新工場に着工したと発表した。新工場の床面積は3,300平方メートルで、投資額は約8億フォリント(約265万ユーロ)。今年末の完成時に50人を雇用し、来年に50人の追加採用を計画している。工場の暖房は地熱発電で、操業に必要なエネルギーは太陽光発電で賄う。
MooWaは2011年にタタに進出し、銅製のデータケーブル、システム部品、射出成形部品などを生産してきた。業績好調で既存の工場では手狭になったため、工業団地への移転を決めた。16年のハンガリー事業の売上高は前年比17.6%増の4億2,530万フォリント、純利益は18.42%増の4,950万フォリントだった。(1HUF=0.43JPY)