電子、電機

次世代ICEは予定通り12月運行開始

ドイツ鉄道(DB)は21日、高速鉄道の次世代モデル「ICE4」を従来計画通り12月から運行するとの声明を出した。運行開始が遅れるとした『シュピーゲル』誌の報道を否定したもので、同誌が指摘した試験運転での問題はすでに解決策 […]

痛みのない血糖値測定器、来年にも市販

針の代わりにレーザーを用いて血糖値を測定する装置をドイツのスタートアップ企業ダイアモンテック(DiaMonTech)が開発し、経済誌『ビランツ』の起業家大賞を受賞した。来年にも製品を市場投入する見通しで、糖尿病患者の生活

独電機輸出、1~4月は約10%の伸びに

独電気電子工業会(ZVEI)が26日発表した独業界の1-4月期の輸出高は前年同期9.8%増の638億ユーロと大きな伸びを記録した。新興国向けが10.3%増の216億ユーロに拡大。先進国(IMF基準)向けも9.6%増の42

チェコEV販売伸びず、優遇措置欠如が理由か

国内最大のネットショップが電気自動車(EV)の販売を開始したチェコだが、これまでのところ、EVの全体的な売れ行きは思わしくない。性能がエンジン車に追いついていないことや充電インフラの整備が進んでいないことに加え、優遇措置

墺家庭用照明大手のエグロ、ハンガリー工場を拡張

オーストリアの家庭用照明器具大手エグロは21日、ハンガリー北部にあるパーストー工場の拡張が完了したと発表した。工場棟(1万4,000平方メートル)と自動倉庫(5,600平方メートル)を新たに整備した。投資額40億フォリン

電機大手の独シーメンス、ブダペスト工場を拡張

独電機大手シーメンスの発電設備部門シーメンス・パワー&ガスは20日、ブダペスト工場で新生産棟の定礎式を行った。投資額は100億フォリント(3,200万ユーロ)で、2019年からガス及び蒸気用のタービンブレードを製造する。

フォルクスワーゲン―深層学習でエヌビディアと協業―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は27日、半導体大手の米エヌビディアと戦略協業すると発表した。機械が物事を理解するための学習方法である深層学習分野のコンピテンスを強化する。 両社は深層学習をVW

パイオニア―地図サービスでヒアと基本契約―

パイオニアとデジタル地図サービスの蘭ヒア(HERE)は26日、グローバルな地図ソリューションの実現に向けた基本契約を締結したと発表した。両社は2月に戦略提携合意して協業の可能性の検討を開始。グローバルな標準地図サービスと

EAS―経営破たん―

リチウムイオン電池セル製造の独EAS(ノルトハウゼン)が会社更生手続きの適用を裁判所に申請したことが分かった。地元紙『テューリンガー・アルゲマイネ』が報じ、管財人事務所が追認した。経営破たんに至った事情は不明。 同社は潜

シーメンス―鉄道向け予防保全サービス事業者を買収―

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は23日、鉄道メーカーと運営事業者向けのサービス事業者である豪MRXテクノロジーズ・グループを買収すると発表した。機械や部品の状態に関するデータをセンサーなどで収集・分析し故障する前に

シーメンス―三菱重工との提携模索か、ガスタービン分野で―

電機大手の独シーメンス(シーメンス)がガスタービン分野で三菱重工業との提携を模索しているとの観測が浮上している。経済誌『マネージャー・マガチン』が消息筋の情報として22日に報じたもので、開発協力から合弁化までの幅広い可能

アリアンツ

保険大手のアリアンツがドイツ本国の管理部門で今後3年間に従業員700人を削減する計画だ。『南ドイツ新聞』が報じ、同社が追認したもので、保険契約をコンピューターで処理できるようになったことから、同分野で人員整理を行いコスト

空飛ぶタクシーの試験運行、独社がドバイで実施

自動運転ドローンを用いた「空飛ぶタクシー」の試験運行をドイツのスタートアップ企業e-フォロ(e-volo)がアラブ首長国連邦のドバイで実施する。現地交通当局RTAとの合意に基づくもので、年内にもスタート。5年間にわたって

シーメンス、鉄道予防保全サービス事業者を買収

電機大手の独シーメンス(ミュンヘン)は23日、鉄道のメーカー、運営事業者向けのサービス事業者である豪MRXテクノロジーズ・グループを買収すると発表した。機械や部品の状態に関するデータをセンサーなどで収集・分析し故障する前

ボッシュが独に半導体工場、10億ユーロ投資

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は19日、同国東部のドレスデンに半導体工場を建設すると発表した。自動車とモノのインターネット(IoT)分野を中心に需要が拡大していることに対応する。投資額は約10億ユーロで、

独ロボット・自動化設備業界、7年で売上倍増

ドイツ機械工業連盟(VDMA)が20日発表した独ロボット・自動化設備業界の2016年の売上高は前年比5%増の128億ユーロとなり、これまでに引き続き過去最高を更新した。製造業の近代化需要が世界的に大きいことが追い風となっ

電線大手の伊プリズミアン、ルーマニア新工場が稼働

電線大手の伊プリズミアンは13日、ルーマニア南部のスラティナで新工場棟が稼働したと発表した。総額2億5,000万ユーロを投じて進める光ファイバー増産計画の一環で、高速通信網の整備が進む中東欧における需要拡大に対応する。

エネルギーのインフレ押し上げ効果弱まる

ドイツ連邦統計局は14日、5月の消費者物価統計の詳細を発表した。それによると、インフレ率(ドイツ基準)は前年同月比が1.5%、前月比がマイナス0.2%で速報値と変わりがなかった。エネルギーは前年同月比の上昇率が前月の5.

ボッシュ―独に半導体工場、投資額10億ユーロに―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は19日、同国東部のドレスデンに半導体工場を建設すると発表した。自動車とモノのインターネット(IoT)分野を中心に需要が拡大していることに対応する。投資額は約10億ユーロで、

ボッシュ―天津のスマートシティ計画に協力―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は20日、中国の天津市が計画するスマートシティ・プロジェクトに協力することで合意した。同分野でこれまでに培ったノウハウを提供していく。 スマートシティはモノのインターネット(

ドイツポスト―配達用EV生産でフォードと提携―

物流大手のドイツポスト(ボン)は14日、配達用電気自動車(EV)の製造子会社であるストリート・スクーターが米自動車大手フォードの欧州子会社フォード・ヴェルケと提携すると発表した。フォード「トランジット」のシャーシをベース

フォルクスワーゲン―露GAZにエンジン供給―

自動車大手のフォルクスワーゲン(VW、ヴォルフスブルク)は16日、ロシアの提携先GAZに軽商用車用エンジンを供給することで合意したと発表した。VWではエンジン車の生産が今後、減少する見通しであることから、グループ外企業へ

パーキンエルマー―独診断機器メーカーを買収―

医療・分析機器大手の米パーキンエルマーは19日、診断機器製造の独オイロイムーン(EUROIMMUN)を買収することで合意したと発表した。自己免疫疾患・アレルギー診断分野で競争力を高めるとともに、中国などの新興国事業を強化

ダイソン

白物家電大手の英ダイソンは今後1年でドイツ国内にフラッグシップ店を3カ所、開設する計画だ。マックス・コンツェ社長が経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』に明らかにしたもので、ベルリン、デュッセルドルフ、ミュンヘンの3都市が有力

自動運転開発3社連合にコンチネンタルが協力

自動車部品大手の独コンチネンタルは20日、自動運転技術の開発で提携する独BMW、米インテル、イスラエルのモービルアイの3社連合に開発パートナーとして協力すると発表した。同連合の開発パートナーとなるのは米デルファイに次いで

日置電機―独に子会社設立―

日置電機は7日、ドイツに子会社を設立すると発表した。事業のグローバル化に向けた取り組みの一環で、欧州、独立国家共同体(CIS)、中東、アフリカ地域で自社製品の販売、顧客サポート、マーケティング、アフターサービスを展開して

ボッシュ―スマート農業ソリューションを日本で開発―

独電機・ソフト大手ボッシュの日本法人は8日、スマート農業向けソリューションを開発したと発表した。トマトのハウス栽培の病害予防を目的とするもので、日本の農家の協力を受けて開発した。今月から日本で受注を開始。今後は対象をいち

カルソニックカンセイ、ルーマニアに新工場開設

カルソニックカンセイ(本社:埼玉)はこのほど、ルーマニアに新工場を設置する計画を明らかにした。首都ブカレストから50キロメートルの位置にあるプロイェシュティの拠点に新設し、2020年から自動車向け電子部品を製造する。新た

ミーレ―医療機器メーカーを買収―

白物家電大手の独ミーレ(ギュータースロー)は9日、イタリアの医療機器メーカー、ステールコ(Steelco)の過半数資本を取得し子会社化すると発表した。当該事業を強化する狙い。買収金額は明らかにしていない。買収手続きの完了

米GEの照明事業売却、ハンガリー拠点の多くが対象に

米ゼネラル・エレクトリック(GE)は12日、ハンガリー国営MTI通信に対し、同国の照明事業を売却する計画を明らかにした。同国で操業する工場の多くが売却対象となり、従業員の約半分が影響を受ける見通しだ。 照明事業のビル・レ

音速列車「ハイパーループ」、ドイツに建設か

超高速の次世代交通システム「ハイパーループ」がドイツに建設される可能性が出てきた。同システムの開発を進める米ハイパーループ・ワンは6日、欧州の建設候補9路線を発表。その1つにドイツ路線が含まれている。 ドイツ路線は国内を

電機業界受注、4月は微増に

独電気電子工業会(ZVEI)が9日発表した独電機業界の4月の新規受注高は前年同月比0.6%増と小幅な伸びにとどまった。国外受注は3.5%増えたものの、国内が2.9%減少。全体の伸びが押し下げられた。1~3月期は前年同期比

事業所委にスマホ利用の請求権はあるか

従業員の社内代表機関である事業所委員会(Betriebsrat)の活動に必要な情報・通信機器は、雇用主が提供しなければならない。これは事業所体制法(BetrVG)40条2項に明記されたルールであり、パソコンとインターネッ

クアルコムの蘭NXP買収、欧州委が本格調査

欧州委員会は9日、米半導体大手クアルコムがオランダの同業NXPセミコンダクターズを買収する計画について、EU競争法に基づく本格調査を開始したと発表した。両社の取引を認めた場合、携帯端末や自動車向けの半導体市場で公正な競争

シーメンス、産業IoT分野で印TCSと提携

電機大手の独シーメンスは6日、インドのITサービス大手タタ・コンサルタンシー・サービシズ(TCS)と産業用IoT(モノのインターネット)分野で提携すると発表した。シーメンスの産業用オープンIoTオペレーションシステム「マ

日置電機、独に子会社設立

日置電機は7日、ドイツに子会社を設立すると発表した。事業のグローバル化に向けた取り組みの一環で、欧州、独立国家共同体(CIS)、中東、アフリカ地域で自社製品の販売、顧客サポート、マーケティング、アフターサービスを展開して

カルソニックカンセイ、ルーマニアに新工場開設

カルソニックカンセイ(本社:埼玉)はこのほど、ルーマニアに新工場を設置する計画を明らかにした。首都ブカレストから50キロメートルの位置にあるプロイェシュティの拠点に新設し、2020年から自動車向け電子部品を製造する。新た

GSユアサのトルコ合弁、新工場建設で増資

自動車用バッテリー大手のGSユアサ(本社:京都)は8日、トルコの複合企業インヂ・ホールディングと展開する合弁会社インヂGSユアサ(IGYA)が新工場建設に向けて増資を実施し、1億トルコリラ(約2,500万ユーロ)を調達し

独フェニックス・コンタクト、ロシアに工場開設

産業用接続機器やインターフェース製品を製造する独フェニックス・コンタクトは先ごろ、モスクワに工場を開設した。同社にとりロシア初の生産拠点で、年間で電子部品1,400万個と電子モジュール70万セットを生産する予定。生産品目

ダイムラー―新エネ車分野で北京汽車との提携強化―

自動車大手の独ダイムラー(シュツットガルト)は1日ベルリンで、中国同業・北京汽車(BAIC)との戦略提携深化に向けた枠組み契約を締結した。電気自動車(EV)をはじめとする「新エネルギー自動車(NEV)」の分野で協力関係を

コンチネンタル―中国2社と戦略提携―

自動車部品大手の独コンチネンタル(ハノーバー)は5月31日、中国の検索エンジン大手・百度(バイドゥ)および、電気自動車(EV)の有力スタートアップ企業NIOとそれぞれ戦略提携合意した。競合ボッシュや自動車大手アウディなど

ボッシュ―百度との提携強化―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は1日ベルリンで、中国の検索エンジン大手・百度(バイドゥ)との提携強化契約に調印した。自動運転、コネクテッドカーの分野で協力関係を拡大する。調印式にはドイツのメルケル首相と中

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