電子、電機

BSHハウスゲレーテ―ポーランドに物流拠点整備―

家電大手の独BSHハウスゲレーテ(ミュンヘン)がポーランド中部ウッチに物流拠点を整備する。同国の不動産開発大手パナットーニが3月30日に伝えたもので、施設面積は7万9,000平方メートル。5月に着工し、来年初頭の開所を目 […]

ミーレ―チェコ工場を拡張、投資額9300万ユーロ―

高級白物家電大手の独ミーレ(ギュータースロー)がチェコ東部ウニチョフの生産拠点を拡張する。需要拡大への対応が目的で、25億コルナ(約9,300万ユーロ)を投じて生産棟などを新設する。新規雇用は200人。3月30日付の現地

SMAソーラー―デジタル技術に期待―

世界的なパワーコンディショナー(PCS)メーカーである独SMAソーラー(ニーステタール)が3月30日発表した2016年通期の決算は減収増益となった。売上高は9億4,670万ユーロにとどまり、前年の9億8,180万ユーロか

シーメンス―医療技術部門が米国防省から大型受注―

シーメンスの医療技術部門シーメンス・ヘルシニアーズが、米国防省との間で大型受注の枠組み契約を締結した。米国の陸・空・海軍にレントゲンなどの医療機器やメンテナンスサービスを提供する。契約期間は5年で、さらに5年延長できるオ

ソーラーワールド―リストラ強化へ―

大手太陽電池メーカーの独ソーラーワールド(ボン)は3月29日、経営再建計画を発表した。調達部門や生産部門のコスト削減などを含め、今後3年間で総コストを20%削減するとともに、生産量を30%拡大する考えで、従業員3,050

自動車業界がAIに注目、自動運転システムで

自動車業界が人工知能(AI)の利用に向けて力を入れている。なかでも自分で学ぶ「ディープラーニング」システムが注目の的だ。自動車部品大手のコンチネンタルでは同システムを利用した自動運転技術の開発に取り組んでいる。 コンチネ

住友電工とシーメンス、高電圧直流送電分野で協力

住友電工は3月27日、高電圧直流送電分野で電機大手の独シーメンスと協力することで合意したと発表した。シーメンスのコンバーター技術と住友電工の高電圧直流ケーブル技術を統合することで、最先端の総合ソリューションを顧客に低コス

日立製作所―独でIoTサービス攻勢へ―

日立製作所はドイツでIoT(モノのインターネット)技術を利用したサービスの販売攻勢をかける考えだ。東原敏昭社長が『ハンデルスブラット』紙に明らかにしたもので、顧客の獲得に向けて現在、ドイツ事情に通じたパートナー企業を模索

欧州家電各社、ポーランドでの生産拡大

欧州の白物家電各社がポーランドでの生産を拡大する動きを見せている。背景にはドイツを始めとする欧州諸国への輸出拠点としての魅力や、小型家電に対する国内需要の急増などがある。外国メーカーが相次いで工場の新設や拡充を図っている

住友電工―高電圧直流送電分野でシーメンスと協力―

住友電工は27日、高電圧直流送電の分野で電機大手の独シーメンスと協力することを取り決めたと発表した。シーメンスのコンバーター技術と住友電工の高電圧直流ケーブル技術を統合することで、最先端の総合ソリューションを顧客に低コス

電機輸出、1月は13%増に

独電気電子工業会(ZVEI)が23日発表した独電機業界の1月の輸出高は前年同月比12.9%増の151億ユーロと大きく伸びた。先進国(IMF基準)向けが11.9%増の99億ユーロ、新興国向けが15.0%増の52億ユーロと、

スマホ利用の企業が約6割に拡大

業務でスマートフォンなどの移動通信端末を利用するドイツ企業の割合が昨年の51%から今年は58%に増加したことが、情報通信業界連盟(Bitkom)のアンケート調査で分かった。同連盟エンタープライズコンテンツ管理(ECM)部

クーカ―産業ロボットで世界1位目指す―

機械大手の独クーカ(アウグスブルク)は22日、産業用ロボット事業を拡大し今後3年で競合ファナック、ABBを抜いて世界1位に浮上する目標を明らかにした。今年1月に同社を買収した中国家電大手・美的集団の販売網を活用。目標を達

パナソニック、スペイン車部品大手を子会社化

パナソニックは21日、スペインの自動車部品大手フィコサ・インターナショナルへの出資比率を69%に引き上げ、連結子会社化すると発表した。4月末までの手続き完了を予定している。 パナソニックは2015年、車載機器事業を強化す

日立製作所―生産設備融通技術を独研究所などと共同開発―

日立製作所は16日、数量や加工条件などの重要情報を秘匿したまま複数の企業が生産設備を融通できるようにする技術を独フラウンホーファ研究機構製造技術・自動化研究所、ハンガリー科学アカデミー計算機自動化研究所と共同開発したと発

ボッシュ―自動運転用AIを20年代初頭に量産へ―

自動車部品大手の独ボッシュ(シュツットガルト)は15日、ベルリンの自社イベント「ボッシュ・コネクテッド・ワールド」で、自動運転車の“頭脳”に相当するAIを2020年代初頭までに量産できるようにする方針を明らかにした。同社

BASF―研究開発用スパコンをIT大手と共同開発―

化学大手の独BASF(ルートヴィヒスハーフェン)は17日、世界最大級のスーパーコンピューターを米IT大手ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)と共同開発すると発表した。新製品の開発に要する時間とコストを大幅

マーレ―電子部品メーカーを買収―

自動車部品大手の独マーレ(シュツットガルト)は15日、車載電子部品の開発・製造を手がけるスペイン企業ナガレス(Nagares)を買収することで合意したと発表した。制御機器、パワーエレクトロニクス事業に参入する。買収金額は

古河電工―独に合弁、車向け耐高電圧巻線を生産へ―

古河電工は14日、米同業スーペリア・エセックスと共同でドイツに合弁会社「エセックス古河マグネット・ワイヤ・ヨーロッパ」を設立したと発表した。自動車の電動モーター、発電機、リアクトルに用いる耐高電圧巻線(HVW)を製造・販

ワッカー・ケミー―ウエハー子会社株を大量放出―

化学大手の独ワッカー・ケミー(ミュンヘン)は15日、シリコンウエハー子会社シルトロニックの株式630万株を機関投資家に売却し、出資比率を51.8%から30.8%へと引き下げたと発表した。売却益は3億5,200万ユーロに上

蓄電池システムの実証を日独が共同実施へ

新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は21日、大規模ハイブリッド蓄電池システムの実証事業を実施することで、独ニーダーザクセン州経済・労働・交通省などと基本合意したと発表した。再生可能エネルギー電力の利用増加に伴

「日本の電機衰退は硬直したヒエラルキーが原因」=独紙

1990年代まで世界をリードしていた日本の総合電機産業が衰退の一途をたどっていることについて、17日付の独有力紙『南ドイツ新聞(SZ)』が分析記事を掲載した。 「スターからゾンビへ」と題した同記事で執筆者のクリストフ・ナ

「日本から学ぶべき点は多い」=ハイテク業界団体

独情報通信業界連盟(Bitkom)はハノーバー国際情報通信技術見本市CeBIT(セビット)の前夜祭に当たる19日に発表したプレスリリースで、世界のハイテク企業100社のうち日本企業は28社を占め、米国企業に次いで2番目に

GEがハンガリーの販売・サービス拠点を増強

米ゼネラル・エレクトリック(GE)がハンガリーのブダペストにあるグローバル・オペレーション・センターを増強する。政府系新聞『マジャールタイムズ』が16日、ビョルン・ベルガボ同センター長の話として報じた。数百人を新規雇用し

シーメンス、墺ハンガリー系の鉄道会社から機関車受注

電機大手の独シーメンスは14日、オーストリア・ハンガリー系の鉄道会社ラーバーバーン(ROeEE/GySEV)との間で機関車の受注契約に調印した。墺APA通信によると、シーメンスが受注したのは電気・ディーゼル機関車のどちら

バング&オルフセン、チェコ事業を香港企業に売却

デンマークの高級音響機器メーカー、バング&オルフセンは13日、チェコ事業を香港に拠点を置く同業ティンファニーに売却すると発表した。チェコ子会社の全株式を1,800万ユーロで売却する。ティンファニーはチェコ東部のコプリヴニ

トランプ包囲網形成へ、CeBITで独日首相が自由貿易を擁護

国際情報通信技術見本市CeBIT(セビット)がドイツ北部のハノーバーで20日、開幕した。日本をパートナー国とした今回は安倍晋三首相が参加。製造業のデジタル化であるインダストリー4.0やあらゆる機器がネットでつながるモノの

シーメンスのガメサ買収、欧州委が承認

欧州委員会は13日、独電機大手のシーメンスがスペインの風力発電設備大手ガメサを買収する計画を承認したと発表した。シーメンスは風力発電機で世界最大手に浮上するが、同分野では強力なライバル企業が存在することから、競争上の問題

独マーレ、電子部品メーカーを買収

自動車部品大手の独マーレは15日、車載電子部品の開発・製造を手がけるスペイン企業ナガレスを買収することで合意したと発表した。制御機器、パワーエレクトロニクス事業に参入する。買収金額は非公表。 ナガレスは制御機器、電子補助

古河電工が独に合弁、車向け耐高電圧巻線を生産

古河電工は14日、米同業スーペリア・エセックスと共同でドイツに合弁会社「エセックス古河マグネット・ワイヤ・ヨーロッパ」を設立したと発表した。自動車の電動モーター、発電機、リアクトルに用いる耐高電圧巻線(HVW)を製造・販

独車部品プレー、ルーマニアにR&D拠点

独自動車部品メーカーのプレーは16日、ルーマニア北東部のヤシに研究開発(R&D)センターを開設した。まず車内コントロールパネル用の電子装置の開発に着手する。中部ブラショフ工場の開発担当者も現在の50人から徐々に

バング&オルフセン、チェコ事業を香港企業に売却

デンマークの高級音響機器メーカー、バング&オルフセンは13日、チェコ事業を香港に拠点を置く同業ティンファニーに売却すると発表した。チェコ子会社の全株式を1,800万ユーロで売却する。ティンファニーはチェコ東部のコプリヴニ

BMW―開発・新モデル投入コスト響く、営業減益に―

高級車大手の独BMW(ミュンヘン)が9日発表した2016年12月期決算の営業利益(EBIT)は93億8,600万ユーロとなり、過去最高となった前期を2.2%下回った。技術開発や新モデル投入に向けたコストが響いた格好。売上

トヨタ

トヨタ自動車とアイシン精機、デンソーのトヨタグループ3社は13日、20日に開幕する独ハノーバー国際情報通信技術見本市(CeBIT 2017)に初出展すると発表した。快適な生活や社会の課題解決に貢献するパーソナルモビリティ

クラウド利用の企業が65%に拡大

クラウドサービスを利用する企業の割合がドイツで昨年65%に達し、前年から11ポイント増加したことが、情報通信業界連盟(Bitkom)が14日に公開したアンケート調査結果で分かった。利用を計画・検討しているとの回答が18%

電機業界の16年生産高、1.2%増に上方修正

独電気電子工業会(ZVEI)は10日、独電機業界の生産高が物価調整後の実質で昨年は1.2%増加したことを明らかにした。2月の時点では1.0%増としていたが、上方修正した。今年は同1.5%の拡大を見込む。業界売上高について

ATM大手ニックスドルフ、ハンガリー工場を閉鎖

現金自動預払機(ATM)の世界的大手である米ディボールド・ニックスドルフは9日、ブダペスト近郊のジャール工場を閉鎖すると発表した。中期再編計画「DN2020」に沿うもので、グループの他工場に生産を移管する。 段階的に生産

ルーマニアの電子機器リサイクル大手、処理能力拡張

ルーマニアの電子電気機器廃棄物(WEEE)リサイクル大手グリーンWEEEは7日、新処理施設の開設、既存施設の増強に850万ユーロを投資すると発表した。現在5万トンの年間処理能力を大幅に引き上げる。 新処理施設の建設地は国

米GE、クロアチア工場に追加投資

米ゼネラル・エレクトリック(GE)がクロアチアのカルロヴァツ工場に1億6,000万クーナ(約2,150万ユーロ)を追加投資する。機械・インフラ設備の近代化を実施し、生産能力の増強を図る。 エネルギー省によると、カルロヴァ

米エマソンが露拠点拡張、石油・ガスプラント向け事業を強化

米電機大手エマソン・エレクトリックがロシア南部のチェリャビンスクにある拠点を拡張する。同国の資源産業の拡大に対応し、石油・天然ガスプラント向け製品の生産やエンジニアリングサービスを増強する。ファー最高経営責任者(CEO)

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