企業情報

ティッセンクルップ―炭素部品子会社を売却―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは19日、炭素部品子会社ティッセンクルップ・カーボン・コンポーネンツ(tkCC)を自動車部品製造の墺アクション・コンポジッツに売却することで合意したと発表した。非中核事業の整理方針に基

インフィニオン―製品価格引き上げ―

半導体大手の独インフィニオンが製品価格を引き上げる。ラインハルト・プロス社長が経済誌『ヴィルトシャフツボッヘ』に明らかにした。 同社長は「わが社はチップをすべて内製しているわけではないため、自らもコストが大幅に膨らんでい

ドイツポスト―海運事業者を買収―

物流大手のドイツポストは17日、独海運事業者J.F.ヒレブレント・グループをベルギーの投資会社コベパ(Cobepa)から買収することで合意したと発表した。海運分野で新たなノウハウを獲得するとともに、収益力を強化する狙い。

アディダス―リーボックを売却―

スポーツ用品大手の独アディダスは12日、米子会社リーボックを米投資会社オーセンティック・ブランズ・グループ(ABG)に売却することで合意したと発表した。取引価格は最大21億ユーロで、売却益の大半を株主に還元する。来年1-

ルフトハンザ―国が保有株を最大5%売却へ―

独連邦財務省傘下の財務機構(Finanzagentur)は16日、国の経済安定化基金(WSF)が航空大手ルフトハンザの保有株を一部売却し、出資比率を引き下げると発表した。コロナ禍で悪化した同社の財務が改善してきたことを踏

楽天―独社の5G通信網構築へ―

楽天は4日、独通信サービス大手ユナイテッド・インターネット傘下の1&1から5G通信網の構築を受注したと発表した。自由度の高いオープンRAN技術を用いて欧州初の完全モバイルネットワークを築く。同社が日本で培った技

バイエル―米バイオ医薬品企業を買収、最大20億ドルで―

ライフサイエンス大手の独バイエルは5日、米バイオ医薬品企業ビビディオン・セラピューティクスを買収することで合意したと発表した。医薬品開発力を強化する狙い。7-9月期中の買収手続き完了を見込む。 ビビディオンを最大20億ド

ドイツポスト―電動貨物機を発注―

物流大手ドイツポストは3日、急送便部門DHLエクスプレスが米スタートアップ企業エビエーション(Eviation)に電動貨物機「アリス」12機を発注したと発表した。アリスの調達契約を結ぶのは同社が初めて。事業活動で排出され

ルノー―EV電池用リチウム供給で独社と契約―

自動車大手の仏ルノーは2日、独・オーストラリア系のリチウム生産会社ヴァルカン・エナジー・リソーシズと電気自動車(EV)用電池に必要となるリチウムの供給を受ける契約に調印したと発表した。契約は2026年からの5年間。年6,

MAN―巻き込み事故防止システムを販売―

独フォルクスワーゲン(VW)傘下のトラック大手MANは高速道路の休憩所で4日開催したイベントで、巻き込み事故防止システム「オプティビュー」をオプション販売すると発表した。ミラーでは死角になってしまう周囲の空間をカメラとデ

シーメンス・モビリティ―ソフト会社を買収―

独電機大手シーメンスは5日、鉄道設備・車両子会社シーズン・モビリティがオランダの公共交通機関向けソフトウエア企業Sqillsを完全買収することで合意したと発表した。定期収入を安定的に確保できる事業モデルの構築に向けてデジ

ギデオン―ドイツ鉄道などから資金調達―

自律搬送ロボットを開発するクロアチアのスタートアップ企業ギデオン・ブラザーズは3日、「シリーズA」の投資ラウンドで新たに2,690万ユーロを調達したと発表した。リードインベスターは米コッホ・インダストリーズ。ドイツ鉄道グ

ティッセンクルップ―インフラ事業を売却―

鉄鋼系複合企業の独ティッセンクルップは5日、インフラ事業を独投資会社FMCベタイリグングに売却することで合意したと発表した。非中核事業の整理方針に基づく措置で、7月の鉱山機械事業売却合意に続き、さらなる事業の売却先が決ま

BASF―中国合弁で川下製品の生産能力増強―

化学大手の独BASFは5日、中国石油化工(CINOPEC)と合弁運営する南京の統合生産拠点で川下製品の生産能力を2023年から増強すると発表した。現地需要の拡大に対応する考え。生産規模は明らかにしていない。 生産能力を拡

メルク―業績予測引き上げ―

製薬・化学大手の独メルクは5日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。上半期が好調だったほか、ワクチン接種の拡大を背景に世界経済の回復が続くと予想されるためで、内部成長ベースの売上成長率を従来予測の「10

シーメンス―業績見通し引き上げ=3度目―

電機大手の独シーメンスは5日の決算発表で2021年9月通期の業績見通しを引き上げた。上方修正は3度目。売上成長率を為替と買収・売却調整後の実質で「9~11%」から「11~12%」、税引き後利益を「57億~62億ユーロ」か

アリアンツ―12月通期利益で記録更新見込む―

保険大手の独アリアンツは6日の決算発表で2021年12月期の営業利益が「120億~130億ユーロ」となり、19年12月期に記録した過去最高(119億ユーロ)を上回る見通しを明らかにした。上半期の業績が前年同期比36.7%

メトロ―キャッシュ・アンド・キャリーが日本撤退―

流通大手の独メトロは5日、日本法人メトロ・キャッシュ・アンド・キャリージャパンの事業を10月末で終了すると発表した。日本市場は細分化されているうえ、競争が厳しいことから、利益を確保しながら成長を続けることができないと判断

ヴォノヴィア―同業ドイチェ・ヴォーネンに再びTOB―

独賃貸住宅最大手のヴォノヴィアは1日、同業ドイチェ・ヴォーネンに対する友好的な株式公開買い付け(TOB)を再度、実施すると発表した。両社の合併に向けて6月から7月にかけて実施したドイチェ・ヴォーネンへのTOBは失敗したも

フォルクスワーゲン―レンタカー大手を共同買収―

独自動車大手フォルクスワーゲン(VW)は7月28日、同社が率いる企業連合がレンタカー大手の仏ヨーロッパカーを買収することで合意したと発表した。モビリティーサービスの強化が狙い。買収額は29億ユーロに上る。 VWは英資産運

コンチネンタル―ペットボトル廃材を再生、タイヤに投入へ―

自動車部品大手の独コンチネンタルは3日、ペットボトル廃材から再生したポリエステル糸をタイヤ生産に投入する計画を発表した。2050年までにタイヤをすべて持続可能な材料で生産できるようにする取り組みの一歩と位置付けている。9

BMW―利益急増、6月中間期の純益76億ユーロに―

高級車大手の独BMWが3日発表した2021年6月中間期決算の純利益は75億8,000万ユーロとなり、前年同期(3億2,400万ユーロ)の23倍に拡大した。コロナ禍からの世界経済回復のほか、引当金の取り崩しで水準が強く押し

フォルクスワーゲン―利益率見通し引き上げ―

自動車大手の独フォルクスワーゲン(VW)グループは7月29日、2021年12月期の売上高営業利益率(EBITベース)見通しを引き上げた。6月中間期の業績が好調だったためで、予測レンジを従来の「5.5~7.0%」から「6.

イザール・エアロスペース―VW親会社ポルシェSEが出資―

フォルクスワーゲン(VW)の親会社であるポルシェ・アオトモービル・ホールディングSEは7月28日、ロケットの建造と衛星打ち上げサービスを手がける独スタートアップ企業イザール・エアロスペースに出資すると発表した。イザール・

ティッセンクルップ―鉱山機械事業をFLスミスに売却―

独複合企業ティッセンクルップは7月28日、鉱山機械事業をデンマークの機械大手FLスミスに売却することで合意したと発表した。組織再編の一環。同事業の価値を3億2,500万ユーロと評価して取引を行う。1年以内の売却手続き完了

BASF―業績見通し引き上げ―

化学大手の独BASFは7月28日の暫定決算発表で2021年12月期の業績予測を引き上げた。6月中間期決算が好調だったうえ、世界経済の回復が今後も続くと予想されるためで、売上高を従来予測の「680億~710億ユーロ」から「

ビオンテック―500人を新規採用、営業部門立ち上げ―

米製薬大手ファイザーと新型コロナワクチンを共同開発した独バイオ医薬品企業ビオンテックが従業員数を大幅に増やす計画だ。事業を拡大するためで、現在、新社員500人を募集している。日曜版『ヴェルト』紙が同社への取材をもとに報じ

ドイツ銀行―4四半期連続で純益計上―

独銀最大手のドイツ銀行が7月28日発表した2021年4-6月期決算の純損益は6億9,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(7,700万ユーロ)から大幅に好転した。黒字計上は4四半期連続。組織再編の進展やコスト削減の

ドイツ鉄道―上期EBIT約10億ユーロの赤字に―

運輸大手のドイツ鉄道(DB)が7月29日発表した2021年6月中間期決算の営業損益(EBIT、調整済み)は9億7,500万ユーロの赤字だった。赤字幅は前年同期の17億8,000万ユーロから45.2%縮小したものの、依然と

ビオンテック―マラリアワクチン開発へ―

独バイオ医薬品企業ビオンテックは26日、マラリアワクチンの開発に着手すると発表した。マラリアに対しては現在、効果の高いワクチンが存在しない。優れた製品の開発に成功すればマラリア撲滅につながる可能性がある。世界保健機関(W

シュターダ―サノフィ製品を欧州20カ国で販売―

製薬大手の独シュターダは27日、仏同業サノフィと販売協定を締結したと発表した。サノフィの一般医薬品(OTC)およそ50ブランドを欧州20カ国で11月から販売する。シュターダはサノフィからOTC 13ブランドの権利を6月末

ビレロイ&ボッホ―業績回復、売上は32%増加―

食器やキッチン家具、衛生陶器の有力メーカーである独ビレロイ&ボッホが20日発表した2021年6月中間期決算の営業損益(EBIT)は3,900万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(1,000万ユーロ)から大幅に改

ヴォノヴィア―同業との合併が失敗、TOBの成立条件に届かず―

ドイツ最大の賃貸住宅会社ヴォノヴィアと競合ドイチェ・ヴォーネンの合併計画が失敗した。ヴォノヴィアは26日、合併に向けて実施したドイチェ・ヴォーネンに対する友好的な株式公開買い付け(TOB)で目標に届かなかったことを明らか

メルセデスベンツ―EVに特化、電池セル生産に再参入―

独ダイムラーの乗用車・バン子会社メルセデスベンツは22日、市場の動向によっては2030年までに内燃機関車の販売を停止し、電気自動車(EV)に特化する見通しを明らかにした。二酸化炭素(CO2)の排出規制強化を踏まえたもの。

BASF―ポルシェと協業、車載セル用正極材供給へ―

化学大手の独BASFは21日、電気自動車(EV)用電池の分野でフォルクスワーゲン(VW)の高級スポーツ車子会社ポルシェと協業すると発表した。電池セルの正極材を供給するほか、電池残材のリサイクルを引き受ける。ポルシェの電池

カスタムセルズ―ポルシェなどが出資―

リチウムイオン電池セルの開発・製造を手がける独スタートアップ企業カスタムセルズは26日、投資会社ブイスクエアド・ベンチャー、468キャピタル、高級車大手ポルシェの3社が同社の新たな出資者になると発表した。3社から得る資金

台湾積体電路製造―独に工場建設も―

半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)がドイツに半導体工場を建設する可能性が出てきた。劉徳音会長は26日の株主総会で、「ドイツを真剣に検討している」と明言した。同国の主要顧客と今後、工場について協議する

ABB―自律走行搬送ロボットのASTI買収―

スイス電機大手のABBは20日、自律走行搬送ロボット(AMR)の有力メーカーであるスペインのASTIモバイル・ロボティクスを買収することで合意したと発表した。ロボットを利用した自動化ソリューション分野でポートフォリオを拡

DMG Mori―業績予測を引き上げ、上期受注は59%増―

DMG森精機の独子会社DMG Moriは23日の決算発表で2021年12月期の業績見通しを引き上げた。6月中間期決算が好調だったうえ、好景気が下半期も続くと予想されるためで、売上高を従来予測の約18億ユーロから約19億5

ドイツポスト―ブルガリアのドローン企業と提携―

独物流大手のドイツポストDHLはこのほど、貨物輸送ドローンの製造・運用を手がけるブルガリアのドロナミクス(Dronamics)と提携契約を結んだ。ドローンを活用する当日配達ネットワークの構築・運用で協業する。来年初めにも

ネクスト・イーゴー・モバイル―ブルガリアに工場―

小型電気自動車(EV)製造の独ネクスト・イーゴー・モバイルは15日、ブルガリア北部のロヴェチに新工場を建設すると発表した。同社はギリシャとメキシコにも生産施設を設置する計画のため、工場数は現在の1カ所(独アーヘン)から4

アウディ―ハンガリー開発事業に数千万ユーロ投資―

独フォルクスワーゲン(VW)の高級乗用車子会社アウディは16日、今後2年間でハンガリーの技術開発事業に数千万ユーロを投じると発表した。VWグループのエンジンとモーターのテストをすべて引き受けられる体制を構築する。 今回の

ダイムラー―黒字転換、市場予想を上回る水準に―

自動車大手の独ダイムラーは15日、2021年4-6月期の営業損益(EBIT)が前年同期の赤字(16億8,200万ユーロ)から51億8,500万ユーロの黒字(暫定値)へと好転したことを明らかにした。市場の事前予想(41億1

シチズンマシナリー―独にテクニカルセンター開設―

シチズンマシナリーは15日、ドイツ東部にテクニカルセンターを開設したと発表した。重要販売地域と位置付ける欧州の売り上げをピーク時の2018年に比べ2割拡大する計画の一環。ショールームを活用した加工技術支援などのビフォアサ

堀場製作所―独電源装置メーカーを買収―

堀場製作所は13日、電源装置の開発・製造を手がける独ベキシマ(BeXema)を買収したと発表した。電力分野の技術をグループ内に取り込んでエネルギー分野の対応力を拡充し、顧客企業にトータルソリューションを迅速に提供できるよ

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