財布の現金でドイツ人はユーロ圏1位に
ドイツの消費者が財布に持つ現金は平均103ユーロに上り、ユーロ加盟国のなかで最も大きいことが、欧州中央銀行(ECB)のアンケート調査報告で分かった。ドイツ人の現金信仰が改めて裏付けられた格好で、無現金社会は当面、「遠い未 […]
ドイツの消費者が財布に持つ現金は平均103ユーロに上り、ユーロ加盟国のなかで最も大きいことが、欧州中央銀行(ECB)のアンケート調査報告で分かった。ドイツ人の現金信仰が改めて裏付けられた格好で、無現金社会は当面、「遠い未 […]
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が中国のショッピングセンターを投資対象とする不動産ファンドを立ち上げる。同国ではネット通販市場が拡大しているものの、高級ショッピングセンターはこれに対抗して成長していくと判断したためで
米金融大手ゴールドマン・サックスは英国の欧州連合(EU)離脱後、EU事業の統括拠点を独フランクフルトと仏パリの2カ所に設置する考えだ。ロイド・ブランクフェイン最高経営責任者(CEO)が仏『フィガロ』紙に明らかにしたもので
ミュンヘン再保険の元受子会社エルゴは2020年までにソフトウエア分野に計1億4,000万ユーロを投資する。デジタル事業を統括するマルク・クライン氏が21日の投資家説明会で明らかにしたもので、インターネット保険サービス分野
米投資大手サーベラス・キャピタル・マネジメントは15日、独銀最大手ドイツ銀行の株式3%を取得したことを明らかにした。サーベラスは独銀2位のコメルツ銀行の株式(5.01%)も7月に取得していることから、市場には同社がドイツ
ドイツの生命保険の3分の1以上が昨年、顧客に対する支払保証額を資産運用で賄えなかったことが、クローズドブック事業者ポリセン・ディレクト(Policen Direkt)の調査で分かった。歴史的な低金利を背景に、主要な運用手
独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が9日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純損益は4億7,200万ユーロの黒字となり、前年同期の赤字(2億8,800万ユーロ)から大幅に改善した。自社ビル「コメルツ銀行タワー」と
再保険世界最大手のミュンヘン再保険が9日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純損益は14億3,800万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(6億8,500万ユーロ)から大幅に悪化した。主要市場の米国を相次いで襲ったハリケ
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)が10日発表した7-9月期(第3四半期)決算の営業利益は前年同期比17.3%減の24億7,700万ユーロと大きく落ち込んだ。ハリケーン被害で保険金支払い額が膨らんだことが響いた格好で、
スイス保険大手のチューリッヒ・インシュアランス・グループは7日、ドイツの医療過誤保険事業を同業カタリーナ・インシュアランス・アイルランドに売却することで合意したと発表した。非中核事業から撤退する戦略に基づく措置で、同譲渡
ドイツ銀行は行員数を将来的に大幅に削減するもようだ。ジョン・クライアン頭取は『フィナンシャル・タイムズ』紙のインタビューで、「わが行は9万7,000人を雇用している。競合大手の大半はその半分に過ぎない」と発言。デジタル技
ドイツの税務・検察当局がコメルツ銀行を対象に7日、立ち入り調査を実施していたことが10日、明らかになった。金融業界メディアが報じ、同行が追認したもので、「カム・エクス(Cum-Ex)」というルールを悪用した違法な税還付に
ハイテク企業向けの金融サービスで有名な米シリコンバレーバンク(SVB)がドイツ市場進出の準備を進めているもようだ。3日付の経済紙『ハンデルスブラット(HB)』が報じたもので、同行は現在、ビジネスに特化したSNS「リンクト
独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が10月26日発表した7-9月期(第3四半期)決算の純利益は6億4,900万ユーロとなり、前年同期(2億7,800万ユーロ)の2.3倍に達した。法務リスク引当金や貸倒引当金が減少し
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は19日、台湾子会社の安聯人寿保険(Allianz Taiwan Life Insurance)が保有する生保契約およそ7万8,000件を現地同業の中国人寿保険(同名の中国生保会社とは
独自動車保険3位のR+Vは20日、自動運転シャトルバスの実用試験をフランクフルト国際空港で実施すると発表した。自動運転車が近い将来、実用化されることを見据えた取り組みで、包括的なデータを収集したうえで、今後の商品開発に反
米金融大手ゴールドマン・サックスが独フランクフルトで新オフィスの賃貸契約を締結した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた措置で、同市内にある現在の事務所から2019年に転出する。ブルームバーグ通信が4日に
ドイツのフィンテック業界が急速に成長しているもようだ。コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の調べによると、今年上半期のベンチャー資本調達額は計3億690万ユーロに上った。昨年通期の3億9,890万ユーロ
保険大手の伊ゼネラリは9月28日、独生保子会社ゼネラリ・レーベンスフェアジッヒャルングを来年初頭に清算する計画を明らかにした。低金利を受けて運用環境が悪化しているためで、既存契約400万件を売却する考えだ。競合の独エルゴ
ミュンヘンは世界の主要都市のなかで住宅バブルのリスクが3番目に高いことが、スイス大手銀UBSが9月28日に発表した「グローバル不動産バブル指数」で分かった。景況感の改善や歴史的な低金利、都市部の住宅不足を背景に投資資金が
ドイツ最大の自動車保険会社HUKコーブルクは26日、保険料比較サイトの利用を9月末で打ち切ると発表した。仲介手数料が高いうえ、比較サイトに対する批判も強まっているためで、10月からは自社サイトと実店舗で料金情報を提供する
ドイツ政府がコメルツ銀行(フランクフルト)の保有株を売却するとの観測が浮上している。各種メディアが報じたもので、伊ウニクレディトと仏BNPパリバが有力な売却先候補と目されている。関係各社はコメントを控えている。 政府は金
ドイツ銀行の子会社で銀行向けアプリケーションソフトを開発するDBグローバルテクノロジーは先ごろ、ルーマニアの首都ブカレストに研究開発センターを開設した。投資額は2,000万ユーロ。ベルリン、ロンドン、米ニューヨークとシリ
ドイツの欧州連合(EU)域外向け輸出に占めるユーロ決済の割合は昨年59.4%に達し、2位の米ドル決済(27.7%)を大きく上回った。その他の通貨は合わせて12.9%にとどまった。 輸入でもユーロ決済は49.4%に上り最も
独保険大手アリアンツの買収を中国の安邦保険と海航集団(HNAグループ)が打診していたもようだ。『南ドイツ新聞(SZ)』などが6日報じたもので、買収協議はすでに終了。再開の可能性はほとんどないという。関係各社は報道内容への
英国のシンクタンクZ/Yenグループが11日発表した最新の世界金融センター指数(GFCI)で独フランクフルトが11位につけ、前回(今春)の23位から大幅に順位を上げた。英国の欧州連合(EU)離脱決定を受けて国際的な金融機
ドイツ銀行のジョン・クライアン頭取は6日、銀行業界の会議で講演し、英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)で最大の利益を得る金融都市は独フランクフルトだとの認識を明らかにした。アイルランドのダブリン、蘭アムステルダム、
伊保険大手ゼネラリが実施するベルギー事業の競売入札に競合のアリアンツ(独)、バロワーズ(スイス)および投資会社シンベン(英)が応札するもようだ。ロイター通信が複数の入札関係者から得た情報として報じた。各社は報道内容へのコ
独金融監督庁(BaFin)のフェリックス・フーフェルト長官は8月30日、独外資系銀行協会(VAB)の創立35周年式典で講演し、英国の欧州連合(EU)離脱に伴いドイツに現地法人を設立したり支店を子会社化する金融機関に対し、
独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)がロンドンで資産管理事業を強化する。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据え同行をはじめとする国際的な金融機関の多くはロンドン拠点の縮小に動いているものの、中国と中東の富
保険大手の独アリアンツ(ミュンヘン)は4日、英同業リバプール・ビクトリア(LV)の損保部門を買収すると発表した。英損保事業の幅を拡大することが狙い。当局の承認を経て、LVの損保部門を合弁会社化する。 まずは同部門の資本4
独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)が2日発表した2017年4-6月期(第2四半期)決算の純損益は6億3,700万ユーロの赤字となり、前年同期の黒字(2億1,500万ユーロ)から大幅に悪化した。従業員7,000人強の
独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)が7月27日発表した2017年4-6月期(第2四半期)決算の純利益は4億6,600万ユーロとなり、前年同期(2,000万ユーロ)の23倍強へと急拡大した。コスト削減策が奏功したほか
スペイン大手銀サンタンデールがドイツ事業をスリム化する。デジタル技術を駆使した業界外企業の銀行業参入や規制強化、低金利など経営環境が厳しくなっているためで、現在300カ所以上ある独店舗を約200カ所に削減。従業員4,00
みずほフィナンシャルグループは24日、中核子会社みずほ証券がドイツの金融都市フランクフルトに新会社を設立することを明らかにした。2019年に予定されている英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた取り組み。ブレ
米金融大手シティは20日、従業員宛ての文書で、ドイツのフランクフルトにある拠点を拡大することを明らかにした。英国の欧州連合(EU)離脱をにらんだ措置。同市の既存拠点に事業免許を取得させるとしていることから、フランクフルト
英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)で最も大きな利益を得る都市を独フランクフルトと考えるドイツの金融事業者の割合は86%に上ることが、フランクフルト大学金融研究センター(CFS)のアンケート調査で分かった。2位のパ
欧州中央銀行(ECB)がドイツ銀行の二大株主である中国の複合企業・海航集団(HNAグループ)とカタールの投資家を対象に株主としての適性をチェックする調査を実施するもようだ。『南ドイツ新聞』がECBの銀行監督部署内の情報と
ITを活用した金融サービスであるフィンテックを、ドイツのインターネットユーザーの35%が利用していることが、コンサルティング大手アーンスト・アンド・ヤング(EY)の国際調査で分かった。手軽さや便利さが追い風となっており、
三井住友フィナンシャルグループは3日、欧州拠点戦略の見直し計画を発表した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を見据えた取り組みで、ドイツの金融都市であるフランクフルトに現地法人を2社設立。英ロンドンにも1法人を開
ドイツの政策金融機関KfWは6月30日、ベンチャーキャピタル(VC)子会社を設立すると発表した。スタートアップ企業と急成長段階の企業を資金支援することでドイツのイノベーション力を高める考え。連邦経済省、連邦財務省と協議し
独銀最大手のドイツ銀行(フランクフルト)がスペインの個人顧客事業を売却するために入札手続きを進めているもようだ。現地紙『エル・コンフィデンシャル』が消息筋の情報として21日報じたもので、7月18日まで応札を受け付けるとい
保険大手のアリアンツ(ミュンヘン)は23日、独事業会社アリアンツ・ドイチュラントが北ドイツの地銀子会社オルデンブルギッシェ・ランデスバンク(OLB)を米投資大手アポロ傘下の独ブレーマー・クレディトバンク(BKB)に売却す
保険大手のアリアンツがドイツ本国の管理部門で今後3年間に従業員700人を削減する計画だ。『南ドイツ新聞』が報じ、同社が追認したもので、保険契約をコンピューターで処理できるようになったことから、同分野で人員整理を行いコスト
野村ホールディングスは27日、ドイツ中部のフランクフルトに新会社を設立し、現地の証券業に関する認可申請を開始したと発表した。英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)決定を受けた措置。大和証券グループ本社も同市に現地法人
独銀2位のコメルツ銀行(フランクフルト)は23日、2017年第2四半期(4~6月)期の最終損益が赤字に転落する見通しを明らかにした。従業員の削減費用およそ8億1,000万ユーロを計上する見通しが固まったため。市場が低迷し
米金融大手ゴールドマン・サックスは英国の欧州連合(EU)離脱(ブレグジット)を受けて独フランクフルト拠点の行員数を現在(200人)の少なくとも2倍に拡大する考えだ。欧州事業を統括するリチャード・ノダ副会長が日曜版『フラン
ドイツ連邦議会(下院)は1日、企業年金強化法案を与党の賛成多数で可決した。同法案は少子・高齢化の進展を背景に公的年金を補う収入源の確保が安定した老後を過ごすうえで今後、重要性を増すことが確実になっていることを踏まえたもの
ドイツ銀行と中国の国家開発銀行(CDB)は5月31日、中国政府が主導する広域経済圏構想「一帯一路」を資金面で支援していくことなどで基本合意した。同国の李克強首相の訪独に合わせて趣意書に調印した。一帯一路関連のプロジェクト
米連邦準備制度理事会(FRB)は5月30日、ドイツ銀行に対し制裁金4,100万ドルを科すと発表した。ロシアの富裕層の資金洗浄を同行がほう助していたため。この問題では英米当局との和解で1月に約6億ユーロを支払うことを取り決