トルコの成長率、7-9月期は予想を上回る4%に

トルコ統計局(TUIK)が10日発表した2015年7-9月期の国内総生産(GDP)の実質伸び率は前年同期比4%となり、前期の同3.8%から拡大した。エコノミストは平均2.7%を予想していた。前期比(季節調整済み)では1.3%の増加。1-9月期は前年同期比3.4%増だった。

金利低下で消費が加速したことが大きく、民間最終消費支出の伸び率は前年同期の0.1%から3.4%へと大幅に拡大。政府最終消費支出も同6.6%から7.8%へと高まった。一方、総資本形成は0.5%減と振るわず、輸出も0.6%落ち込んだ。輸入は1%減だった。

7-9月期の業界別の付加価値は、製造業が1.5%、サービス業が5%それぞれ増加。農業も5%と大きく伸びた。

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