住友化学

住友化学は12月21日、新たな化学品安全性評価システムの構築に向けて独化学大手BASFと共同研究を開始することで合意したと発表した。安全な化学品の提供と動物試験を削減するシステムの構築を目指す。背景には近年、◇農薬や医薬品などの登録申請に関する規制が厳しさを増し、従来よりも精緻な安全性評価データの提出が義務づけられるようになってきた◇動物福祉の観点から動物試験を減らすよう求める声が世界的にも高まっている――という事情がある。

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