露ソラーズ、合弁ソラーズ・いすゞから資本撤退

ロシア自動車大手のソラーズは12月25日、いすゞ製トラックの輸入・製造・販売を事業とする合弁会社ソラーズ・いすゞから資本撤退すると発表した。商用車事業から資本撤退し、戦略的に重視するSUVと小型商用車(LCV)に経営資源を集中する意向を示している。

ソラーズが保有するが資本50%のうち、いすゞが29%、双日は21%を取得する。これにより、出資比率はいすゞが従来の45%から74%に、双日は5%から26%に拡大し、いすゞは同合弁を連結子会社化する。

ソラーズ・いすゞはウリヤノフスク州に拠点を置く。いすゞは同社の連結子会社化により、今後の成長が見込めるロシア市場で主体的に事業を強化することができるようになると説明し、今後さらにライナップの拡充や販売の拡大に注力する方針を示している。

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