ロシア新車販売、12月は45.7%減・15年は35.7%減

ロシアの欧州ビジネス協会(AEB)は14日、同国の2015年12月の国内新車(乗用車・小型商用車)販売が前年同月比45.7%減の14万6,963台にとどまったと発表した。15年通期の累計は160万1126台となり、前年に比べ35.7%落ち込んだ。

AEBは2016年について、政府の自動車業界に対する支援に大きな変化がないと仮定した場合、153万台にとどまるとの予想を示した。この予想は大幅に市場が落ち込んだ15年を下回る。ただ、AEBは、いつ市場が最終的に安定し、成長に転じるか不確かなままであることを踏まえた上で、前年比の減少幅は5%以下にとどまる可能性もあるとして、(大幅な2ケタ減が続いていたこれまでの傾向に比べると)状況が若干改善に向かう可能性を示唆した。

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