ノルウェー自動車部品大手のコングスベルグ・オートモーティブ (KA)は6日、中国の自動車メーカーから車載充電器(OBC)を受注したと発表した。また8日には、北米の大手自動車メーカーから自動変速機用のギアシフトケーブルを受注したと明らかにした。
中国の自動車メーカーは、KAのOBCを中国市場で販売するBセグメントの乗用車の次世代プラグインハイブリッド車(PHV)に採用する。契約期間は7年で、取引規模は総額4,900万ユーロとなる見通し。KAは中国の無錫工場から製品を供給する。2018年上半期に生産を開始する計画で、2020年に生産規模がピークに達すると見込んでいる。
自動変速機用のギアシフトケーブルは、北米市場で販売されるフルサイズのSUVモデルに採用される。契約期間は6年で、取引規模は8,200万ユーロとなる見通し。KAはメキシコ北東部のヌエボ・ラレド工場で2018年第2四半期に生産を開始する。