ポーランドのバス製造大手ソラリスは15日、イタリアの公共交通事業者Cotralからインターシティー(長距離)バス「インター・ウルビーノ」300台を受注したと発表した。取引規模は約1億1,000万ユーロ。4年以内に納車する契約であり、ソラリスは年内に122台を納車する計画。車両に加え、10年間のメンテナンスサービスも受注した。
Cotralは、ローマを州都とするラツィオ州内の公共交通機関を運営している。Cotralに納車する「インター・ウルビーノ」は、全長12メートルで、蘭DAFの「MX‐11」(出力:240kW)を搭載する。乗車定員は最大49人。
ソラリスはこれまでに、イタリアでバスおよびトローリーバスを計500台以上、納車した実績があるが、今回のような大型バスでは同社にとってイタリアで過去最大の受注規模となる。