自動車部品大手の独ボッシュは25日、燃料の節約や事故防止に役立つアクセルペダルを開発したと発表した。バイブレーションやペダルを押し戻す力を発生させることで運転手に様々な情報を直感的に伝達。燃料消費量については最大7%の節約が実現できるという。
「アクティブ・ガスペダル」と命名された同ペダルは、運転手がアクセルを強く踏みすぎて燃料を無駄に消費すると振動を発生させ、踏み込みを弱めるよう促す。また、ギヤ切り替えのタイミングも伝えるため、運転手は加速と燃料消費のバランスを最適化できる。
車載カメラやナビシステムとも連動。急なカーブが近い時や、逆走車があるときは運転手に注意を促す。運転手に送るシグナル(バイブレーションなど)の種類と強度はソフトウエアの設定で各人の好みに簡単に合わせることができるという。