農機販売でカルテルか、当局が立ち入り調査

農機の販売で違法なカルテルが結ばれていた疑いがあるとして、独連邦カルテル庁が複数の企業を対象に立ち入り調査を実施したことが、29日に明らかになった。農業商社バイヴァ(Baywa)は調査を受けた事実を認めたうえで、調査に協力していく考えを表明した。

カルテル庁によると、トラクターなどの農業機械と部品の販売でカルテルが結ばれていた疑いがある。バイヴァは内部調査で違法行為は確認されなかったとしている。

同社は農薬販売のカルテル容疑でも昨年3月に立ち入り調査を受けた経緯がある。

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