ノルウェー部品大手、北米でEPS受注

ノルウェー自動車部品大手のコングスベルグ・オートモーティブ (KA)は1月28日、同社のドライバー・コントロール・システム事業部門が北米で電動パワーステアリング(EPS)の新規受注を獲得したと発表した。契約規模は4年間で総額1,300万ユーロとなる。

今回供給するのは、KAの次世代EPSで、産業用および娯楽(レクリエーション)向けの様々なタイプのオフ・ハイウェー車に採用される予定。2017年第3四半期にカナダのグラン・メールにある工場で生産を開始する予定。

■ 欧州高級車大手からシート部品受注

KAは2月1日には、欧州の高級車大手からシートの快適性を高めるためのシステムを受注したと発表した。高級SUVのフロントおよびリアシート用にランバー・サポート・システム(乗員の腰の負担を軽減するための支え)やボルスター、マッサージシステムを供給する。

契約規模は総額2,670万ユーロとなる見通し。2017年第3四半期からポーランドのワルシャワ近郊にあるプルシュクフ工場で生産を開始する予定。今回は世界各地に出荷するグローバルサプライ契約を受注した。

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