アウトドアやビジネス用のボトル製造を手がけるスイス企業シグ(フラウエンフェルト)を中国の同業、哈爾斯(ハルス・バッキューム・コンテナズ)が買収する。スイスメディアが報じ、両社が追認したもので、買収金額は1,610万スイスフランに上る。
シグは1908年の創業。もともとは幅広いアルミ加工品を製造していたが、1980年にボトル分野に経営資源を集中した。現在は樹脂製のボトルも手がけている。中国に工場を持つ。
哈爾斯は同社を米投資会社リバーサイド・カンパニーから譲り受ける。同買収により事業の国際化とハイエンド製品の拡充を図る意向だ。