トルコ統計局(TUIK)が3日発表した1月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比で9.58%上昇し、2014年5月以来で最も高い水準となった。インフレ率の上昇は3カ月連続。過去12カ月の平均上昇率は7.87%だった。
項目別では、「宿泊・外食」が13.43%と上昇率が最も高く、「余暇・文化」(12.05%)、「食品・ノンアルコール飲料」(11.69%)、「その他の商品・サービス」(11.21%)、「アルコール飲料・たばこ」(11.17%)、「家具・家庭用品」(10.75%)も大幅に上昇した。一方、上げ幅が最も小さかったのは「通信」(2.64%)で、「教育」(6.45%)、「住居費・公益料金」(7.33%)、「運輸」(7.37%)も比較的緩やかな上昇にとどまった。