トルコ鉱工業生産、12月は4.5%増

トルコ統計局(TUIK)が8日発表した12月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で4.5%増加し、11カ月連続でプラスとなった。上げ幅は前月の3.5%から1ポイント拡大した。前月比(季節・稼働日調整済み)では0.8%の増加。

業種別では製造業が前年同月比で4.4%、電力・ガス・スチーム・空調は7.7%それぞれ増加したものの、鉱業・採石業は2.1%減少した。財別でみると、エネルギー(前年同月比9.6%増)、資本財(7.3%増)、耐久消費財(6.7%増)の上昇幅が大きかったほか、中間財が2.8%、非耐久消費財が1.1%それぞれ伸びた。

前月比では、鉱業・採石業が3.1%、電力・ガス・スチーム・空調が2.4%、製造業が0.5%増加した。財別では耐久消費財(4.8%)、エネルギー(3.5%)、資本財(0.7%)が軒並み増加した一方、非耐久消費財は横ばいで、中間財は0.3%減少した。

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