独エネルギー大手のRWEは、年末までにチェコで運営する圧縮天然ガス(CNG)スタンドを倍増させる方針だ。1億コルナ強を投資し、現在の13カ所から25カ所に増やす。CNGスタンドのない自治体からの要望に応え、チェコの各県に最低1カ所設置する。
チェコガス協会によれば、同国のCNG販売量は2014年に前年比で36.3%増加した。政府がバス車両の更新に補助金を支給するなどCNG車の普及を後押ししていることもあり、2018年のスタンド数は2014年の90カ所から18年までに150カ所に増える見通しだ。CNG車両登録総数も2015年11月の1万2,000台から2030年には25万台に拡大すると予想している。
同国ではRWEのほか、ガスプロム子会社のヴェメックス(Vemex)などがCNGスタンドを展開している。(1CZK=4.64JPY)
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