シーメンス、イランにガスタービン供給

電機大手の独シーメンスは2日、イランの重電大手マプナと包括提携したと発表した。ガスタービンを供給するほか、イランの送電網近代化に向けて協力する。シーメンスは1月にもイラン国鉄から大型受注を獲得するとの見通しを明らかにしており、欧米の経済制裁が解除された同国での事業を拡大していく。

シーメンスはマプナにFクラスのガスタービン10基と付随する発電機を供給する。第1弾としてガスタービン2基を年内にも港湾都市バンダレ・アッバースの発電所プロジェクト向けに引き渡す。

今回の合意では、マプナがシーメンスのガスタービンを最低10基、イランでライセンス生産することも取り決められた。

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