中国化学企業がスロバキアで工業団地を整備

中国の江蘇偉天化工(Jiangsu Weitian Chemical)がスロバキア西部セネツに工業団地を建設している。工事を請け負ったデベロッパー、IPECグループが先ごろ明らかにしたもので、総投資高は1,000万ユーロに上るという。

アジアの提携企業の入居を視野に入れている。オフィス物件80戸及び物流拠点を整備しており、すでに20戸を販売した。

江蘇偉天化工は2007年設立で徐州市に本拠を置く。コークスとメタノールの生産・販売が主要事業で、年間販売量はコークス300万トン、メタノール33万トン、ベンゾール5万トン、硫酸アンモニウム3万トン、コールタール15万トン。

セネツはブラチスラバの北東25キロメートルほどに位置し、高速道路D1号線が通っている。

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