セルビア政府は先ごろ、中国資本の自動車部品メーカー、Mei Ta ヨーロッパがベオグラード近郊のバリク(Baric)で新工場に着工したと発表した。投資額は6,000万ユーロで、そのうち2,270万ユーロを政府の助成でまかなう。来年7月に操業を開始し、2022年の完工を見込む。新規雇用は1,400人。
新工場は完成後の床面積が4万300平方メートルで、フォードやBMW、ダイムラー向けにエンジンマウントやターボチャージャーなどを生産する。
Mei Ta ヨーロッパはバリクに隣接するオブレノバツ(Obrenovac)に拠点を構える。セルビアでは傘下の仏ストライトグループを通じ、南部スタラ・パゾヴァにも工場を持つ。