ハンガリー、3月のインフレ率マイナス0.2%

ハンガリー中央統計局(KSH)が8日発表した3月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比でマイナス0.2%となり、前月の0.3%上昇からマイナスに転じた。市場は0.1%の上昇を予測していた。インフレ率の低下は2カ月連続。

品目別では自動車用燃料を含むその他の製品が5.7%下落し、全体を強く押し下げた。一方、アルコール飲料・たばこが2.4%、耐久消費財が1.7%、サービスが1.4%、食料品が0.7%、衣料品・靴が0.4%の幅で上昇した。燃料・電力は横ばいだった。

価格変動の激しい食品と燃料価格を除いた基礎インフレ率(季節調整済み)は1.3%で、前月から0.1ポイント縮小した。

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