独エルリングクリンガー、リチウムイオン電池モジュールの生産で提携

独自動車部品大手のエルリングクリンガーは19日、制御装置などを製造するドイツのセンサーテヒニック・ヴィーダーマン(STW)とリチウムイオン電池モジュールおよびシステムの開発・生産で協力すると発表した。ドイツで4月25~29日まで開催される国際産業見本市「ハノーバーメッセ」で最初の製品を紹介する。

両社は、高度に自動化された生産技術や信号・高電圧コンタクト技術、電圧・温度・電流の測定技術、自動車向けの製品開発に関するノウハウ、制御システム、ソフトウエア開発、バッテリーマネジメントシステム、冷却、ハウジングなどの分野で協力する。

「ハノーバーメッセ」では、電圧24~48ボルトおよび直列接続で最大1,000ボルトのバッテリーモジュールを出展する予定。両社の製品は、定置用電池、フォークリフト、電気自動車、電気トラック、可動式産業機器、海洋分野、電動スクーターなどに適している。

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