ポーランド中央統計局(GUS)が19日発表した3月の鉱工業生産指数(速報値、季節調整済み)は前年同月比で0.5%の上昇にとどまり、上げ幅は市場予測の2.7%を下回った。上昇は19カ月連続。
34業種のうち23業種で上昇した。上げ幅が最も大きかったのは「その他の輸送機械・器具」(18.3%)。家具製造(7.4%)、コンピューター・電子・光学機器(7.3%)、印刷・記録媒体(同)、衣料品(7.0%)が大きかったほか、金属製品(4.3%)、ゴム・樹脂製品(4.2%)、電気設備(3.8%)も堅調だった。一方、石炭・褐炭は14.5%減と落ち込みが目立ったほか、機械・設備の修理及び据付(8.9%減)、電気・ガス・スチーム・空調(6.1%減)、コークス・石油精製品(5.3%減)、機械・設備(2.3%減)が振るわなかった。