インフィニオン1-3月期増益に

半導体大手の独インフィニオンが3日発表した2016年1-3月期(第2四半期)決算の営業利益(調整済み)は前年同期比15%増の2億2,800万ユーロに拡大した。車載半導体と産業用パワー半導体部門が好調で、全体をけん引。売上高は9%増の16億1,100万ユーロで、売上高営業利益率は前年同期の13.4%から14.2%へと上昇した。純利益は1億8,000万ユーロで、前年同期(6,400万ユーロ)の2.8倍に拡大した。

同社は今回の決算発表で、16年9月通期の売上成長率を従来予測の11〜15%から10〜14%へと下方修正した。米ドルの対ユーロ相場が弱含んでいるためで、事業自体は好調だと強調した。売上高営業利益率は売上成長率が12%だった場合15〜16%に達するとしている。

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