独高級車メーカー、アウディのハンガリー子会社であるアウディ・フンガリア・モーターが18日発表した2015年通期決算は、売上高が2兆6,090億フォリント(約82億6,000万ユーロ)となり、前期から12%増加した。営業利益も前年から1億300万ユーロ増の4億2,600万ユーロと大きく伸びた。
同社はフォルクスワーゲン(VW)グループにエンジン、親会社のアウディに完成車を供給。売り上げのほぼ全額を輸出で稼ぎ出した。輸出高のうち78%はドイツ向けだった。
昨年は政府助成金18億6,100万フォリントを受け取った。用途の内訳は工場の刷新が10億フォリント、従業員の研修が1億5,100万フォリント、研究開発(R&D)が7億1,000万フォリントだった。