伊自動車部品大手マニエッティ・マレリは5月30日、中国の広州南沙区に建設していた新工場を稼働させた。自動車用のサスペンションシステムとペダルシステムを生産する。
新工場の面積は2万7,000平方メートルで、うち、生産施設の面積は1万7,000平方メートルを占める。新工場はフル稼働でサスペンションシステムを年約22万台分、ペダルボックスを年約10万台分生産する能力を持つ。従業員数は当初、約60人でスタートする。
同社はサスペンションシステムの生産を標準化している。新工場の開設により、欧州、ブラジル、中国の世界3拠点で同じタイプの製品を同じ水準の品質で生産できる体制が整った、と説明している。