ポーランド中央統計局(GUS)が先ごろ発表した4月の失業率は9.5%となり、2008年12月以来の低水準となった。前年同月の11.1%からは1.6ポイント、前月からは0.5ポイント改善した。
総失業者数は152万2,000人で、前月から7万9,000人減少した。前年同月は178万人だった。
労働・社会政策省のスタニスラフ・スウェド副大臣は、失業率の改善は今後も続き、年末までに9%を割るとする見通しを示した。一方、地域によって失業率にバラつきがあるため、同率が2ケタを超える地域を対象に重点的に雇用政策を実施する考えを明らかにした。