エアバス防衛電子機器部門の売却、欧州委が認可

欧州委員会は6日、欧州航空宇宙・防衛大手エアバス・グループが防衛電子機器部門エアバス・ディフェンス・エレクトロニクスを米投資会社コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)に売却する計画を承認したと発表した。

エアバスは3月、欧州各国の防衛予算削減による経営環境悪化に対応するため、軍事用レーダー、通信システムなどを手がける同部門をKKRに11億ユーロで売却することで合意していた。

これに関して欧州委は、KKRが対象事業を手がけておらず、競争上の問題がないため、同取引を簡易審査で承認した。

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