ダイムラー、モスクワ圏に新工場建設か=独紙

独自動車大手のダイムラーは、ロシアのモスクワ圏にメルセデスベンツの乗用車を生産する新工場を建設する計画のもようだ。6月15日付の独経済紙『ハンデルスブラット』が報じたもので、ダイムラーは同紙に対し交渉中であると認めた。

同紙によると、新工場は部品を輸入して組み立てる方式のノックダウン工場で、生産能力は年3万台となる見通し。ダイムラーは新工場の建設により、輸入関税を抑えるとともに、国営企業への販売を強化する意向という。同紙では、新工場の建設投資を約2億ユーロと見積もっている。

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