トルコ統計局(TUIK)が先ごろ発表した4月の鉱工業生産高(稼働日調整済み)は前年同月比で0.7%増加し、15カ月連続でプラスとなったものの、上げ幅は前月の2.9%から2.2ポイント縮小した。前月比(季節・稼働日調整済み)では1.1%の減少。
業種別では、製造業が前年同月比で0.6%、電力・ガス・スチーム・空調が3.5%それぞれ増加した一方、鉱業・採石業が4.5%減少した。財別でみると、非耐久消費財(4.3%増)、エネルギー(2.9%増)が伸びたが、耐久消費財は3.0%減少した。また、中間財は1.5%増加、資本財は5.8%減少した。
前月比では、電力・ガス・スチーム・空調が1.8%増となったものの、製造業が1.3%減、鉱業・採石業が5.0%減となった。財別では資本財が3.7%、耐久消費財は3.2%、中間財は0.7%、エネルギーは0.2%それぞれ減少した。非耐久消費財は横ばいだった。