独レオニ、PSAの契約継続

独電線大手のレオニは6月23日、仏自動車大手PSAグループから2件の大口契約継続で総額5億ユーロの新規受注を獲得したと発表した。2018年10月からDSブランドの次期モデルとプジョーの「208」および「2008」の次世代モデルにワイヤリングシステムを供給する。

今回の受注は、デザイン、製品開発、納品を含む包括的な内容で、レオニの製品が採用されたモデルがライフサイクルを終える2026年まで供給する。

欧州向けの製品は、北アフリカと東欧の工場で生産する。今回の受注により、レオニは将来、PSAグループのモロッコ工場の主要サプライヤーとなる。また、レオニは、中国、南米、ロシアにも拠点を持つが、PSAはこのうち2市場で「208」と「2008」の次世代モデルを初めて投入する計画という。

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