独デパート大手のカールシュタット(エッセン)は5日、ベルリン北部のショッピングセンター「テーゲルセンター」に店舗を開設すると発表した。新店舗開設は30年ぶり。同社はこれまで、経営不振を受けて事業を縮小してきたが、業績回復のメドが立ったことから拡大へと転じる考えだ。
テーゲルセンターは1972年にオープンした。現在は抜本的な改修を行っており、カールシュタットは2018年までに入居する。売り場面積は8,800平方メートル。
シュテファン・ファンダール社長は、今年度はようやく収支トントンを確保できる見通しだと指摘。ベルリンの新店舗開設でカールシュタットは新たな時代に入ると強調した。