電気駆動車の購入補助金、11日までに718件の申請

ドイツ連邦経済・輸出管理庁(BAFA)は7月11日、今月2日から受付を開始した電気駆動車(エレクトロモビリティ)の購入補助金に対する申請が11日時点で718件に達したと発表した。

これまでのところ、メーカー別ではBMWが最も多く、ルノー、フォルクスワーゲン(VW)が続く。モデル別ではルノーの電気自動車「ゾエ」が計184件(すべてのバリエーションを含む)で首位となっており、BMWの電気自動車「i3」(127件)、BMWのプラグインハイブリッド車「225xe」(80件)の順となっている。

今回の助成プログラムは、2016年5月18日以降に購入契約またはリース契約を結んだ車両で、ベースモデルの小売り希望価格(税抜き価格)が6万ユーロ以下のモデルが対象となる。ゼロエミッション車である純粋な電気自動車(BEV)と燃料電池車(FCEV)に4,000ユーロ、走行1キロメートルあたりの二酸化炭素(CO2)排出量が50グラム以下のプラグインハイブリッド車(PHEV)に3,000ユーロを助成する。

財源は連邦政府と同プログラムに参加する自動車メーカーが折半負担する。助成期間は最長で2019年までだが、連邦政府の当該予算(6億ユーロ、少なくとも30万台分)を消化した段階で終了する。

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