ZSW

ドイツ南部のウルムにあるバーデン・ヴュルテンベルク太陽エネルギー水素研究センター(ZSW) で7月15日、ZSW敷地内に建設した水素燃料供給スタンドの稼働式典が行われた。この水素スタンドはドイツ水素・燃料電池国家組織(NOW)が運営するプロジェクト「クリーン・エネルギー・パートナーシップ(CEP)」の一環として、独自動車大手のダイムラー 、独産業ガス大手のリンデ 、仏石油大手のトタル、ZSW が共同で整備した。ドイツには現在、21カ所の水素スタンドが完成しており、うち7カ所がバーデン・ビュルテンブルク州にある。同州ではさらに5カ所を建設する計画がある。また、既存の水素スタンドは、ベルリン、ハンブルク、ライン/ルール地域、シュツットガルト、ミュンヘンの都市部の人口約600万人が利用できる状況にあり、8,000台以上の燃料電池車約に対応できる貯蔵容量を確保している。

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