臨床検査機器のアークレイ、ロシア工場を拡張

臨床検査機器大手のアークレイ(本社:京都)は26日、ロシア工場の拡張を終え、新たに尿検査試薬の生産を開始したと発表した。ロシアや近隣諸国の需要拡大を見込み、生産品目の拡充で事業強化を図る。

ロシア工場は指定学術都市であるモスクワ州ドゥブナの経済特区にある。2013年以来、ロシア市場向けに血糖自己測定器・専用センサーの開発・製造を行ってきた。

アークレイではロシアや近隣諸国の市場成長を見込み、現地生産品目の拡充を通じて迅速かつ安定的に製品を供給する態勢を整える方針だ。

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